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「強く激しく美しい、リーガの価値観を持つことは人生にも必要」(岡田武史氏)
「グランドスラムという夢舞台で一流選手のプレーを感じとって欲しい」(村上武資氏)



１９９１年４月の開局以来、世界最高峰のスポーツを放送してきたＷＯＷＯＷ。２０１０年１０月からはアメリカのバスケットボールリーグＮＢＡの放送がスタートするなど、今後もさらに注目の番組が続々と予定されている。そして、好評を博しているスペインサッカー リーガ・エスパニョーラは１０‐１１シーズンがスタート。グランドスラム４大会を全て放送しているテニスでは、全米オープンが約１８０時間に及ぶボリュームで連日生中継。この２つの注目番組の制作発表記者会見が、８月１７日(火)に都内で実施された。
スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ１０‐１１シーズンには、サッカー日本代表をベスト１６に導いた岡田武史氏がＷＯＷＯＷ専属サッカー解説者として登場。Ｗ杯で優勝を飾ったスペイン代表メンバーを中心に、世界の一流選手が集結する世界最高峰のスペインサッカーを独自の目線で分析する。制作発表会見に登場した岡田武史氏は、「代表監督になる以前もＷＯＷＯＷさんで解説をやらせていただいていたのもあり、スペインサッカーが好きなので、今回引き受けさせていただきました。リーガは『勝っても面白くなければダメ』という自分たちの美意識を貫き通すのが魅力のひとつ」とリーガの特徴を説明。注目の優勝争いについては「バルセロナとレアル・マドリードに注目している」と話し、選手に関しては「バルセロナに入ったビジャがどういう風にチームに入るのか、すごく興味を持っている」と見どころを語った。また、今年の７月から「ＷＯＷＯＷサッカー・イメージキャラクター」に決定したメッシについて、「現代サッカーで、あれだけ敵の逆をとって抜き去るドリブルは滅多に見られない」と評価。新シーズンへの期待感を語った。
また、約１８０時間に及ぶボリュームでの放送を予定している全米オープンテニスでは、女子テニス国別対抗戦フェドカップ日本代表監督、村上武資氏がゲストとして登場。大会の魅力について「グランドスラムは全てのテニス選手にとっての憧れであり、夢舞台です。中でも全米オープンテニスは４大会の中で最もエンターテインメント性が高く、華やかな大会なので楽しみです」と大会の魅力を紹介。注目の優勝争いについては「男子はナダルとフェデラーの対決に注目したい。女子は史上まれに見る混戦。クライシュテルスやウイリアムズ姉妹など、優勝予想は難しいですね。あえて言うなら、調子のあがってきたシャラポワに注目しています」と予想した。また、１０月に放送される「楽天ジャパンオープンテニス」では初来日が予定されているラファエル・ナダルと、錦織圭の決勝を「１テニスファンとして期待したい」と、エールを贈った。
会見では最後に、岡田武史氏と村上武資氏が、「放送を見て感じ取って欲しいこと」をテーマとしてボールにサイン。岡田武史氏は「強く激しく美しい」と綴り、「最後に“美しい”という価値観を持っているのが、リーガの魅力。人生にもそういう価値観は大切」と語った。また、村上武資氏は「夢舞台」と書き、「世界最高の選手たちのプレーから選手たちの生き様を感じ取って欲しい」とコメント。２人共それぞれに、世界最高峰のスポーツに向けての期待を語った。
なお、スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ１０‐１１シーズンは８月２８日（土）の開幕以降、毎週土曜・日曜深夜に放送。全米オープンテニスは、８月３０日（月）〜９月１３日（月）までＷＯＷＯＷで連日生中継される。