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静電容量式（※1）を採用し、業界最高クラスの精度（※2）を実現
カーエレクトロニクス機器に最適な「2軸加速度センサ　GS2」を新発売


パナソニック電工株式会社は静電容量式を採用し、オフセット温度特性が±38mg（Typ.） （※3）と業界最高クラスの精度を実現した「2軸加速度センサ　GS2」を2009年7月1日より発売します。
　優れたオフセット温度特性により、様々な環境下で使用されるカーナビゲーションや、カーセキュリティーなどのカーエレクトロニクス機器に最適です。

　カーナビゲーション市場では、2005年10月に発売した「1軸加速度センサ」で実績がありますが、近年カーナビゲーションは「高機能据置型」と簡易で安価な「ポータブル型」の2極化傾向。特に、高機能据置型では、高速道路と一般道路の判別による位置精度向上、センサの設置方向に対する取付自由度の向上など、高付加価値化が求められています。
　またカーセキュリティー市場においては、90年代以降、西欧諸国やBRICｓなど新興国を中心に高級車の盗難が増加傾向。その対策としてセキュリティ機能を強化した自動車への保険料率割引等の優遇措置が導入されるなど、窃盗防止の為に、ジャッキアップなどの微小な傾斜を検知して通報するカーセキュリティー機能の需要は今後も増加すると見られます。
　今回、こうしたニーズに対応する高精度・高感度・高信頼性を先進のMEMS技術により実現。高機能タイプカーナビゲーションやカーセキュリティー機器の更なる高付加価値化に貢献します。
　また、建機・農機・福祉関連車両などにおいても傾斜検知による乗員と車輌の安全性確保に対するニーズ、また水準器をはじめとした計測器など精密な傾斜検知を必要とするニーズに対しても用途拡大が期待できます。


製品名 ： 2軸加速度センサ　GS2
サイズ（mm）： 6.2×8.5×1.6
発売日 ： 2009年７月１日
希望小売価格 ： オープン価格
販売目標　： 10万個/月 （2012年度）


■ 主な特長

（1） 高精度・高信頼性：オフセット温度特性±38mg(Typ.)
（2） 高感度：1V/g・1.333V/g（電源電圧5V品の場合）
（3） 小型サイズ（6.2×8.5×1.6mm）で機器の高機能化や小型化に貢献


■ 主な用途

（1） カーエレクトロニクス
・ カーナビゲーション(傾斜検知)
・ カーセキュリティー（傾斜検知、振動検知による盗難防止）
・ ドライブレコーダー（衝撃検知）
（2） 船舶、特殊車両用
・ 船舶用GPS、魚群探知機、福祉関連車両、電動カートなどの傾斜検知
（3） その他
・ 計測機器（水準器・軽量器）、プロジェクタなどの傾斜検知


※1： 加速度印加による、センサチップ内の櫛歯電極間の静電容量の変化を電圧に変換して出力する方式
※2： オフセット温度特性において　2009年6月30日現在、パナソニック電工調べ
※3： Typ.とは代表値のこと。保証値（最大値）は55mg。加速度単位の「g」は、9.8m/S2を意味します。


■ お問い合わせ先
パナソニック電工株式会社　制御機器本部　営業企画部
TEL　06-6908-1131（大代表）　受付（平日のみ）8：45-17：30
制御機器本部サイト　http://panasonic-denko.co.jp/ac/j/index.jsp
加速度センササイト　http://panasonic-denko.co.jp/ac/j/control/sensor/equipment/index.jsp