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品川区、デフリンピック啓発イベントに向けたワークショップ開催へ

〜区内スポーツチーム等と一緒に企画をつくろう〜

 品川区は6月29日、品川産業支援交流施設「SHIP」多目的ルーム(北品川5-5-15、大崎ブライトコア4階)で「デフリンピック啓発イベントに向けたワークショップ」を開催します。

 当日は、区内ろう者団体やスポーツ団体、公募区民などがグループに分かれ効果的な周知につながる企画を検討します。

「デフリンピック」について


 デフ(Deaf)とは、英語で「耳がきこえない」という意味です。「デフリンピック」は、国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)が主催し、4年ごとに開催されるデフアスリートを対象とした国際総合スポーツ競技大会で、第1回は1924(大正13)年、フランスのパリで開催されました。

 「デフリンピック」ではフラッシュランプ(※1)や旗(※2)を用いるなど、選手が「目」で分かるよう様々な工夫がされているのが特徴です。

 ろう者のためのオリンピック「デフリンピック」100周年の記念すべき大会が2025年、初めて東京で開催されます。

※1 光によって100メートル走のスタートを知らせるほか、バスケットボールやハンドボールなど様々なスポーツで活用されています。
※2 サッカーやラグビーなどで、審判が笛を鳴らすとともに、旗をあげたり手をあげたりして選手に知らせます。

「デフリンピック啓発イベントに向けたワークショップ」について


 日本財団パラスポーツサポートセンターが2021年に行った調査結果では、国内のデフリンピックの認知度は約16%で、パラリンピックの認知度約98%と比べるとはるかに低いのが現状です。

 品川区では、東京2025デフリンピックの認知度向上および聴覚障害の理解促進を図り、共生社会の実現に寄与します。

 今回のワークショップは、「デフ啓発イベント」の一つとして行うもので、当日は、区内ろう者団体やスポーツ団体、公募区民などがグループに分かれて効果的な周知につながる企画を検討するほか、参加者には参加賞を、良い企画を出したグループには特別プレゼントを進呈します。

 11月3日にはイベント「あつまれ!えばら」で「デフスポーツ啓発イベント」を開催し、より幅広い周知に取り組みます。

 認知度向上のためには、多様な意見が必要です。ぜひ、ご注目ください!


開催概要


企画名:デフリンピック啓発イベントに向けたワークショップ
日時:令和6年6月29日(土)15時〜17時
会場:品川産業支援交流施設 SHIP多目的ルーム(北品川5-5-15 大崎ブライトコア4階)
参加人数:約20名
参加団体:サインフットボールしながわ
       品川区聴覚障害者協会
       日本ろう者劇団
       明晴学園
       品川CC
       東京ヴェルディホッケーチーム
       フリークス東京
       品川区スポーツ推進委員
       品川区議会デフスポーツ応援議員連盟

タイムスケジュール:14:30 受付開始
          15:00 開会・説明等
          15:30 グループワーク
          16:30 発表
          17:00 終了
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