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『円ドル同時終焉の跫音』

株式会社ビジネス社(東京都新宿区:代表取締役社長 唐津隆)は、2014年10月10日に『円ドル同時終焉の跫音〜日米無理心中物語』を発売いたしました。
本書は2010年2月に弊社より刊行した『ドル終焉』を大幅に加筆し、緊急復刊いたしました。
「2010年明けのタイミングは、円ドル相場が1ドル=90円前後を行き来していたが、2010年の後半から80円割れを伺う様相が明確になり、2011年10月には、月中平均値で1ドル=76.72円という未曾有の円高水準に達した。現在は状況が異なり、一転して円安に向かった。それでもなお筆者はドル終焉を主張している。安部政権は、円安は日本にとって神風なのだと信じてやまないが、貿易や産業の構造変化に目を向ければ、円安は何の後押し効果をもたらさない。もはや安部政権の経済学は浦島太郎のような時代遅れの経済学である」、と著者は主張しています。
本書の中では、この数十年の変化について、ドルを中心に7つの局面として振り返っています。その場面の概略、そして何がおこったか、対応策は良かったのか悪かったのか、悪かったとしたらどうすることができたか。今につながる問題点は何かなどを論じています。いま読むべき、世界経済を横断的に斬った名著を、ここに復刊いたします。



プロローグ なぜ私たちにお金が回ってこないのか
第1章 恐怖の無限ループにはまり込んだ地球経済
第2章 ドル崩壊のプロローグ
第3章 権威失墜
第4章 時代転換のサイン?第5章 ユーロ誕生という新たな風
第6章 互恵主義の萠芽と矛盾
第7章 誇張の恐怖 
エピローグ 恐慌ドラマの次のステージ… 向こう側に辿りつけるか

著者:浜矩子
1952年生まれ。一橋大学経済学部卒業。1975年三菱総合研究所入社後、経済調査部、ロンドン駐在員事務所長兼駐在エコノミストなどを経て、2002年より同志社大学大学院ビジネス研究科教授。2011年には同志社大学大学院ビジネス研究科長に就任。2012年から財務省の財政制度等審議会臨時委員を務める。専門は「国際経済学」「国際金融論」「欧州経済論」


(価格)1,000円+税 

〈発売日〉2014年10月10日 

〈出版元〉ビジネス社

《 お問い合わせ先 》
株式会社ビジネス社 広報担当:松矢
〒 162-0805東京都新宿区矢来町114番地 神楽坂高橋ビル5F
E-mail : matsuyapress@gmail.com
TEL03-5227-1602/ FAX 03-52271603
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