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医療機関での透析に苦しむ人へ。食事や水分の制限も、通院の負担もない!健康な人に近い生活を実現できる「在宅透析」の魅力とは。『「生涯現役」をかなえる在宅透析』2021年7月19日発売!

株式会社幻冬舎のグループ会社、株式会社幻冬舎メディアコンサルティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田貴幸)は、『「生涯現役」をかなえる在宅透析』(鈴木 孝子 著)を2021年7月19日に発売いたします。
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人工透析が始まったら人生終わり……と思っていませんか?
入院・通院を減らしてQOLを高める在宅血液透析とは──

現代の日本では、脂質や糖質の多い食事や運動不足、ストレスなどの要因から生活習慣病になり、透析が必要になる患者が増え続けています。
多くの透析患者は病院に通って治療を受けていますが、この「施設血液透析」では1回につき4時間の治療を週に何回も行わなければならないため、時間的にも精神的にも負担を伴います。また、食事などについても厳しい制限を受けます。
そういった透析のネガティブな面は世間一般にも認識されていて、透析がはじまると「人生終わり」だと絶望してしまう人も少なくありません。
しかし、透析患者にも健康な人と同じように、自由で幸せに生きる権利があります。
透析患者が人生を輝かせるためにすすめたいのが、「在宅透析」という手段です。
「在宅透析」には器械を家に置いて、施設と同じように透析を行う方法と、自分の腹膜を使って行う腹膜透析という方法があり、毎日実施することができます。通院回数も減るため自由な時間が増えますし、施設血液透析よりも体調がよくなるというメリットがあります。
「在宅透析」を活用すれば、それまで諦めていた仕事や趣味などをしやすくなり、自由な人生を送ることも夢ではなくなります。

本書では、「在宅透析」の基本的な知識やメリットのほか、慢性腎臓病の家庭でのケア方法、企業が透析患者を雇用する際の留意点など、在宅透析と慢性腎臓病に関して幅広く解説します。

【書籍情報】
書 名:『「生涯現役」をかなえる在宅透析』
著 者:鈴木 孝子(スズキ タカコ)
発売日:2021年7月19日
定 価:1,650円(1,500円+税)
体 裁:四六版・並製/220ページ
ISBN :978-4-344-93417-7

【目次】

はじめに

第1章 慢性透析患者が増え続ける日本
・超高齢社会を背景に、透析患者数も右肩上がり
・「肝腎かなめ」といわれるけれど、意外と知られていない腎臓の働き
・CKDにかかると、体がおぼれてしまう!?
・血圧の安定や血液をつくる働きも。腎臓はマルチプレーヤー
・腎不全の治療「腎代替療法」はこれだけある
・施設血液透析とは
・コラム ドライウェイトはなぜ大事か
・透析患者の余命は延びている、でも……

第2章 一般的な血液透析療法の問題点―社会復帰を難しくしているのはなぜ?――
・「働きたくても働けない」患者さんが多い
・就労の壁が高い透析治療
・代替できる機能に限りがある
・透析は「つらいもの」が一般認識
・合併症とは一生の付き合いに
・施設血液透析は、生活の自由を奪う
・「週3回、1回4時間」では足りない
・個人差が考慮されにくいベルトコンベアー式治療
・「元気でいきいき、自立した生活」のために望ましい透析とは?
・回数が多いほど寿命が延びる
・施設血液透析の限界
・コラム 施設血液透析にもバリエーションが登場している

第3章 透析患者の社会活動の門戸を開く在宅透析(1):在宅血液透析
・在宅血液透析とは
・在宅血液透析の優れた点
・在宅血液透析を導入するためには
・透析導入後の流れ
・在宅透析の課題
・IT技術の導入で安心感アップ
・導入後のアフターフォロー
・自分で学ぶ姿勢が必要
・普及率が低い理由は医療機関側にも
・在宅血液透析Q&A

第4章 透析患者の社会活動の門戸を開く在宅透析(2):腹膜透析、ハイブリッド療法
・在宅でできるもう1つの方法「腹膜透析」
・腹膜透析の長所と短所
・ハイブリッド療法とは?
・ハイブリッド療法の利点と欠点
・「腹膜ノート」で日々の健康状態を管理
・ライフスタイルに応じて選べることが大事
・ハイブリッド療法Q&A

第5章 CKD患者のケアで心掛けたいこと――家族も一緒に頑張ろう――
・慢性腎臓病(CKD)は早期発見が肝要。しかし……
・CKDはどんな病気?
・腎機能の指標、GFR
・自覚症状はあてにならない! 数値と画像でCKDの進行を知る
・クレアチニン値1・5〜3mg/dLが正念場
・CKDを悪化させないためには
・コラム IgA腎症の早期発見は尿タンパクをチェック
・働き過ぎで、自分を顧みない人に見逃しが
・減塩の工夫
・コラム 日本高血圧学会「減塩食品リスト」も参考に!
・リン制限の工夫―吸収されやすいリン、されにくいリン
・カリウム制限の工夫
・CKDでは尿量確保が大事
・コラム 水分を摂り過ぎると、心臓が「伸びきったゴム」に
・「だめじゃないの」をやめてみる―家族によるメンタルケアのヒント
・本章のまとめに代えて――軽症のうちから取り組むことの大切さ

第6章 透析患者も目指せる「生涯現役」――社会参加しやすくなる環境づくりを――
・持続可能な生涯現役社会を目指して
・透析患者の就労をはばむものは何か
・透析患者が行うべきこと
・企業への提言
・医療機関にも課題が多い
・患者、企業、医療機関相互の信頼関係が、働きやすい社会をつくる

おわりに

【著者プロフィール】
鈴木 孝子(スズキ タカコ)
1992年3月、長崎大学医学部医学科 卒業。東京大学医学部附属病院、小平記念東京日立病院、社会保険中央総合病院で勤務。2000年3月に東京大学大学院医学部医学系研究科内科学専攻博士課程修了。高島平中央総合病院腎臓内科部長、森山リハビリテーション病院腎臓内科部長を経て、2007年4月より駒込共立クリニック院長。2011年6月に南青山内科クリニックを開業。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000240146&id=bodyimage1



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