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小さな命を守るドナーミルクの安全性・有効性を伝え、利用への抵抗感を低減させる『ドナーミルクご利用家族向け・情報Book』が完成

「ピジョン ちいさな産声サポートプロジェクト」のサイトよりダウンロード可能

ピジョン株式会社(本社:東京、社長:北澤 憲政)は、母乳バンク支援活動の一環として、小さく生まれた赤ちゃんのためのドナーミルクに対して抱く利用への抵抗感を軽減するため、『ドナーミルクご利用家族向け・情報Book』を制作し、2022年6月4日(土)に開催された医療従事者向け「第5回 母乳バンクカンファレンス」にて、冊子完成を発表いたしました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/48454/85/resize/d48454-85-7df4d5fbab96796576e6-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/48454/85/resize/d48454-85-3946dad9ff0020cbb1aa-1.png ]

2021年に当社で行った「母乳バンクに関する意識調査」※1において、プレママ・ママがドナーミルクの利用に対して「抵抗がある」と答えた割合は、57.6%と高いことが分かりました。そこで、ドナーミルク利用への抵抗感は何から生じるのか把握するため、一般社団法人日本母乳バンク協会主催で、当社が運営事務局となり、「ドナーミルクを利用された赤ちゃんとご家族の座談会」※2を昨年11月開催し、以下4点が明らかになりました。



ドナーミルク使用を短期間で判断しなければならない中、多くのご家族がゼロから情報収集を行っていた。
ドナーミルクの安全性・必要性・栄養面への不安や疑問を抱いていた。
自分の母乳をあげられないことへの複雑な想いを抱くママからは、さく乳への支援を求める声があった。
ドナーミルク使用を検討する際、パパの存在と役割が大きかった。


この座談会の結果を踏まえ、ドナーミルクへの抵抗感を減らすため『ドナーミルクご利用家族向け・情報Book』の制作にあたりました。本冊子では、予期せず、突然ドナーミルクを提案される場面においても、わかりやすく説明をすることで、ドナーミルクの知識や情報を補えるようにしました。また、先輩ママやパパ、医療従事者の声を入れることで、小さく赤ちゃんを産み、ご家族の揺れる気持ちに寄り添いつつ、利用の判断を手助けできるよう工夫しました。

完成した本冊子は、医療の現場で、直接ドナーミルク利用者家族に接する医療従事者の方々に活用いただけるよう「第5回母乳バンクカンファレンス」にて発表。医療従事者の皆様に、ご家族の置かれた状況や気持ちへの理解を深め、より良いケアについて考えていただく機会を提供しました。

本冊子は、「ピジョン ちいさな産声サポートプロジェクト」のサイトより無料ダウンロードいただけるほか、一般財団法人日本財団母乳バンクの協力によりドナーミルク使用病院に対し7月より無償提供され、ドナーミルクの利用を検討されるご家族の元に届けられる予定です。

※1 調査概要:調査対象者:プレママ(現在妊娠されている母親/20〜49歳)258名・ママ(現在3歳未満の赤ちゃんを持つ母親/20〜49歳)258名 実施期間:2021年7月28日〜30日 調査主体:ピジョン(株)調査方法:インターネット調査 調査会社:(株)マクロミル
※2ドナーミルクを活用した11家族と新生児科医・看護婦13名が参加。
プレスリリース:https://www.pigeon.co.jp/news/files/pdf/20211116.pdf


『ドナーミルクご利用家族向け・情報Book』について


本情報Bookは、ドナーミルクを使用する状況になったご家族に向け、医師から説明を受けたドナーミルクについて、さらなる「知識」や「情報」を補い、使用の判断を手助けすると共に、安心感を与えることを目的としており、ご利用の判断に必要な情報をまとめました。

【本情報Bookの特長】

[画像3: https://prtimes.jp/i/48454/85/resize/d48454-85-af10a2234f5f352b9cf9-2.jpg ]

母体への負担が大きい出産直後のママやご家族の負担を考慮し、必要な情報はしっかりと掲載しつつ、イラストを用いて見やすく分かりやすいように工夫しました。また、コンテンツの面では、ドナーミルクとは何かから始まり、ドナーの厳しい選定基準や、母乳バンクの厳格な運営基準などドナーミルクの安全性と有効性に関する情報を掲載。さらに、赤ちゃんとママを支えられるよう、実際にドナーミルクをご利用になったご家族からの、ママがパパにサポートしてほしい具体的なポイントや、パパへの具体的な役割提示などの体験談も入れました。赤ちゃんにご自身の母乳をあげたいママの気持ちに寄り添う先輩ママと専門家のメッセージも掲載しています。

【配布方法】
1.「ピジョン ちいさな産声サポートプロジェクト」のサイトより6月6日からダウンロードが可能
 ドナーミルクご利用家族向け・情報Book:https://www.pigeon.co.jp/csr/tinycry/
2.日本財団母乳バンクの協力により、ドナーミルク利用病院にて7月中旬より無償提供開始。
※一般社団法人日本母乳バンク協会HP、日本財団母乳バンクHPでも7月中旬より順次ダウンロードが可能となります。


ドナーミルクご利用病院からのメッセージとご利用家族の声



ドナーミルクご利用病院からのメッセージ
新藤 潤 先生(東京都立小児総合医療センター 新生児科)
ご自身の母乳が十分に出るまでの“つなぎ”としてドナーミルクが最善のものであることは頭で分かっていても、やはり自分の母乳で育てたい、自分の母乳を最初に与えたいと思うことはごく自然な感情です。堅苦しい「説明と同意書」と違って、正しい情報と医師や先輩家族からのメッセージを優しい言葉とイラストで伝えてくれるこのBookは、そのようなお母さんたちの葛藤を和らげてくれることでしょう。安心してドナーミルクを利用してもらい、小さな赤ちゃんたちがすくすくと成長することを願います。

ドナーミルクをご利用されたご家族の声
あおくんママ (妊娠29週目1,224gの男の子を出産)
ドナーミルクという言葉も全く聞いたこともなかった当時、予期せぬ出産になってしまいパニックの中、どこから理解していいのか全くわからない状態でした。出産前に「ドナーミルク」という言葉だけでも目にしていたら状況が変わっていたと思います。お父さんがドナーミルクの使用を判断することも多いので、ぜひこのBookをきっかけに多くの方に知っていただきたいと思います。



当社の母乳バンク支援活動について


当社は、「ちいさな産声サポートプロジェクト」活動の一つとして、2020年9月の「日本橋 母乳バンク」の開設サポートをはじめ、社会への母乳バンクの普及啓発活動などの継続した支援を実施しております。今後も、赤ちゃん一人ひとりの健やかな成長を支え、ご家族がより安心し幸せを実感できるよう、日本はもちろん、海外での母乳バンクの普及に向けた支援や、社会への情報発信を継続的に行ってまいります。

「ちいさな産声サポートプロジェクト」とは

[画像4: https://prtimes.jp/i/48454/85/resize/d48454-85-c17f7cb5f866c55483d6-3.jpg ]

ピジョンは、早産で生まれた赤ちゃん、低体重で生まれた赤ちゃん、病気の治療が必要な赤ちゃんなど、専門的なケアを必要とする赤ちゃん一人ひとりの健やかな成長を支え、ご家族がより安心し幸せを実感できるよう「ちいさな産声サポートプロジェクト」を各国で行っています。
●ちいさな産声サポートプロジェクト
https://www.pigeon.co.jp/csr/tinycry/


【参考資料】
■日本橋母乳バンク紹介動画 ※ロングver.では、母乳バンクの仕組みについてわかりやすく説明しています。
●ロングver. :https://www.youtube.com/watch?v=XMFCzYv3YrE
●ショートver.:https://www.youtube.com/watch?v=CddEKL7Bhwk


■母乳バンクとは
母乳を必要とする早産・極低出生体重児(出生体重1,500g未満の赤ちゃん)が自分の母親から母乳を得られない場合、医療機関からの要請に応じ、寄付された母乳を処理した「ドナーミルク」を提供する施設が「母乳バンク」です。当施設では、国際的な運用基準に基づき、母乳の検査や低温殺菌処理を行い、安全に保管、保存することが求められます。また、ドナーミルクは赤ちゃんの医学的な必要性に応じて利用すべきという考えに基づき、無償で提供されています。国内では、2018年からドナーミルクを利用するNICU(新生児集中治療室)が増加しており、国内の需要に見合うだけの母乳バンクの整備と経済的サポートが必要とされています※3。

■母乳・ドナーミルクはなぜ必要なのか
母乳には、赤ちゃんにとって必要な栄養素がバランスよく、消化しやすい形で含まれており 「最適な栄養食」と言われます。特に、様々な感染症、病気にかかるリスクが高い早産児において、母乳には赤ちゃんの生死にかかわる壊死性腸炎(腸の一部が壊死する病気)に罹患するリスクを、人工乳のおよそ1/3 に低下させる効果があることがわかっており※4、「母乳は薬」とも言われています。また、早産児がかかりやすい未熟児網膜症や慢性肺疾患などの予防に役立つ物質が含まれているほか※5 ・6、長期的な神経発達予後を改善する効果についてのエビデンスも出てきています※7 ・8。しかし、全ての母親が、出産直後から充分な母乳が出るわけではなく、早産となった場合には、母親が必要量の母乳を与えられないこともあります。そのような際に、ドナーミルクを提供することで、上記のような疾患の罹患率と重症度を低下させ、長期的予後の改善を図ることができます。

※3 日本小児科学会雑誌 第123巻 第7号 日本小児医療保健協議会栄養委員会 早産・極低出生体重児の経腸栄養に関する提言
※4 Quigley MA. Henderson G. Anthony MY. et al. Formula milk versus donor breast milk for feeding preterm or low birth weight infants. Cochrane Database Syst Rev. 2007; (4):CD002971.
※5 Patel AL et al. Influence of own mother's milk on bronchopulmonary dysplasia and costs. Arch Dis Child Fetal Neonat Ed. 2017;102(3):F256-F261.
※6 Zhou J et al. Human milk feeding as a protective factor for retinopathy of prematurity: a meta-analysis. Pediatrics. 2015;136(6):e1576-1586.
※7 Lewandowski AJ et al. Breast milk consumption in preterm neonates and cardiac shape in adulthood. Pediatrics. 2016;138(1):pii:e20160050.
※8 Vohr BR et al. Beneficial effects of breast milk in the neonatal intensive care unit on the developmental outcome of extremely low birth weight infants at 18 months of age. Pediatrics. 2006;118(1):e115-123.


[画像5: https://prtimes.jp/i/48454/85/resize/d48454-85-f84c18380b419fec6716-4.png ]
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