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オラクル、同一のOracle Exadata Cloud@Customer上で自律型データベースと非自律型データベースをサポートすることを発表

Multiple-VM Autonomous Databaseによって、より低コストでより簡単にOracle Autonomous Databaseを導入可能に

オラクルは本日、Multiple-VM Autonomous Database on Oracle Exadata Cloud@Customer(https://www.oracle.com/jp/engineered-systems/exadata/cloud-at-customer/)の提供開始を発表しました。Multiple-VM Autonomous Databaseにより、非自律型Oracle Databaseが稼働しているExadata Cloud@Customerシステム上に、分離された高可用性Autonomous Databaseインスタンスを作成し、実行することができます。これにより、お客様はインフラストラクチャの利用率が向上し、Autonomous Databaseを導入しやすくなります。Exadata Cloud@Customerの既存のお客様は、自動アップデートによりMultiple-VM Autonomous Databaseを無償で利用できます。




[画像: https://prtimes.jp/i/57729/147/resize/d57729-147-9d83fb8cb2b4adf4d4f9-0.png ]

News Release Summary

(本資料は2022年3月16日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリース(https://www.oracle.com/news/announcement/multiple-vm-autonomous-database-on-exadata-cloud-at-customer-2022-03-16/)の抄訳です)

オラクル、同一のOracle Exadata Cloud@Customer上で自律型データベースと非自律型データベースをサポートすることを発表

Multiple-VM Autonomous Databaseによって、より低コストでより簡単にOracle Autonomous Databaseを導入可能に

新しいアプリケーション向けの完全でシンプルなセルフサービス・データベースを開発者に提供

お客様によるデータベース統合のメリットを向上

2022年3月22日

オラクルは本日、Multiple-VM Autonomous Database on Oracle Exadata Cloud@Customer(https://www.oracle.com/jp/engineered-systems/exadata/cloud-at-customer/)の提供開始を発表しました。Multiple-VM Autonomous Databaseにより、非自律型Oracle Databaseが稼働しているExadata Cloud@Customerシステム上に、分離された高可用性Autonomous Databaseインスタンスを作成し、実行することができます。これにより、お客様はインフラストラクチャの利用率が向上し、Autonomous Databaseを導入しやすくなります。Exadata Cloud@Customerの既存のお客様は、自動アップデートによりMultiple-VM Autonomous Databaseを無償で利用できます。

Multiple-VM Autonomous Database on Exadata Cloud@Customerを利用することで、企業は開発テスト、ステージング、本番環境用に分離した自律型データベース環境を設定し、異なるアクセス・ルール、割当ておよび可用性ポリシーを実装して企業のガバナンス要件に対応することができます。アプリケーション開発者は、最新のあらゆるデータ型、ワークロード、開発スタイルをサポートしながら、ミッションクリティカルな機能を提供するセルフサービスのデータベース・アプリケーション開発プラットフォームにすぐにアクセスすることができます。さらに、Multiple-VM Autonomous Databaseは、自動チューニング、自動スケーリングおよび自動管理機能を備えた as-a-Service型のプライベート・データベース環境を構築し、データドリブンなアプリケーションの提供に必要な時間と労力を低減することで、開発者の生産性を向上させることができます。

オラクルのミッションクリティカル・データベース・テクノロジー担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるホアン・ロアイザ(Juan Loaiza)は次のように述べています。「オラクルは、複雑性や規模、重要度、ないしは機密性にかかわらず、すべてのデータドリブンなアプリケーションのデータ管理を劇的に簡素化することに重点を置いています。Autonomous Databaseは、非自律型データベースと同じExadata Cloud@Customerインフラストラクチャ上で動作するため、お客様は新しいAutonomous Databaseを簡単に導入し、既存のデータベースの準備が整い次第Autonomous Databaseにアップグレードすることができます。」

Constellation Researchの主席アナリスト兼バイスプレジデントであるHolger Mueller氏は次のように述べています。「Exadata Cloud@CustomerのVM上でAutonomous Databaseが実行できることは、開発者にとって大きなメリットとなります。開発者は、適切なSLA、割当て、パフォーマンス、アクセス特性を持つ、セルフサービスの開発テスト、ステージング、本番環境用にVMクラスターを分割することができるようになります。これを、自動プロビジョニングや自動チューニング、自動パッチ適用、さらにAutonomous Databaseが提供する最新のあらゆるデータ型、ワークロード、開発スタイルへの統合サポートと組み合わせることにより、開発者はより高速に開発することができるのです。」

Futurumのシニア・アナリスト兼リサーチ・ディレクターであるRon Westfall氏は次のように述べています。「Multiple-VM Autonomous Database on Exadata Cloud@Customerは、AWS、Google、Azureなどの現在利用できるハイブリッド・クラウド製品よりも少なくとも2世代先を行っています。今回、1つのExadata Cloud@Customerで何千ものAutonomous DatabasesをVMで実行できるようになったことで、企業はきめ細かい自動スケーリングを活用し、市場にある他のほぼすべてのハイブリッド・クラウドのように、CPU使用量のピークに対して常に支払いを行うのではなく、使用したときだけ支払いを行うことができるようになりました。また、Snowflakeはハイブリッド・クラウドを提供していないことを考えると、さらに先を行っているということです。」

Multiple-VM Autonomous Database on Exadata Cloud@Customerは、Oracle Exadataインフラストラクチャのパフォーマンス、スケーラビリティ、可用性を活用し、クラウド・ネイティブでミッションクリティカルなデータベースの導入をよりシンプルな方法で実現します。Exadata Cloud@Customerは、Algar Telecom、n11.com、Caja los Andes、Deutsche Bank、Lalux、MoMRAH、Texas A&M University、MacMaster University、Maxim’sなど世界中の組織で導入されており、複雑さやリスク、費用を抑えながらクラウドのメリットをより早く実現するために成功を収めています。

世界中のお客様は、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のコンソールやAPIを通じて、Multiple-VM Autonomous Database on Exadata Cloud@Customerに本日よりアクセスすることができます。このサービスは、オラクルのパブリック・クラウドと一貫性のある体験を提供しながらも、データ・レジリエンシとセキュリティの要件を満たすために、お客様のデータセンターでオンプレミスとして実行されます。

参考リンク
・Oracle Autonomous Database https://www.oracle.com/jp/database/what-is-autonomous-database/
・Oracle Autonomous Database on Exadata Cloud@Customer https://www.oracle.com/autonomous-database/autonomous-database-on-exadata-cloud-at-customer/

オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、https://www.oracle.com/index.html をご覧ください。

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