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診療予約システム・Web問診・オンライン診療の導入トレンド・メーカー別シェアを可視化する「診療予約・ICTデータセット2025」公開

リプレイス急増で揺れるWeb問診・オンライン診療・予約システムを3年分データで分析。新規導入施設の傾向、診療科別・地域別の導入傾向を可視化したデータセットと無償ホワイトペーパーを公開。




ミーカンパニー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:前田 健太郎)は、医療ICT市場の変化を明らかにした「診療予約・ICTメーカー データセット2025」の発売及び2023〜2025年の3年分データを用いた分析結果を発表しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11087/119/11087-119-3ee9be26867aa0345f790579650e47cb-2260x792.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


本分析では、導入件数の伸び鈍化、リプレイスの増加、診療科別の強み、地域ごとの未導入領域(ホワイトスペース) など、市場構造の変化が鮮明に現れています。医療DXが進展する中で、市場は新規導入が牽引したフェーズから、「選択・再編フェーズ」へと移行しつつあります。機能だけでなく、診療科との相性やサポート品質、ブランド力がより重視されるようになり、メーカーにとってエリア別・診療科別のターゲティングやリプレイス戦略の重要性が高まっています。
また、今回の公開に合わせ、新たに予約システムを導入した医療機関の特徴や、都道府県別・診療科別に上位メーカーを整理した「ICTレポート2025」の無償提供を開始しました。地域差・競争環境・伸び代の把握に役立つ内容となっています。
ICTレポート2025 ダウンロード

3年分データが示す市場の転換

市場成長率:導入件数は増加するも、成長は鈍化

Web問診・オンライン診療・予約システムはいずれも導入件数が増加し続けていますが、裾野拡大が一巡したことで成長率は鈍化。特に予約システムは最大規模の市場でありながら、成長は三年目で落ち着きを見せています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11087/119/11087-119-1d059d1e61b48dacfaa31999d4c2b3a1-1690x722.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
一般診療所における予約システム導入件数の推移

*合計値は施設数ではなくサービス件数となります。(1つの施設で複数サービスを導入している場合はそれぞれカウント)
*SCUELの仕様変更で激増しているサービスは除外しています。
*オンライン診療について、2024年版:調査対象にメーカーポータルサイトを追加したことで件数が増加しています。
*オンライン診療について、2025年版:LINEドクターがサービス終了となった影響で減少しています。

新規導入から「リプレイス」「解約」へ

2025年に導入のあった医療機関を調査したところ、リプレイス(乗り換え)による導入が大幅に増加し、さらにシステム移行やサービス終了に伴う解約も確認されました。成長企業が躍進する一方で、減少・停滞する企業との差が拡大し、競争はより激化しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11087/119/11087-119-479ad1c0efb7d76ab56cb8b1d5eb8e4d-1044x716.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
新規導入件数に対するリプレイスの割合
リプレイスでの導入が増えている新しくシステムを導入した施設の多くは、これまでまったくシステムを使っていなかった「初めての導入」ですが、昨年と比べると 他社システムから乗り換えてくるケースが増えてきています。
・Web問診:4% → 7%
・オンライン診療:1% → 8%
・予約システム:9% → 20%




[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11087/119/11087-119-1836dbc00d729e1c5ed8eeacc177b1c9-1038x704.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
増加件数に対する減少件数の割合の変化
増加とともに解約も増えている新たに導入した医療機関の数に対して、解約した医療機関の割合は昨年より増加しています。(オンライン診療の数値変化が大きいのはLINEドクターがサービス終了となった影響が大きい)
・Web問診:16% → 26%
・オンライン診療:7% → 61%
・予約システム:31% → 43%



M&Aによる再編と新興企業の成長により、メーカーシェアが変化

2024年以降、医療ICT企業によるM&Aが活発化したことや、急成長する企業の存在があり、再編の動きが強まっています。どのシステムにおいても、圧倒的なシェアを持つ会社は存在しておらず、各会社のシェアは拮抗している状況です。市場の地図はダイナミックに書き換わりつつあり、シェアを維持するには確固たる価値訴求、診療科とマーケティング力が不可欠になっています。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11087/119/11087-119-036aa037c591b6583ae6e8e1dc941942-2326x768.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
メーカーシェア(色の違いは会社単位の集計)

診療科別の導入率と上位3メーカー占有率から見える特徴

診療予約システムにおいて、主たる診療科ごとの導入率と、上位3メーカーの占有率を重ねて分析したところ、診療科ごとに市場構造が大きく異なることが明らかになりました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11087/119/11087-119-19c4078b6c5dc8e946a279e57c64c26e-1760x982.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
導入率と上位3メーカー専有率


小児科
小児科は全国平均で導入率55%・上位3メーカー占有率54%と最も成熟した市場ですが、都道府県別に見ると導入率には大きな差があり、地域によってはまだ伸び代が残っているようです。そのため、地域ごとの特性に応じたアプローチや広報戦略が重要になります。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11087/119/11087-119-fcb1c87ad04aa1637f166b2fff21ea61-2526x970.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
小児科における都道府県別導入率と上位3位メーカー専有率

眼科
導入率は20%と低めですが、上位3メーカーの占有率は約54%と非常に高い点が特長。未導入は多いが、導入済みは特定メーカーに集中している強い寡占構造が見られます。眼科は新規導入余地が大きい一方、上位メーカーとの競争がポイントになります。

泌尿器科・消化器科
導入率は24〜26%と低く、上位3メーカーの占有率は約42〜44%と低め。各社の競争がこれから本格化する市場と考えられます。

また、主たる診療科別に「診療予約システムの導入率が20%未満の都道府県がいくつ存在するか」を主たる診療科別に集計したところ、泌尿器科(21都道府県)、精神科・心療内科(18都道府県)、胃腸科/消化器科(16都道府県)等となりました。

[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11087/119/11087-119-3da7ad882f88316cbff8a0674ece6a73-1552x780.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
導入率が20%以下の診療科別の都道府県数

上位メーカーの動向:増加と解約の二極化

年間の新規契約を50件以上を獲得した主要メーカー を対象に、増加件数と解約件数の双方を分析しました。その結果、大きく契約数を伸ばしながらも解約率が低いメーカーが存在する一方、新規契約を獲得しながらも解約率が高く、純増が伸び悩むメーカーも見られました。解約率が低い企業は、製品品質やサポート、診療科との相性などで高く評価されている可能性がある一方、解約が進む企業では、競争環境の変化やプロダクトのフィット感など、導入後の満足度維持に課題が生じていることが示唆されます。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11087/119/11087-119-115f45a467506d168955c4935d586964-1578x734.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
新規契約割合(昨年比)と解約率

都道府県別・診療科別の導入件数

都道府県別および主たる診療科別に集計したところ、小児科、眼科、皮膚科においてはドクターキューブ株式会社、産婦人科/産科/婦人科 においては株式会社メドレー、精神科・神経科 / 心療内科においてはエムスリーデジカル株式会社、泌尿器科 及び、脳神経外科においては東邦薬品株式会社、ドクターキューブ株式会社(同率一位)が多く利用されていることが確認されました。
- 小児科:ドクターキューブ株式会社
- 産婦人科 / 産科 / 婦人科:株式会社メドレー
- 精神科・神経科 / 心療内科:エムスリーデジカル株式会社
- 泌尿器科 / 脳神経外科(同率一位):東邦薬品株式会社、ドクターキューブ株式会社

選ばれるためのデータと戦略が必須に
市場が飽和に近づくと、「選ばれ続ける力」が不可欠になります。「診療予約・ICTメーカーデータセット」は、市場全体・診療科別・地域別のホワイトスペースを同時に把握できる唯一のデータであり、医療ICT企業の戦略立案を大きく後押しします。

無償ホワイトペーパー

今回の公開にあわせ、医療ICT市場の理解を深めたい企業様向けに、 以下2種類のホワイトペーパーを無料で提供します。ご希望の方は、本リリース末尾の問い合わせ先よりお気軽にご連絡ください。
1. 新規に予約システムを導入した医療機関の特徴レポート
新規導入した医療機関をSCUEL Analyticsで分析。診療科傾向以外に施設の特徴を一覧化した資料です。どのような医療機関が新たに予約システムを採用しているのかを把握でき、今後の営業戦略やターゲット設定に役立つ内容となっています。
2.都道府県別・診療科別の導入シェアレポート
都道府県×診療科ごとに、導入件数の多い予約システムの 1位〜3位メーカーを一覧化したレポート です。各地域におけるメーカーの浸透傾向を確認することができます。

ICTレポート2025 ダウンロード

診療予約・ICTメーカーデータセットについて

本データセットは、医療機関のホームページを独自に解析し、「どの医療機関がどのICTシステムを利用しているか」を網羅的に把握できる唯一のデータです。2023〜2025年の3年分データを活用することで、市場の変化の方向性まで追える点が大きな特徴です。
https://scueldata.me/dataset/reserveict/
- どの医療機関がどのICTシステム(予約・問診・オンライン診療)を使っているかがわかる
- どのメーカーからどのメーカーへリプレイスしたか(過去2年分の推移)が追える
- メーカーシェアの変化と診療科別の強みが把握できる
- 診療科 × 地域ごとの導入率や未導入施設数がわかる

調査概要
- 調査手法:医療機関ホームページ掲載情報を元に調査
- 集計時点:2025年11月(診療科・施設数の分母)、ICTシステムの導入調査:2025年8月
- 新規導入施設の定義:2024年10月〜2025年8月に新たにICTシステムを導入
- 対象地域:全国
- 対象施設:一般診療所(20床未満の医療機関)
- 出典:SCUELデータベース「診療予約・ICTシステム」

調査対象企業
WEB問診
Ambii | ARS | B4A | DONUTS | HERO innovation | Ubie | アイテック阪急阪神 | エムスリーデジカル | エムティーアイ | カルー | システムロード | ソラリウム | タック | プレシジョン | マーストーケンソリューション | メディアサポートシステムズ | メディカルフォース | メドレー | レイヤード | 医針盤 | 小林クリエイト | 石川コンピュータ・センター

オンライン診療
DONUTS | MICIN | MRT | MRT-オプティム | Wrusty | アイメッド | アナムネ | インテグリティ・ヘルスケア | カラダメディカ | くすりの窓口 | コールドクター | ジェイフロンティア | スピンシェル | スマートゲート | ソラリウム | ネクイノ | ノーススター | メドレー | 東邦薬品

診療予約システム
ARS | B4A | DONUTS | GMOビューティー | GMOヘルステック | GMOリザーブプラス | HERO innovation | iSELECT | peerNIST | PUGZ web design | STORES | SuperSaaS B.V. | TEN EXPERIENCE | Twelvebits | アイアコス | アイテック阪急阪神 | アイメッド | インキューブ | インタークエスト | インテクア | ヴァンガードネットワークス | エヌオーシー | エムスリーソリューションズ | エムスリーデジカル | エムティーアイ | エンパワーヘルスケア | カルー | ギミック | クリックモア | コネクター・ジャパン | コントロールテクノロジー | シーディーシー | システムロード | ストランザ | スマイリーマム | セレクトタイプ | ソラリウム | タイムアンドトライ | タック | テクノクレア | ドクターキューブ | トスメディカル | ビープラスシステムズ | ピクオス | ビヨンド | ファインズ | プロ・フィールド | マーソ | マムクリエイト | メディ・ウェブ | メディアサポートシステムズ | メディカルフォース | メディカルフォレスト | メドピア | メドレー | モリタ | ヨヤクル | リクルート | リザーブリンク | レイヤード | 医針盤 | 協立ソリューションズ | 石川コンピュータ・センター | 東杏印刷 | 東邦薬品 | 日本ビスカ

※調査対象企業は順不同で記載しています。また、表記の簡略化のため、一部企業については「株式会社」等の法人格を省略しています。
※本文中に記載された会社名、製品・サービス名は各社の商標または登録商標です。

調査件数に含まれない医療ICTシステムについて
医療機関が独自にホームページを開設しておらず、各社システムベンダーが用意したサイトのみで予約を実施している場合や、スマートフォンアプリ単独でみ予約を実施している場合などは集計対象には含まれません。
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