松本市立博物館が第37回JSCA賞 奨励賞を受賞
[26/06/12]
提供元:PRTIMES
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松本の風土と街並みに寄り添う、開かれた博物館
株式会社久米設計(本社所在地:東京都江東区潮見2-1-22)は、当社が設計した「松本市立博物館」にて構造設計室の伊藤央が第37回JSCA賞 奨励賞を受賞しましたことをお知らせします。
JSCA賞
https://jsca.or.jp/award_about/
松本市立博物館
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123454/93/123454-93-aaecf4b9d6657125d07abd9695aeec6d-3500x2334.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影:エスエス東京
【設計者コメント】
松本市は長野県のほぼ中央に位置し、西に日本の屋根・北アルプス、東に美ケ原高原を望む、美しい自然と二つの国宝(松本城天守・旧開智学校校舎)を擁する独特の文化が息づくまちです。市では「松本まるごと博物館構想」を策定し、市域全体を屋根のない一つの博物館として、自然、文化、生活に関わる全てのもの=資産を博物館の資料ととらえ、市民全員が学芸員として博物館で活躍することを目指しています。この「まる博」には14の施設が含まれ(2026.5月現在)、博物館はその中核施設です。松本市立博物館の設計プロポーザルが行われたのは平成29年のことで、構造的には切妻屋根を折板構造とすることやPCaPC部材の採用をその時点で提案しました。
博物館は松本城三の丸というかつての城内、武家地に建設されました。建物は武家地の建築らしく蓑甲を備えた切妻屋根と白い壁が特徴的な外観となっていますが、大名町通り側は街に開かれたつくりとし、外壁にガラスを使用した吹き抜け空間としています。この吹き抜け空間と3階の常設展示室を覆う切妻屋根の架構に折板構造を採用しました。折板構造と呼んでいますが、三角形の鉄板にFBや型鋼で枠を設けて、これらの枠を互いに接合するという、枠付き三角箱接合構造となっています。形状のモチーフは「松本てまり」の三角形パターンで、そのダイナミックな構造体がそのまま天井面のように見えてきます。折板の折り目に当たる部分をフリーとすることで、6mm鉄板のエッジがシャープな印象を与えます。
個人的には17年前に「新人賞:トンボ鉛筆本社」で受賞して以来のJSCA賞となりましたが、会社としては第33回「作品賞:四日市市総合体育館/河合正理」、第34回「奨励賞:嘉麻市庁舎/福田光俊」に続く受賞となり、今後も会社としても多くの作品が受賞できるように取り組んでまいります。
【建築概要】
名称:松本市立博物館
所在地:長野県松本市大手3-2-21
建築主:松本市(長野県)
設計者:久米設計
共同設計者:伊藤建築設計事務所/乃村工藝社
施工者:戸田・ハシバ・松本土建JV (建築)/新菱・大和・ルピナJV(空調・給排水)/ 関電工・アイネット・松島電気JV(電気)
延床面積:7,774.86平方メートル
階数:地上3階
構造: RC(PC)/S
竣工:2022年7月
受賞:JSCA賞/グッドデザイン賞/日本建築学会作品選集/日本建築家協会優秀建築選/松本市景観賞/SDA賞
【設計コンセプト】
市民と観光客が行き交う「まちなか」の博物館
国宝松本城三の丸に立地し、多くの市民と観光客で賑わう場所の創出を目指した博物館。展示・保存・収集の基本機能の整備に留まらず、土地の記憶を感じさせる、街並みに溶け込んだ親しみのある建築を目指した。武家地であった時代の風情を大きな屋根で表現している。また、豊富な井水をたたえる松本にふさわしい、井水利用の空調システムなどを採用し、建築全体で風土を活かす計画とした。保存・展示空間となる2階3階は、機能の確実性を重視し、閉じたつくりとしながら、1階は市民ワークショップの意見を取り入れ、入りやすさと自由な使い方を重視した、開いた空間を志向した。大切な市民の宝を守る堅牢で静謐な空間と、議論好きで活動的な松本の人々が集うオープンな空間がコントラストのある風景を生み出し、街とつながる計画としている。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123454/93/123454-93-3c287d844aacb2a8afd87fcb93349d9f-3000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影:エスエス東京
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123454/93/123454-93-58a025631b7a2dc2dba30125a0e40915-3500x2333.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影:エスエス東京
【会社概要】
株式会社久米設計
「豊かさ」を拓く。私たちは「豊かさ」とは何かを真剣に考える多様な個性の集合体です。地域・人を大切に、未来を見据えた新たな価値を創造していきます。
1932年の創設以来、数多くの都市、建築の設計を手掛けてきました。技術とデザインの融合を追求し、人と社会への貢献を目指す企業です。本社を東京都江東区潮見に構え、社員数約650名(約450名の資格を有する専門家)を擁し、国内外の幅広いプロジェクトに取り組んでおります。持続可能な社会の実現へ、技術とデザインで貢献してまいります。
URL:https://www.kumesekkei.co.jp/
所在地:東京都江東区潮見2-1-22
取締役社長 井上宏
【久米設計Instagram】
https://www.instagram.com/kumesekkei/
株式会社久米設計(本社所在地:東京都江東区潮見2-1-22)は、当社が設計した「松本市立博物館」にて構造設計室の伊藤央が第37回JSCA賞 奨励賞を受賞しましたことをお知らせします。
JSCA賞
https://jsca.or.jp/award_about/
松本市立博物館
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123454/93/123454-93-aaecf4b9d6657125d07abd9695aeec6d-3500x2334.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影:エスエス東京
【設計者コメント】
松本市は長野県のほぼ中央に位置し、西に日本の屋根・北アルプス、東に美ケ原高原を望む、美しい自然と二つの国宝(松本城天守・旧開智学校校舎)を擁する独特の文化が息づくまちです。市では「松本まるごと博物館構想」を策定し、市域全体を屋根のない一つの博物館として、自然、文化、生活に関わる全てのもの=資産を博物館の資料ととらえ、市民全員が学芸員として博物館で活躍することを目指しています。この「まる博」には14の施設が含まれ(2026.5月現在)、博物館はその中核施設です。松本市立博物館の設計プロポーザルが行われたのは平成29年のことで、構造的には切妻屋根を折板構造とすることやPCaPC部材の採用をその時点で提案しました。
博物館は松本城三の丸というかつての城内、武家地に建設されました。建物は武家地の建築らしく蓑甲を備えた切妻屋根と白い壁が特徴的な外観となっていますが、大名町通り側は街に開かれたつくりとし、外壁にガラスを使用した吹き抜け空間としています。この吹き抜け空間と3階の常設展示室を覆う切妻屋根の架構に折板構造を採用しました。折板構造と呼んでいますが、三角形の鉄板にFBや型鋼で枠を設けて、これらの枠を互いに接合するという、枠付き三角箱接合構造となっています。形状のモチーフは「松本てまり」の三角形パターンで、そのダイナミックな構造体がそのまま天井面のように見えてきます。折板の折り目に当たる部分をフリーとすることで、6mm鉄板のエッジがシャープな印象を与えます。
個人的には17年前に「新人賞:トンボ鉛筆本社」で受賞して以来のJSCA賞となりましたが、会社としては第33回「作品賞:四日市市総合体育館/河合正理」、第34回「奨励賞:嘉麻市庁舎/福田光俊」に続く受賞となり、今後も会社としても多くの作品が受賞できるように取り組んでまいります。
【建築概要】
名称:松本市立博物館
所在地:長野県松本市大手3-2-21
建築主:松本市(長野県)
設計者:久米設計
共同設計者:伊藤建築設計事務所/乃村工藝社
施工者:戸田・ハシバ・松本土建JV (建築)/新菱・大和・ルピナJV(空調・給排水)/ 関電工・アイネット・松島電気JV(電気)
延床面積:7,774.86平方メートル
階数:地上3階
構造: RC(PC)/S
竣工:2022年7月
受賞:JSCA賞/グッドデザイン賞/日本建築学会作品選集/日本建築家協会優秀建築選/松本市景観賞/SDA賞
【設計コンセプト】
市民と観光客が行き交う「まちなか」の博物館
国宝松本城三の丸に立地し、多くの市民と観光客で賑わう場所の創出を目指した博物館。展示・保存・収集の基本機能の整備に留まらず、土地の記憶を感じさせる、街並みに溶け込んだ親しみのある建築を目指した。武家地であった時代の風情を大きな屋根で表現している。また、豊富な井水をたたえる松本にふさわしい、井水利用の空調システムなどを採用し、建築全体で風土を活かす計画とした。保存・展示空間となる2階3階は、機能の確実性を重視し、閉じたつくりとしながら、1階は市民ワークショップの意見を取り入れ、入りやすさと自由な使い方を重視した、開いた空間を志向した。大切な市民の宝を守る堅牢で静謐な空間と、議論好きで活動的な松本の人々が集うオープンな空間がコントラストのある風景を生み出し、街とつながる計画としている。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123454/93/123454-93-3c287d844aacb2a8afd87fcb93349d9f-3000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影:エスエス東京
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/123454/93/123454-93-58a025631b7a2dc2dba30125a0e40915-3500x2333.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
撮影:エスエス東京
【会社概要】
株式会社久米設計
「豊かさ」を拓く。私たちは「豊かさ」とは何かを真剣に考える多様な個性の集合体です。地域・人を大切に、未来を見据えた新たな価値を創造していきます。
1932年の創設以来、数多くの都市、建築の設計を手掛けてきました。技術とデザインの融合を追求し、人と社会への貢献を目指す企業です。本社を東京都江東区潮見に構え、社員数約650名(約450名の資格を有する専門家)を擁し、国内外の幅広いプロジェクトに取り組んでおります。持続可能な社会の実現へ、技術とデザインで貢献してまいります。
URL:https://www.kumesekkei.co.jp/
所在地:東京都江東区潮見2-1-22
取締役社長 井上宏
【久米設計Instagram】
https://www.instagram.com/kumesekkei/









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