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「鬼伝説のまち、福知山」ポスター完成! 約2000本の中から選ばれたキャッチコピー「まちおこしを、人まかせにしない。」を、広告界の巨匠・副田高行さんがデザイン! 葛飾北斎のユーモラスな鬼の絵にも注目!




[画像1: https://prtimes.jp/i/53572/82/resize/d53572-82-6915f329112ccf3028d3-0.jpg ]

京都府福知山市は、月刊「ブレーン」によるキャッチコピーの公募企画「C-1グランプリ」とコラボして制作した「鬼伝説のまち、福知山」のポスターを発表します。
大江山酒呑童子伝説があり、鬼にまつわるPR企画を多く展開する福知山市ならではのお題「鬼伝説のまち」で、昨夏にキャッチコピーを募集。全国からの応募総数1975点の中からグランプリに選ばれたのは、船越一郎さん(共同企画)作「まちおこしを、人まかせにしない。」です。
C-1グランプリ初の試みとして、このコピーをポスター化。著名な広告を多数手がけるアートディレクター副田高行さんがデザインし、葛飾北斎のユーモラスな鬼が登場するポスターが完成しました。
ポスターは、福知山市内の「日本の鬼の交流博物館」や図書館、東京の永田町駅に掲出。この企画の裏側を伝える福知山市のnote記事も公開し、2月2日の「鬼鬼の日」から始まる「鬼鬼祭」をさらに盛り上げます。


▼C-1グランプリ 「鬼伝説のまち、福知山」
グランプリ
まちおこしを、人まかせにしない。
作:船越一郎さん(共同企画)

▼審査員・公庄仁さんコメント(コピーライターなど/本企画の企画・審査/東京と福知山の二拠点で活動)
「人まかせにしない」などと、真面目な顔で言っておきながら、実は「まちおこしが鬼頼み」となっている構図に思わず笑ってしまい選んだのですが、時間が経つにつれて、広報やまちづくりに主体的に取り組む福知山市にとって、「まちおこしを、人まかせにしない。」という文字通りの意味が、いがいと合っているかもしれない、という気がしてきました。
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全文は「noteふくちやま」へ!
「鬼のまち福知山がクリエイティブ誌に登場。全国からなぜか約2000本のキャッチコピーが集まる。」
https://fukuchiyama-city.note.jp/n/n6762a9d10d01
*公庄仁さんと、福知山市役所シティプロモーション係職員が、審査を行いました。

▼副田高行さんコメント
〈制作の意図〉
今回のポスターを制作するにあたり、私がおもったこと。
一般的に鬼は、恐ろしい存在。そもそも鬼は、人がつくりだした
想像上のいきもので、実体がない。全国各地にいろいろな
鬼がいて。大江山に棲む酒呑童子も、恐ろしい鬼だ。
そんなネガティブなイメージを、払しょくしたいと考えた。
が、単にオモシロイ、というのではいけない。
パッと興味がひかれるものがよろしい、とおもった。
C-1グランプリで公庄仁氏により選ばれたのは、
「まちおこしを、人まかせにしない。」であった。このコピーで
デザインを考えると。ビジュアルはやはり 「鬼」がいい、とおもった。
鬼がこのコピーを語っている、と。そこで、いろいろな鬼をさがすなかで
葛飾北斎の鬼にであった。北斎画伯が描く数おおくの
恐ろしい鬼のなかに、ユニークな絵をみつけた。文字を
組み合わせて描く「文字絵」の教本のなかの鬼。絵手本の
絵なので、ユーモラスでふしぎな鬼の絵なのだ。
あまりみたことのないユニークな絵(北斎のあそび心でもある) だ。
この北斎の絵は、脇に配した歌の文字を組みあわせて
いくとなんと鬼の絵ができあがる、というもの。
だからか、どことなく未完成な印象をあたえる絵だ。
「まちおこしを、人まかせにしない。」 というコピーを語るに
ふさわしい鬼である、とおもうのだ。これをみた人が、
おもわずニンマリする。たのしくユーモラスな「鬼伝説のまち」
のポスターに仕上がった、とほくそ笑んでいる。
(AD 副田高行)

プロフィール
副田高行(そえだ たかゆき) 1950年生まれ。アートディレクター。スタンダード通信社、サン・アド、仲畑広告制作所を経て、副田デザイン制作所設立。主な仕事としてシャープ、サントリー、TOYOTA、earth music&ecologyなど。数多くの広告賞を受賞。

▼ポスター掲出先
[画像2: https://prtimes.jp/i/53572/82/resize/d53572-82-366bc08fa7a32c9695b9-1.jpg ]

日本の鬼の交流博物館(福知山市)
福知山市立図書館・中央館(福知山市)*2023年2月2日〜12日
東京メトロ永田町駅(東京都)*2023年2月5日まで(予定)*都道府県会館地下通路

〇C-1グランプリとは?
東京コピーライターズクラブ(TCC)と広告クリエイティブの専門誌である月刊「ブレーン」が組んで、コピーの可能性を引き出すために立ち上げた企画、それが「C-1グランプリ」。TCCの会員が月刊「ブレーン」誌上で毎号テーマを出題し、応募作品を審査。年齢・経歴・プロ・アマ問わず、コピー1本で競い合う読者参加型のコピーバトルです。
C-1グランプリに自治体が参加するのは初。さらにグランプリをポスター化して掲出するのも初の試みです。
賞の詳細は、月刊「ブレーン」(宣伝会議)2023年1月号に掲載されています。



鬼のまち福知山―大江山鬼伝説・酒呑童子・源頼光―



[画像3: https://prtimes.jp/i/53572/82/resize/d53572-82-98ab05a581b7438885ec-6.jpg ]

戦国武将の明智光秀が福知山城やまちの礎を築いた京都府福知山市。府北部に位置し、光秀公を「神」として祀る御霊神社や一級河川の由良川、平安時代のヒーロー・源頼光と最強の鬼・酒呑童子の鬼退治伝説の舞台である「鬼の聖地」大江山など、豊かな歴史や文化が今も多く残っています。
光秀が主人公の大河ドラマ『麒麟がくる』をきっかけに「明智光秀のまち」として全国区の注目を集める福知山市は、今、アニメ作品を契機とした鬼ブームの影響で「鬼のまち」としても注目を集めています。2月には、「節分で追われる鬼たちよ、集まれ!」をコンセプトに、2月2日を「鬼鬼(0202)の日」と名付け、月末までを「鬼鬼祭」として、鬼づくしのイベントを展開します。

■福知山市「鬼のまち」ページ
https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/site/promotion/oni.html
■福知山市「鬼鬼の日」「鬼鬼祭」
https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/site/promotion/onioni.html
■鬼アニメ「転生したら鬼退治を命じられました」
https://www.youtube.com/watch?v=VfMvHK3vL3o
*Web公開は2月28日まで
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