2020年度 鉄道事業設備投資計画
[20/07/31]
提供元:PRTIMES
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〜 「サービスの向上」「安全対策の強化」を重点に総額265億円を投資 〜
小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:星野 晃司)は、お客さまに安心、便利、快適に小田急線をご利用いただくため、2020年度、総額265億円の鉄道事業設備投資を実施します。
当社では、2018年3月に代々木上原―登戸間を複々線化し、続いて、新宿―代々木上原間における各駅停車の10両編成での運転開始や、新型通勤車両5000形の導入など、通勤時間帯を中心とした快適な輸送サービスの実現に努めています。
今年度も、5000形車両の増備による通勤環境のさらなる改善や駅舎の改良などの「サービスの向上」と、駅や踏切における安全性向上や法面改修による自然災害への対応強化などの「安全対策の強化」を重点に設備投資を実施します。また、当社の歴史を後世に伝えるロマンスカーミュージアムの建設工事にも取り組んでまいります。
2020年度鉄道事業設備投資計画の概要
■サービスの向上
・新型通勤車両「5000形」の増備
・特急ロマンスカー・EXE(30000形)および通勤車両「1000形」のリニューアル
・参宮橋駅、片瀬江ノ島駅などの駅舎の改良
[画像1: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-874447-0.jpg ]
■安全対策の強化
・下北沢駅(1・2番ホーム)、登戸駅(1・2番ホーム)へのホームドアの設置
・自然災害(土砂崩壊等)による被害を抑える法面の改修
・踏切の安全性を向上させる高機能障害物検知装置の設置
[画像2: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-956130-1.jpg ]
■ロマンスカーミュージアムの建設
2020年度(通期)の鉄道事業設備投資計画の詳細は、下記のとおりです。
1 サービスの向上
(1)新型通勤車両「5000形」の増備
昨年度に1編成デビューした新型通勤車両「5000形」を、4編成追加増備します。本車両は、複々線完成後の新たな通勤車両として、拡幅車体の採用や空間の広さを追求したデザインにより、快適な車内をご体感いただけることが特徴です。また、車内防犯カメラや、各車両に1箇所の車椅子スペースを設置するなど、安心感や優しさのある車内環境となっています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-349302-2.jpg ]
(2)特急・通勤車両のリニューアル
1. 特急ロマンスカー・EXE(30000形)のリニューアル
特急ロマンスカー・EXE(30000形)1編成をEXEαにリニューアルします※。EXEの快適性はそのままに、木目調の内装や、直接・間接照明によるくつろぎの空間や、大きな荷物を収納できるラゲッジスペース、多機能トイレなど、多様化するお客さまのニーズに合致したサービスを実現します。また、制御装置の更新等による省エネルギー化や、床下機器の低騒音化など、環境面にも配慮します。
※ 2020年5月より運行しています
[画像4: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-902011-3.png ]
2. 通勤車両「1000形」のリニューアル
通勤車両「1000形」を1編成リニューアルします。車椅子スペース、車内LCD表示器、自動放送装置などを設置することで、どなたにもより安心・快適にご利用いただけます。また、制御装置の更新等による省エネルギー化や、床下機器の低騒音化など、環境面にも配慮します。
[画像5: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-261118-4.jpg ]
(3)駅舎の改良
1. 参宮橋駅のリニューアル
2020年9月のリニューアル完了に向けて、改良工事を推進します。『木と緑に溶け込む「杜」の玄関口』をコンセプトに、駅周辺の環境との共生を図りながら、木の温かみが感じられ、地域の皆さまやお客さまから愛され親しまれる駅を目指します。
2020年1月に全面リニューアルした駅舎およびお客さまトイレを供用開始しており、今年度は、明治神宮へのアクセスに便利な新改札口の設置や、ホームをあたたかみのある木の質感が感じられるデザインへ改良します。
2. 片瀬江ノ島駅のリニューアル
2020年2月より竜宮造りによる本格的な新駅舎を一部供用開始しており、今年度は、駅事務室や窓口、通路、来場者にお楽しみいただく夜間ライトアップ照明の工事を実施します。
※ 7月30日に駅舎のリニューアルを完了し、引き続き、外構工事や構内店舗工事を行います
[画像6: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-310581-5.jpg ]
2 安全対策の強化
(1)ホームドアの設置
お客さまのホームからの転落やホーム上での列車との接触事故を未然に防止するため、下北沢駅(1・2番ホーム)、登戸駅(1・2番ホーム)にホームドアを設置し、今年度中に使用開始します。今後は、1日の利用者数10万人以上の駅へ優先して設置することを予定しており、さらなる安全性の向上を図ります。
[画像7: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-163258-6.jpg ]
<参考>ホームドアの設置状況および計画
[画像8: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-707000-9.png ]
※ 1日の利用者数10万人以上の駅のうち、新百合ヶ丘、藤沢については、駅舎の大規模改良工事にあわせてホームドアの整備を計画しているため、設置時期は未定です
(2)法面の改修
自然災害による土砂崩壊などの被害を抑制するため、昨年度に引き続き、愛甲石田―伊勢原間、東海大学前―秦野間における法面の強度向上を図ります。また、今年度から新たに多摩線で法面に関する健全度の確認などを実施します。
[画像9: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-285690-7.jpg ]
(3)踏切への高機能障害物検知装置の設置
踏切の安全性向上のため、昨年度に引き続き、3次元での物体検知が可能なレーザレーダ方式を採用した踏切障害物検知装置の設置を進めます。
3 ロマンスカーミュージアムの建設
小田急線海老名駅の隣接地に、「“子ども”も“大人”も楽しめる鉄道ミュージアム」をコンセプトとした、小田急の歴史を後世に伝える「ロマンスカーミュージアム」の建設工事を進めています。2021年春(予定)の開業に向けて、今年度は建築工事や館内コンテンツの製作などを行います。
[画像10: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-222462-8.png ]
以 上
小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:星野 晃司)は、お客さまに安心、便利、快適に小田急線をご利用いただくため、2020年度、総額265億円の鉄道事業設備投資を実施します。
当社では、2018年3月に代々木上原―登戸間を複々線化し、続いて、新宿―代々木上原間における各駅停車の10両編成での運転開始や、新型通勤車両5000形の導入など、通勤時間帯を中心とした快適な輸送サービスの実現に努めています。
今年度も、5000形車両の増備による通勤環境のさらなる改善や駅舎の改良などの「サービスの向上」と、駅や踏切における安全性向上や法面改修による自然災害への対応強化などの「安全対策の強化」を重点に設備投資を実施します。また、当社の歴史を後世に伝えるロマンスカーミュージアムの建設工事にも取り組んでまいります。
2020年度鉄道事業設備投資計画の概要
■サービスの向上
・新型通勤車両「5000形」の増備
・特急ロマンスカー・EXE(30000形)および通勤車両「1000形」のリニューアル
・参宮橋駅、片瀬江ノ島駅などの駅舎の改良
[画像1: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-874447-0.jpg ]
■安全対策の強化
・下北沢駅(1・2番ホーム)、登戸駅(1・2番ホーム)へのホームドアの設置
・自然災害(土砂崩壊等)による被害を抑える法面の改修
・踏切の安全性を向上させる高機能障害物検知装置の設置
[画像2: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-956130-1.jpg ]
■ロマンスカーミュージアムの建設
2020年度(通期)の鉄道事業設備投資計画の詳細は、下記のとおりです。
1 サービスの向上
(1)新型通勤車両「5000形」の増備
昨年度に1編成デビューした新型通勤車両「5000形」を、4編成追加増備します。本車両は、複々線完成後の新たな通勤車両として、拡幅車体の採用や空間の広さを追求したデザインにより、快適な車内をご体感いただけることが特徴です。また、車内防犯カメラや、各車両に1箇所の車椅子スペースを設置するなど、安心感や優しさのある車内環境となっています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-349302-2.jpg ]
(2)特急・通勤車両のリニューアル
1. 特急ロマンスカー・EXE(30000形)のリニューアル
特急ロマンスカー・EXE(30000形)1編成をEXEαにリニューアルします※。EXEの快適性はそのままに、木目調の内装や、直接・間接照明によるくつろぎの空間や、大きな荷物を収納できるラゲッジスペース、多機能トイレなど、多様化するお客さまのニーズに合致したサービスを実現します。また、制御装置の更新等による省エネルギー化や、床下機器の低騒音化など、環境面にも配慮します。
※ 2020年5月より運行しています
[画像4: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-902011-3.png ]
2. 通勤車両「1000形」のリニューアル
通勤車両「1000形」を1編成リニューアルします。車椅子スペース、車内LCD表示器、自動放送装置などを設置することで、どなたにもより安心・快適にご利用いただけます。また、制御装置の更新等による省エネルギー化や、床下機器の低騒音化など、環境面にも配慮します。
[画像5: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-261118-4.jpg ]
(3)駅舎の改良
1. 参宮橋駅のリニューアル
2020年9月のリニューアル完了に向けて、改良工事を推進します。『木と緑に溶け込む「杜」の玄関口』をコンセプトに、駅周辺の環境との共生を図りながら、木の温かみが感じられ、地域の皆さまやお客さまから愛され親しまれる駅を目指します。
2020年1月に全面リニューアルした駅舎およびお客さまトイレを供用開始しており、今年度は、明治神宮へのアクセスに便利な新改札口の設置や、ホームをあたたかみのある木の質感が感じられるデザインへ改良します。
2. 片瀬江ノ島駅のリニューアル
2020年2月より竜宮造りによる本格的な新駅舎を一部供用開始しており、今年度は、駅事務室や窓口、通路、来場者にお楽しみいただく夜間ライトアップ照明の工事を実施します。
※ 7月30日に駅舎のリニューアルを完了し、引き続き、外構工事や構内店舗工事を行います
[画像6: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-310581-5.jpg ]
2 安全対策の強化
(1)ホームドアの設置
お客さまのホームからの転落やホーム上での列車との接触事故を未然に防止するため、下北沢駅(1・2番ホーム)、登戸駅(1・2番ホーム)にホームドアを設置し、今年度中に使用開始します。今後は、1日の利用者数10万人以上の駅へ優先して設置することを予定しており、さらなる安全性の向上を図ります。
[画像7: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-163258-6.jpg ]
<参考>ホームドアの設置状況および計画
[画像8: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-707000-9.png ]
※ 1日の利用者数10万人以上の駅のうち、新百合ヶ丘、藤沢については、駅舎の大規模改良工事にあわせてホームドアの整備を計画しているため、設置時期は未定です
(2)法面の改修
自然災害による土砂崩壊などの被害を抑制するため、昨年度に引き続き、愛甲石田―伊勢原間、東海大学前―秦野間における法面の強度向上を図ります。また、今年度から新たに多摩線で法面に関する健全度の確認などを実施します。
[画像9: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-285690-7.jpg ]
(3)踏切への高機能障害物検知装置の設置
踏切の安全性向上のため、昨年度に引き続き、3次元での物体検知が可能なレーザレーダ方式を採用した踏切障害物検知装置の設置を進めます。
3 ロマンスカーミュージアムの建設
小田急線海老名駅の隣接地に、「“子ども”も“大人”も楽しめる鉄道ミュージアム」をコンセプトとした、小田急の歴史を後世に伝える「ロマンスカーミュージアム」の建設工事を進めています。2021年春(予定)の開業に向けて、今年度は建築工事や館内コンテンツの製作などを行います。
[画像10: https://prtimes.jp/i/12974/737/resize/d12974-737-222462-8.png ]
以 上