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ピセアタンノールを含む食品の摂取により目尻のシワが改善する可能性が確認されました「Frontiers in Nutrition(Volume 13 - 2026)」に論文が掲載されました

森永製菓株式会社(東京都港区芝浦、代表取締役社長 COO・森 信也)では、ポリフェノールの一種である「ピセアタンノール」の機能性研究を進めています。このたび、健常成人を対象としたヒト試験により、ピセアタンノールを含む食品を8週間継続摂取することで、目尻のシワが改善する可能性が示されました。

■研究の背景と内容
加齢や紫外線ダメージ、角層の水分量低下などにより生じる目尻のシワ1)は、外見のみならずQOLや心理的満足度にも影響を及ぼす重要な皮膚老化指標の一つでもあります2)。ピセアタンノールはパッションフルーツ種子に多く含まれるポリフェノールの一種で、抗酸化・抗炎症作用をはじめとする多様な生理機能が報告されています。当社のこれまでの研究では、ピセアタンノールがヒトにおいて「長寿遺伝子」とも呼ばれるサーチュイン遺伝子の発現を増加させることを明らかにしてきました3)。またこれまで、ピセアタンノールの摂取による肌水分量や肌弾力性の改善効果は示されているものの4,5)、経口摂取によるシワ改善を臨床的に検証したデータはありません。
そこで本研究では、健康な日本人女性を対象に、ピセアタンノール経口摂取が目尻のシワに及ぼす影響を評価しました。

■研究概要および結果
30歳から59歳の肌の乾燥を気にする女性を対象に、ピセアタンノール10mgを含む飲料(ピセアタンノール飲料)、またはピセアタンノールを含まない飲料(プラセボ飲料)を8週間継続摂取してもらい、摂取前後にて目尻のシワおよび頬の角層水分量の測定を行いました。その結果、ピセアタンノール飲料摂取群では、目尻のシワがプラセボ飲料摂取群と比較して有意に改善されました(図1)。また、同時に測定した頬の角層水分量についても有意な改善が見られました。
本研究の結果から、ピセアタンノールを継続摂取することで角層水分量を保持し、目尻のシワを改善することが示唆されました。
本研究成果は、査読付き国際学術誌Frontiers in Nutritionに、「Oral supplementation with piceatannol improves skin hydration and reduces wrinkle severity: a randomized, double-blind, placebo-controlled trial」として論文掲載されました(2026年4月28日)。

<注意>
・本研究は、健常な成人を対象としたものであり、すべての方に当てはまるものではありません。
・本成果は、疾病の治療・予防を意図したものではありません。

現在当社は、ピセアタンノールを軸にして、XPRIZE Healthspanに挑戦しております。XPRIZE Healthspanは、2030年までに最低10年若返りを実現することを目標とした賞金が1億ドルの世界的なコンペティションです。若返りを実現すべく、これからもピセアタンノールの研究を継続して参ります。

【参考文献】
1) S. Park:Biogerontology, 23:275 (2022).
2) C.S. Koblenzer:Clinics in Dermatology, 14:171 (1996).
3) K. Tanaka et al.:Life, 14:589 (2024).
4) 吉原瑞樹ら:薬理と治療JPT., 51,1187 (2023).
5) 山本貴之ら:薬理と治療JPT., 46,1191 (2018).

■研究概要
【実施時期】2025年2月〜4月
【対象者】30〜59歳の健康な日本人女性(最終解析対象者82名)
【試験食品】ピセアタンノール10mg含有飲料
【対照食品】ピセアタンノール非含有飲料
【試験期間】8週間継続摂取
【試験方法】ランダム化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験
【試験項目】目尻シワグレード目視評価、角層水分量
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