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5月10日(月) 夜 10：00 WOWOWで放送　　[HV]


俳優・堺雅人が見るアメリカの曲がり角と、ネイティブアメリカンたちの精神性とは。

　俳優・堺雅人がノンフィクションＷに登場！
公開後わずか39日で世界興行収入記録を塗り変えた映画『アバター』。3Dによる迫力の映像を観て、堺はある一本の映画を思い出す。1990年度アカデミー賞で作品賞ほかを受賞した『ダンス・ウィズ・ウルブズ』。この20年の間に、アメリカ人の心はどう変化したのか？
そして現在のアメリカで、ネイティブアメリカンたちはどう生きているのか？　「先住民に会いたい」―ネイティブアメリカンの歴史や精神に興味を持ったという俳優・堺雅人が、元々そこにいた者の暮らしに触れるためアメリカを訪れる。
　その出発点となるのは、かつてネイティブアメリカンのレナペ族が居住する島だった世界最先端の街ニューヨーク、マンハッタン島。目を凝らすと、
街に残るネイティブアメリカンの痕跡と、そこに根を下ろし、誇り高き精神で生きる彼らの姿が見えてくる。いまだ傷跡の残るグラウンド・ゼロの復興のために建築現場で働くネイティブアメリカンの人々との交流、文化を継承していくために部族間を越えて集まるインディアン・コミュニティー訪問、そしてマンハッタン島に残る遺跡。さらに旅の後半では、入域・撮影が固く禁じられているニューメキシコ州のプエブロ・インディアン集落を先住民の案内で訪れる。その周辺に存在する核兵器の主要原料であるウラン鉱山やミサイル射爆場を目にすることに…。連邦政府からの金銭的援助と引換えに受け入れた「強いアメリカ」の負の遺産。距離的にも文化的にもまったく違うが、そこは同じアメリカ。そしてネイティブアメリカンの魂が今も息づいているアメリカ。そこで堺雅人は一体何を感じるのだろうか？