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株式会社KADOKAWA（本社：東京都千代田区　代表取締役社長：松原眞樹）は、96歳・現役女医である梅木信子の『ひとりは安らぎ感謝のとき』を発売いたしました。





梅ちゃん先生が96年間生きて見つけた
“毎日の暮らしの中の幸せ”

[画像: http://prtimes.jp/i/7006/2307/resize/d7006-2307-200736-1.jpg ]



96歳にして現役医師である梅木信子。結婚式を1か月後に控えた23歳時に、婚約者・梅木靖之を戦争で失いました。裁判を経て婚姻関係を認められ、そして与えられた軍人遺族特権であった医学校の優先入学制度を活用し、「軍医となり見事散り、靖国で亡き夫と再会する」思いを胸に、医学の道に入りました。戦後開業医として東京・日野で90歳まで世に尽くし、現在は亡き夫との思い出の地、兵庫県垂水で日々を過ごしています。その凄絶な青春期、そして73年の「ひとりきりの人生」を通じて悟った「毎日の暮らしの中に幸福を見つける心」の持ち方を語りつくした１冊です。「失うものが何一つないこの安らかな孤独。私は感謝しています。いま私は安心立命の境地にいるのです」との言葉に代表されるエピソードの数々は、超高齢化社会に突入した、日本人すべての胸に迫るものがあります。


【内容】
＜第一部＞
ふたりのとき〜喜びが贖罪・哀惜・鎮魂に変わるまで〜

＜第二部＞
ひとりのとき〜96年間「愛する人の生」を生きて学んだこと
第一章
老人のあるべき姿とは、いかなるものでしょうか

第二章
96歳現役女医として申し上げる病気と健康の考え方

第三章
死について思うこと、思い出すこと

第四章
老人には、若い世代に「正しい日本の心」を伝える義務があります

第五章
幸せは毎日の暮らしの中に見つかります


【著者プロフィール】
梅木信子（うめき のぶこ）
1920年大分県生まれ。23歳時に結婚式の１か月前に夫・梅木靖之を戦争で失う。遺族特典を活用し、東京女子医専に入学、医師の道を進む。東京都日野市で開業医となり、89歳で閉院。亡き夫と逢瀬を重ねた神戸市垂水に戻り、96歳現在、現役医師を続けている。また、靖之氏の母校である神戸大学海自科学部に奨学金を設け、海で散った夫の遺志を継ぐ若者を支援している。


『ひとりは安らぎ感謝のとき』
著：梅木信子
発売日：2016年3月25日（金）
体裁：新書判　200ページ
定価（本体1000円＋税）
発行：株式会社KADOKAWA