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本資料は2025年12月18日に発表された報道資料の抄訳です。
- エリクソン、ドコモの高トラフィック地域における現在・将来の需要に応えるべく、2025年12月からMassive MIMO無線機AIR 3255の提供を開始
- AIR 3255は最新のエリクソンシリコンを搭載し、従来比で消費電力、CO2排出、重量を削減
- 既存の3.7GHz帯Massive MIMOと連携して周波数利用効率を向上

エリクソン（NASDAQ: ERIC）は、株式会社NTTドコモ（以下「ドコモ」）の5Gネットワーク向けに、Massive MIMOアンテナ統合型無線機AIR 3255の提供を開始しました。この新型無線機はドコモの4.5 GHz帯で使用され、トラフィック量が多く輻輳が発生しやすい地域における、現在および将来の5Gネットワークのトラフィック需要に対応します。

商用展開は12月に開始され、ドコモのユーザーが期待する高品質なネットワークの更なる強化に向けて提供を継続します。

ドコモの執行役員および無線アクセスデザイン部長の増田 昌史は次のように述べています。
「ドコモは、トラフィック需要が増加する中で通信品質を維持・向上させるため、Massive MIMO装置の導入を推進しています。エリクソンのAIR 3255 Massive MIMOアンテナ統合型無線機は、ドコモのMassive MIMO導入推進、および、お客様体感品質の向上に貢献します。ドコモはエリクソンとのパートナーシップを一層強化し、最新のネットワーク機能と最良の体感品質をお客様にお届けします」

エリクソンの上席副社長および北東アジア地域の総責任者、シャフィック・ナシーフ（Chafic Nassif）は次のように述べています。
「市場で最も高度で安全かつ効率的なMassive MIMO技術を提供することで、ドコモとの信頼に基づく生産的なパートナーシップを強化できることを大変光栄に思います。最新のエリクソンシリコンを搭載したAIR 3255は、ドコモの変容するネットワークトラフィックのニーズに応えるとともに、環境面の持続可能性を高め運用コストを削減する、大幅なネットワーク性能の向上を実現します」

最新のエリクソンシリコンを搭載したAIR 3255アンテナ統合型無線機は、従来モデルから消費電力を25％、CO2排出を20％削減。重量はわずか13kgと、前世代より20%の軽量化を実現し、トラフィックの多い場所での展開がさらに容易になっています。さらにマルチユーザーMIMOなどの高度な機能により、混雑エリアにおいてもスループットを確保し、ユーザーの体感品質向上に寄与します。

エリクソンの新型無線機は、すでに導入済みの3.7GHz帯Massive MIMO 5G無線機との連携により、ドコモの将来的なトラフィック増加を見据えた周波数資源の有効活用と、柔軟かつ強靭なネットワークの構築を支援します。


エリクソンについて
エリクソンの高性能なネットワークは、毎日何十億人もの人々にコネクティビティを提供しています。エリクソンは150年近くにわたり通信テクノロジー開発のパイオニアであり続け、通信事業者や企業にモバイル通信とコネクティビティのソリューションを提案しています。お客さまやパートナーと共に、エリクソンは未来のデジタルな世界を実現します。
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