敦賀市長をゲストに招いて哲学対話! テーマは「海」と「未来」 「ざわザワ高校〜海の未来をつなぐ哲学〜」第8回授業を開催しました!
[25/12/18]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
2025年12月14日(日) 【場所】敦賀市役所(敦賀市)
(一社)福井環境研究開発は12月14日(日)、「ざわザワ高校 〜海の未来をつなぐ哲学〜」の第8回授業を開催しました。今回はヨネリンこと米澤光治をゲストに迎え高校生6人と哲学対話を行いました。前半はジャーナリストの堀潤さん(学級委員長)、哲学者の岩内章太郎さん(豊橋技術科学大学准教授)と共に哲学的な問いの立て方を確認し、市長への問いを考えました。後半はその問いを市長にぶつけ対話を通して「海」と「未来」について議論を行いました。この海洋教育プログラムは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で行っています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/161057/441/161057-441-65cb9b7e51afd91af7323cf04bd486cb-673x379.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
・日程:2025年12月14日(日)
・開催場所:敦賀市役所(敦賀市)
・参加者:堀潤さん(学級委員長、MC)、岩内章太郎さん(豊橋技術科学大学准教授)、米澤光治敦賀市長、高校生6人
・番組:「ざわザワ高校 〜海の未来を変える哲学〜#8」
〇放送 福井テレビ 2026/2/28(土)10:55〜11:25 ※予定
TVer https://tver.jp/
敦賀市長の米澤光治さんは生徒たちから呼ばれやすいように「ヨネリン」というPネーム(Philosophy Name)をつけ対話に臨みました。問いを考えた生徒から「ヨネリンさんにとっての海とはなんですか?」と問われると市長は「港町としての敦賀の海が世界を感じさせる場所であり、個人的な原体験を通じて現在の政策・価値観に影響している」と述べました。また別の生徒から「海がもたらす豊かさ」について聞かれると、豊かさには物質的・精神的側面の双方があると言った上で「個人が何を幸せとするかが異なるため、市役所は多様な人々が自分のやりたいを実現できる環境整備を優先すべきだと考えている」と答えました。市長は豊かさや幸せは指標化が難しい点を挙げ、地域の実態に即した測り方や、生活者の視点を政策決定に組み込む必要性を示しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/161057/441/161057-441-e20ab10dd23a220f4be1b9c0b3bcbed0-2186x613.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
生徒たちからは市長と対話したことについて「面白かった」「自分ごと化できた」との感想が相次ぎました。市長も「普段意識していなかった考えを可視化できた」と語り、学生と行政の間に対話が生じた意義が確認されました。
授業の内容は来年2月28日放送の番組内で紹介します。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/161057/441/161057-441-2ecf568e859d1867e030c36802496047-2214x622.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
生徒たちが対話を通して聞く力と問いを深める姿勢が育っていると感じました。単なる一問一答を超え、原体験や価値観から出る「らしさ」に基づく問いが生まれてきたことがとてもうれしかったです。市長との率直な対話が高校生にとって学びと刺激になったのではないでしょうか。
哲学講師・岩内章太郎さん
今回の対話を通じて「問いの強度」と共同で考えることの重要性を再確認しました。調べて分かる問いとそうでない問いを区別し、参加者自身が思考を始められる開かれた問いを立てることを知ってもらえたと思います。
敦賀市長・米澤光治さん
とても貴重な機会になりました。市長として多数と少数の利害調整や政策の判断に日々向き合っている中でこのような話ができたことはありがたかったです。これからも未来への責任について若者と共に考えていきたいです。
高校生の皆さん
・失敗を恐れず行動することが未来へつながると思いました。
・未来はまだ考えきれていませんが「まずは今目の前のことを一生懸命やる」ことが大事と考えました。
・未来は自分で考え決断する責任が重要と感じました。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人福井環境研究開発
URL :https://fukui.uminohi.jp/
活動内容:北は東尋坊にみる奇岩断崖が続く越前海岸、南は優美なリアス式海岸の若狭湾と変化に富んだ福井県の海は、北前船などの海上交通の要衝として古くから栄えてきました。また、寒流と暖流が交わる福井県沖は越前がにや若狭ガレイなど海産物の宝庫。(一社)福井環境研究開発では、海に親しみ、大切にする心を育む運動を進めています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/161057/441/161057-441-f4b6ea1f8d5940871c0c97ac3c6e3a41-1868x535.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
(一社)福井環境研究開発は12月14日(日)、「ざわザワ高校 〜海の未来をつなぐ哲学〜」の第8回授業を開催しました。今回はヨネリンこと米澤光治をゲストに迎え高校生6人と哲学対話を行いました。前半はジャーナリストの堀潤さん(学級委員長)、哲学者の岩内章太郎さん(豊橋技術科学大学准教授)と共に哲学的な問いの立て方を確認し、市長への問いを考えました。後半はその問いを市長にぶつけ対話を通して「海」と「未来」について議論を行いました。この海洋教育プログラムは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で行っています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/161057/441/161057-441-65cb9b7e51afd91af7323cf04bd486cb-673x379.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
イベント概要
・開催概要:「ざわザワ高校 〜海の未来をつなぐ哲学〜」第8回授業・日程:2025年12月14日(日)
・開催場所:敦賀市役所(敦賀市)
・参加者:堀潤さん(学級委員長、MC)、岩内章太郎さん(豊橋技術科学大学准教授)、米澤光治敦賀市長、高校生6人
・番組:「ざわザワ高校 〜海の未来を変える哲学〜#8」
〇放送 福井テレビ 2026/2/28(土)10:55〜11:25 ※予定
TVer https://tver.jp/
敦賀市長にふさわしい問いとは
今回の哲学対話は敦賀市長を招いて行うため、授業の前半は市長に対する問いについて語り合いました。哲学講師の岩内さんからは「問いは調べれば分かるものやすぐ答えが出るものは避け、思考が続きそうな強度のある問いを選ぶことが大切だ」と説明がありました。 高校生からは「市長がなぜ市長を選んだのか」「新幹線開業後の影響」「市長にとっての豊かさとは何か」「海とは何か」「主権者意識の推移」など、多様な問いが提示され、その中から生徒たちが選んだのは「市長にとっての海とは」という問いでした。敦賀市長の米澤光治さんは生徒たちから呼ばれやすいように「ヨネリン」というPネーム(Philosophy Name)をつけ対話に臨みました。問いを考えた生徒から「ヨネリンさんにとっての海とはなんですか?」と問われると市長は「港町としての敦賀の海が世界を感じさせる場所であり、個人的な原体験を通じて現在の政策・価値観に影響している」と述べました。また別の生徒から「海がもたらす豊かさ」について聞かれると、豊かさには物質的・精神的側面の双方があると言った上で「個人が何を幸せとするかが異なるため、市役所は多様な人々が自分のやりたいを実現できる環境整備を優先すべきだと考えている」と答えました。市長は豊かさや幸せは指標化が難しい点を挙げ、地域の実態に即した測り方や、生活者の視点を政策決定に組み込む必要性を示しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/161057/441/161057-441-e20ab10dd23a220f4be1b9c0b3bcbed0-2186x613.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
市長から生徒への問い「未来」とは
授業の後半は市長から生徒たちに「未来についてどう考えるか」という問いが投げかけられました。具体的には「地球温暖化が問題になっているが50年後の未来のために、行動をする責任があるかどうか?」と問われると生徒たちは「今できることを着実に行うべき」「科学技術の進歩で未来はこの問題が解決するのではないか」「歴史を学び教訓として活かすべき」などの意見が出ました。 市長は、未来に対する判断は常に不確かだが、責任をもって判断し続ける姿勢、失敗を許容する社会的合意の必要性を述べ、生徒らに対しても「自分で考え決断すること」「行動に移すこと」を促しました。生徒たちからは市長と対話したことについて「面白かった」「自分ごと化できた」との感想が相次ぎました。市長も「普段意識していなかった考えを可視化できた」と語り、学生と行政の間に対話が生じた意義が確認されました。
授業の内容は来年2月28日放送の番組内で紹介します。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/161057/441/161057-441-2ecf568e859d1867e030c36802496047-2214x622.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
参加者からの声
学級委員長・堀潤さん生徒たちが対話を通して聞く力と問いを深める姿勢が育っていると感じました。単なる一問一答を超え、原体験や価値観から出る「らしさ」に基づく問いが生まれてきたことがとてもうれしかったです。市長との率直な対話が高校生にとって学びと刺激になったのではないでしょうか。
哲学講師・岩内章太郎さん
今回の対話を通じて「問いの強度」と共同で考えることの重要性を再確認しました。調べて分かる問いとそうでない問いを区別し、参加者自身が思考を始められる開かれた問いを立てることを知ってもらえたと思います。
敦賀市長・米澤光治さん
とても貴重な機会になりました。市長として多数と少数の利害調整や政策の判断に日々向き合っている中でこのような話ができたことはありがたかったです。これからも未来への責任について若者と共に考えていきたいです。
高校生の皆さん
・失敗を恐れず行動することが未来へつながると思いました。
・未来はまだ考えきれていませんが「まずは今目の前のことを一生懸命やる」ことが大事と考えました。
・未来は自分で考え決断する責任が重要と感じました。
「海」「未来」から「可能性」へ。探求の旅は続く
「ざわザワ高校」が目指すのは、海や沿岸地域の「新しい可能性」の発見です。今回は「海」「未来」という言葉を通して哲学対話を行い、高校生の視野を広げ、地域の課題や可能性を俯瞰して考えてもらいました。今後も生徒たちは、多様な人々との対話を通じて、海の可能性を探る旅を続けていきます。<団体概要>
団体名称:一般社団法人福井環境研究開発
URL :https://fukui.uminohi.jp/
活動内容:北は東尋坊にみる奇岩断崖が続く越前海岸、南は優美なリアス式海岸の若狭湾と変化に富んだ福井県の海は、北前船などの海上交通の要衝として古くから栄えてきました。また、寒流と暖流が交わる福井県沖は越前がにや若狭ガレイなど海産物の宝庫。(一社)福井環境研究開発では、海に親しみ、大切にする心を育む運動を進めています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/161057/441/161057-441-f4b6ea1f8d5940871c0c97ac3c6e3a41-1868x535.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/










SEO関連




