このエントリーをはてなブックマークに追加
SEOTOOLSロゴ画像

SEOTOOLSニュース 

SEOに関連するニュースリリースを公開しております。
最新のサービス情報を、御社のプロモーション・マーケティング戦略の新たな選択肢としてご活用下さい。

ソマリア:依然と続く人道危機――MSFの患者800人の証言




暴力・避難・食糧難――ソマリアにおける人道危機は依然として続いている。国境なき医師団(MSF)は、ソマリアおよびエチオピアの難民キャンプにある、MSFの医療施設の患者800人余りから、過去15カ月にわたり聞き取った証言を報告書にまとめた。「声を聴いて:人道危機に生きるソマリア人」と題された同報告書で、患者たちは、変わることのない窮状と、生き延びるために最低限の食糧、医療、暴力からの保護が必要だと訴えている。

2012年2月、ソマリアの飢餓は克服されたと宣言され、政府と国際社会はこの国の将来の発展のために、治安向上と国土開発に主に注力している。MSFのソマリアでの活動責任者ジョー・ベリボーは「状況が改善した地域もあるものの、大勢の人びとが今もなお激しい暴力にさらされ、緊急・救命援助を必要としていることを忘れてはなりません」と指摘する。

今回、聞き取り調査の対象となったソマリア人の半数以上がいまだ避難生活にあると答えており、その約半数が暴力にあった経験や襲撃への不安を述べている。また、3分の1の人びとは避難生活が食糧難の主な要因になっていると回答している。

ジュバ川下流地方出身の女性(25歳)は「安全、食べ物、人間らしさや自由の欠如、家族の離散はこの世界で最もつらいことです。私もこれまで、10回以上避難を繰り返してきました。夫は襲撃に遭って亡くなり、2人の子どもたちは私が食べ物をあげられなかったために亡くなりました」と語っている。

報告書では、ソマリア中南部では依然として広い地域で人道援助が最優先事項であること、また、その援助はいかなる政治的意図の影響も受けるべきではないことが強調されている。

________________________________________________________________________________

MSFは1991年からソマリアで継続的に活動。同国における活動プログラムにはいずれの国の政府や機関からも資金提供を受けていない。過去2年間は情勢不安とMSFスタッフを標的とした襲撃事件のため、活動規模を縮小しているものの、現在も国内10地方および隣国ケニア・エチオピアで多くのソマリア人を対象に救命医療を続けている。

2011年10月13日、MSFのスペイン人スタッフであるモンツェラット・セーラとブランカ・ティエボーが、ソマリア人難民の滞在するケニア・ダダーブ難民キャンプで拉致された。MSFは2人が依然ソマリア国内で拘束されているとみており、無条件解放を求めている。
PRTIMESリリースへ
SEOTOOLS News Letter

SEOに役立つ情報やニュース、SEOTOOLSの更新情報などを配信致します。


 powered by blaynmail
SEOTOOLSリファレンス
SEO対策
SEOの基礎知識
SEOを意識したサイト作り
サイトマップの作成
サイトの登録
カテゴリ(ディレクトリ)登録
カテゴリ登録(モバイル
検索エンジン登録
テキスト広告
検索連動型(リスティング)広告
プレスリリースを利用したSEO


TOPへ戻る