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【GMOインターネット】機械学習・ディープラーニング向けGPUサーバー「GPUクラウドbyGMO」提供開始〜GMOインターネットグループ内のGPU環境整備と研究開発・サービス活用も加速〜




2019年3月28日
報道関係各位

GMOインターネット株式会社
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機械学習・ディープラーニング向けGPUサーバー
「GPUクラウドbyGMO」提供開始
〜GMOインターネットグループ内のGPU環境整備と研究開発・サービス活用も加速〜
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 GMOインターネット株式会社(以下、GMOインターネット)は、機械学習やディープラーニング/AI(人工知能)分野などに求められる高速演算処理を行える、NVIDIA社の最新GPU「Tesla(R) V100」を搭載したクラウドサービス「GPUクラウド byGMO(https://gpu.cloud.gmo.jp)」を、本日2019年3月28日(木)より提供開始いたします。
 またGMOインターネットでは、AIや機械学習を用いた先端技術への取り組みの一環として、GPUを搭載したインフラ基盤を順次整備し、GMOインターネットグループにおけるネット証券、EC、ネット広告をはじめとするAIや機械学習と親和性の高い関連事業分野での技術研究やサービス活用を進めてまいります。
 これに合わせ、GPU環境をまとめて保有することによるリソースの有効活用として、GMOインターネットグループのエンジニア職は、「社内エンジニア制度」を通じていつでもGPUリソースを利用可能といたします。エンジニアが使いたいときに使える環境を社内に整えることで、研究やサービスへの活用スピードが早まることが期待できるうえ、AIや機械学習などだけでなく、GPU環境を活用した新しいアイディアを生み出す土壌を作りたいと考えています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/136/2600/resize/d136-2600-915656-0.png ]


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【「GPUクラウド byGMO」とは】
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 GPU(Graphics Processing Unit)は、高度な並列演算処理が求められる3Dグラフィックスや映像などの画像処理(レンダリング)のために開発され、昨今では機械学習やディープラーニング、AIなど高度な計算処理が求められる場面でニーズが高まっているプロセッサ(演算装置)です。
 「GPUクラウド byGMO」は、NVIDIA社の最新GPU「Tesla(R) V100」を採用し、加えて高速インターコネクト「InfiniBand EDR」と分散ファイルシステム「Lustre」を組み合わせた高速演算リソースをベアメタルサーバー※1としてクラウド経由で提供するサービスです。お客様は、自社で設備投資する必要が無く、必要なときに使いたい分だけ計算(GPU)リソースの調達が可能となります。
 また、「GPUクラウド byGMO」で採用している「Tesla(R) V100」は、1基で最大100CPU分のパフォーマンスを発揮し、これまで難しいとされていた大量のデータ処理が求められるような課題に取り組むエンジニアや研究者を強力に支援するものです。

※1:物理サーバーのこと。


■「GPUクラウド byGMO」の主な特長
(1)必要なときに使いたい分だけ使えるGPU環境
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 クラウドサービスなので導入に時間がかからず、お申し込みから最短当日に利用開始できます。また、追加で計算リソースを必要とする場合や、自社で保有している計算リソースの不足分を補うスポット利用など、柔軟にリソース調達が可能です。なお、サービス開始時は月額利用ですが、今後、時間課金のプランも提供開始する予定です。

(2)開発環境は予めセットアップ。すぐ使えるGPU環境
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 GPU向けのプログラミング環境として、「OpenCL」やNVIDIA社の提供する「CUDA(R)」などのソフトウェア開発環境をセットアップした状態で提供します。また、コンテナエンジンに「Singularity」を採用することで、マルチノードによる大規模な学習に対応し、Dockerイメージ※2をそのままインポートすることも可能で、環境に合わせたセットアップを最小限に抑え、簡単に実行できます。

※2:Docker とは、1つのOS環境でありながらファイルを独立させることができるコンテナ型の仮想化環境を提供するオープンソースソフトウェアで、Dockerイメージはそのコンテナを作るために必要となるファイルシステム。

(3)高速インターコネクト「InfiniBand EDR」で広帯域/低レイテンシを実現
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 GPUの特徴を最大限に生かすためには、ファイルストレージおよびGPUサーバー間の通信において、広帯域かつ低レイテンシ※3の高速通信を実現する必要があります。そこで、科学技術分野における並列計算機やHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)で利用される高速インターコネクト「InfiniBand EDR」を採用し、GPUサーバー間およびGPUサーバー/ファイルストレージ間の通信において100Gb/sの超高速転送を可能にしています。

※3:レイテンシとは、通信の遅延のこと。

(4)分散ファイルシステム「Lustre」を採用
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 高い計算処理性能を発揮させるには、膨大な元データを格納しているファイルサーバーの能力も求められます。HPCや、ゲノム分野など、大規模な解析、シミュレーション用システムにおいては、こうした課題を解決するために、分散ファイルシステム※4を採用しており、中でも「Lustre」は多くの利用実績を持ちます。「Lustre」を導入することにより、ファイルサーバーのデータへのGPUサーバーの高い読み込みと書き込みを可能にするとともに、数台〜数万台のGPUサーバー間でのデータ共有を実現します。これにより、GPUサーバーでの大量のデータ処理を可能にします。

※4:分散ファイルシステムとは、データを複数のコンピューターにまたがって格納しながらも、仮想的に1つのように扱うことを可能にするファイルシステム。

(5) GPU間のNVLINK接続
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 超高速ノード間接続を可能にするNVIDIA(R) NVLink(TM) テクノロジーによりPCIe※5の帯域幅を拡張し、1台のサーバーにつき最大 4基の 「Tesla(R)V100」を相互接続したシステム構成のプランをご用意しています。これは、通常のPCIeのみで相互接続した際の帯域幅と比べ約5倍の速度を実現しており、高いパフォーマンスを発揮します。

※5:PCI Express の略で、コンピューターのパフォーマンスを向上させるための拡張スロット標準仕様の一つ。

GMOインターネットは、「GPUクラウド byGMO」の提供を通じて、膨大な計算を必要とする機械学習やディープラーニング/AI分野における重要課題の解決を支援します。

<主なユースケース>
 「GPUクラウド byGMO」は、高度な計算リソースの需要にお応えします。具体的には、ディープラーニングや機械学習などAI技術分野をはじめ、創薬分野の分子動力学シミュレーションや応用シミュレーションなど、各種シミュレーション、科学技術計算などの利用に最適です。特にAI技術分野では、業務の効率化や異常検知、マッチング、予測など、様々な産業において活用が期待されていることから、AIの需要の高まりとともにGPUサーバーのニーズが高まっています。また、医療用の3D解析ビューアーのリアルタイムでの高画質ボリュームレンダリングといった、高負荷な画像処理も可能です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/136/2600/resize/d136-2600-122367-1.png ]


■「GPUクラウド byGMO」の主な仕様とプラン
全3プランご用意しており、GPUの搭載数に応じてお選びいただけます。
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プラン名      :1GPUプラン / 2GPUプラン/ 4GPUプラン
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初期費用        :882,000円 / 1,560,000円 / 2,880,000円
(初期分割)    :(73,500円) / (130,000円) /(240,000円)
月額費用      :97,000円 / 142,000円  / 230,000円
GPU型式         : ←  NVIDIA(R) Tesla(R) V100 SXM2 →
GPUメモリ        :16GB   /  32GB   /   64GB
NVIDIA Tensorコア数   :640      / 1,280   /   2,560
NVIDIA CUDA(R)コア数  :5,120    / 10,240 /   20,480
CPU            : ← Intel(R) Xeon(R) Gold 5122 4コア 3.60GHz ×2 →
OS            : ←      Ubuntu 16.04      →
メモリ           : ←          192GB       →
ストレージ        : ←  SSD480GB+Lustreファイルストレージ →
設置場所         : ←        国内 →
インターコネクト     : ←   InfiniBand EDR 100Gbps →
演算性能
単精度浮動小数点数演算 :約15.7TFLOPS /約31.4TFLOPS /約62.8TFLOPS
倍精度浮動小数点数演算 :約7.8TFLOPS /約15.6TFLOPS /約31.2TFLOPS
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※上記記載の内容は変更になる可能性があります。

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【「GPUクラウド byGMO」提供の背景と活用に向けた取り組み】
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 昨今、GPUを搭載したGPUサーバーは、ディープラーニングや機械学習を含むAIの分野をはじめ、様々な産業分野から注目を集めています。
 一方GMOインターネットは、インターネット産業の黎明期から、多くの産業でのインターネットの普及と活用を推進してまいりました。現在では、インターネットインフラサービスにおいては国内シェアNo.1、ご契約数も延べ1,000万件に達し、日本のインターネット産業の発展を支える基盤となっています。
こうした中、GMOインターネットでは、今後GPUを用いたサービスが、AI技術分野はもちろんのこと、ロボティクスや医療、自動運転、金融、レイトレーシングなど、各産業分野の発展に不可欠なテクノロジーを支える基盤になると考えています。
 そこでGMOインターネットでは、膨大な計算を必要とするこれらの分野における課題を解決し、日本の産業を支える基盤となるべく、「GPUクラウド byGMO」を提供することといたしました。
 GMOインターネットグループ内でも、すでにGMOクリックグローバルマーケッツ株式会社がGPUクラウドを利用した金融向け研究に取り組んでいます。GMOインターネットでは、社内での技術研究やサービスへの活用を進めることで得たノウハウや知見を「GPUクラウド byGMO」に投入し、よりお客様のサービスや研究にGPUを利活用しやすい環境を提供してまいります。

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【GMOインターネットグループにおける「GPUインフラ基盤」について】
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 GMOインターネットグループでは、アドテクノロジーを活かした広告配信サービスや、世界No.1の取引高を誇るFX取引サービス、有料ショッピングサイト数も国内最大規模のECサイト構築支援サービスを展開しています。また、機械学習の研究にも力を入れており、これらの領域において、GPUクラウドを導入し積極的に活用してまいります。
 また、GMOインターネットグループのエンジニア向けにも自由に使える環境を用意することで、積極的に活用を促し、データサイエンティストの育成や、新技術に触れることによる新しいアイディアやビジネスの創出につなげていきたいと考えています。

以上
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【サービスに関するお問い合わせ先】
●GMOインターネット株式会社
クラウド事業部 高田
E-mail:info@gpu.cloud.gmo.jp
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【報道関係お問い合わせ先】
●GMOインターネット株式会社
グループ広報・IR部 石井
TEL:03-5456-2695   E-mail:pr@gmo.jp
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【GMOインターネット株式会社】 (URL:https://www.gmo.jp/
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会社名  GMOインターネット株式会社 (東証第一部 証券コード:9449)
所在地  東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者  代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 ■インターネットインフラ事業
     ■インターネット広告・メディア事業
     ■インターネット金融事業
     ■仮想通貨事業
資本金  50億円
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Copyright (C) 2019 GMO Internet, Inc. All Rights Reserved.
■GMO INTERNET GROUP■ www.gmo.jp
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