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TIS「Oracle Autonomous Databaseマイグレーションサービス」を提供〜DB運用を自動化させるOracle Autonomous Databaseへの移行をサポート〜

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、Oracle Database(以下:Oracle DB)の運用負荷を軽減したい企業や、基幹系システムをオンプレミスからOracle Autonomous Database(以下:Autonomous Database)へ移行を検討中の企業向けに、コンサルティングから運用までを支援する「Oracle Autonomous Databaseマイグレーションサービス」(以下:本サービス)の提供を2021年9月28日より開始することを発表します。

本サービスは、Oracle Cloud Infrastructure(以下:OCI)※1上の自律型データベースであるAutonomous DatabaseへのOracle DB移行を前提にしたコンサルティングを行い、周辺サーバーなども含めシステムをクラウドへ移行し、運用保守までワンストップで提供するサービスです。

本サービスを活用することで、バージョンアップなども含め計画的かつ効率的に企業のOracle DBをAutonomous Databaseへ移行します。Oracle DBのクラウド化ならびに管理・運用の自動化を実現することで、DB運用負荷軽減によるTCOの削減とコスト最適化を達成します。

※1 Oracle Cloud Infrastructure(OCI)。クラウドネイティブおよびエンタープライズ企業のITワークロードを実行するために、オンプレミスの高性能コンピューティング能力を提供するIaaS/Paasのパブリッククラウドサービス。(https://www.oracle.com/jp/cloud/



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000244770&id=bodyimage1

「Oracle Autonomous Databaseマイグレーションサービス」のサービスステップ

本サービスでは、Autonomous Databaseの導入・移行をTISがアセスメントし、Tobe構成や移行方針、実行計画などを策定します。また、本格導入前にPoCで、移行に伴う具体的な影響の抽出から実現性の確認、性能評価などを実施し、導入・移行ではTISのテンプレートに基づきAutonomous Databaseの構築/テスト、運用設計、移行までを行います。運用保守支援ではIaaSレイヤも含めたAutonomous Databaseの運用監視や24/365のオペレーターサービスも提供可能です。

TISは、Oracle DBの運用負荷を軽減したい企業や、オンプレミスの基幹系システムをAutonomous Databaseへ移行することを検討中の企業に本サービスを販売していき、2023年までに30社への提供を目指します。


■背景

昨今のクラウド化の流れの中でも、企業の基幹系システムや肥大化したOracle DBは、未だオンプレミスに残り、運用コストがかかっている状況が多くの企業で続いています。それに加え、オンプレミスで老朽化し大規模化したOracle DBの管理運用には手間もかかり、希少かつ高単価なDBA※2人材を抱え続けなければならない現状があります。
これらを解決するサービスとして、Oracle DBのメンテナンスや拡張、性能チューニングなどの運用保守業務をML/AIにより自動化できるAutonomous Databaseに期待が寄せられています。このサービスによりDB運用負荷は大幅に軽減され、人員コストも削減できるようになります。また、ガートナーのクラウドDBに関するレポート※3においても、Autonomous Databaseは各ユースケースで1位または2位のポジションとなっており、クラウドDB市場での評価が高く、今後国内企業への導入も加速が見込まれます。
一方で、Autonomous Databaseは、インストールベースのOracle DBや他のOracle DBのクラウドサービスと比較し、自動運用できる反面、DBサーバー上にソフトウェアの導入や機能実装ができない、保守・開発者がDBサーバーへアクセスできないなどの大きな制約があります。Autonomous Databaseを導入するには、それらの利用制限事項を踏まえた構築・実装や利用方式などを熟知した人材が必要となります。
そこでTISは、これまでのOracle DBの取扱い実績とAutonomous Database導入の実績や知見を組み合わせてノウハウ化し、Autonomous Databaseの導入・移行のコンサルティングから実際の移行、運用までをワンストップで支援する本サービスを提供します。

※2:DBA:データベース管理者(Database Administrator)
※3:Gartner Reports: 2020 Critical Capabilities for Cloud Database Management Systems for Operational and Analytical Use Cases(https://www.oracle.com/jp/database/gartner-dbms.html


■「Oracle Autonomous Databaseマイグレーションサービス」の概要

本サービスは、Autonomous Databaseの導入・移行に向けた検討課題に対するアセスメントとPoCを提供する「コンサルティングサービス」と、実際の導入、移行までを提供する「導入・移行サービス」、Autonomous Databaseを含むクラウドの統合監視や24/365での運用支援を提供する「統合運用管理サービス」の3つのサービスで構成されています。

1)「コンサルティングサービス」
「アセスメント」と「PoC」の2つのメニューで構成されています。

(1)アセスメント
以下の4つの工程でAutonomous Databaseの導入移行の計画策定を支援します。
導入Fit&GapではTIS独自のAutonomous Database導入ガイドラインを活用しながら、制約へ
の対処や各種方式、運用ポリシーなどをお客様システムに合わせ整理していきます。
(ア)Autonomous Database 導入Fit&Gap
(イ)移行方針/ロードマップ策定
(ウ)Tobeシステム構成定義
(エ)コスト試算/効果算定

(2)PoC
Autonomous DatabaseやOCIにおいて移行、性能、運用の3つの観点で検証することにより
フィジビリティを確認します。特に移行においてはOracle DBのバージョンアップによるSQL
への影響を実機にて抽出するサービスも提供します。

<費用>
アセスメントサービス:400万円〜(2カ月〜)
PoCサービス:300万円〜(2カ月〜)
※規模やDB数により変動

2)「導入・移行サービス」
Autonomous Databaseの導入・セットアップからDB移行・システム切替えまでをOCIのIaaSレイヤも含め支援します。TISのAutonomous Database導入・移行アセットテンプレートを使いながら効率的に導入移行を実現します。要件に応じて高可用性構成やディザスタリカバリへの対応、停止時間を極小化した移行の実現など、ノウハウと実績豊富なTISならではの技術力で支援します。

<費用>
個別お見積り

3)「統合運用管理サービス」
Autonomous DatabaseおよびOCIの運用保守をトータル支援します。TISがもつOracle統合運用管理サービスを拡張し、Autonomous Databaseにも対応します。以下の2つのメニューで、継続的な保守運用と改善提案を行います。また、お客様自身で運用される場合は、手順書やナレッジトランスファーを十分に行い、担当者へ引継ぎます。

(1)統合監視サービス
(ア)DBaaS監視※4 -Autonomous Database監視
(イ)IaaS/サーバー監視
(ウ)OCI利用料監視

※4:DBaaS:Database as a Serviceの略

(2)運用保守サービス
(ア)24/365オペレーターサービス
(イ)保守サービス(QA対応、障害復旧支援、DB診断、月次稼働報告・改善提案等)
(ウ)OCI/Oracle製品販売・保守サポート

<費用>
統合監視サービス:月額19万円〜 ※別途初期費
運用保守サービス:個別お見積り

「Oracle Autonomous Database マイグレーションサービス」の詳細は以下を参照ください。
https://www.tis.jp/service_solution/adbmigration/


■今後について

TISのOCI向け導入・移行支援サービスでは、Exadata Cloud Service / Cloud@CustomerやMySQL Database ServiceなどのDBaaS対応範囲の拡大だけでなく、Visual Builder Studioや、Oracle WebLogic ServerをKubernetesなどのコンテナサービスと組み合わせたアプリケーション実行基盤の導入・移行から運用までも支援するサービスを順次リリースしていく予定です。



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000244770&id=bodyimage2


Oracle Autonomous Databaseについて

Oracle Autonomous Databaseは、Oracle Cloud Infrastructureでネイティブに実行され、ワークロード用に最適化されたデータベース・クラウドサービスをトランザクション処理とデータウェアハウス向けに提供します。これまでDBAが行っていた日常的な管理タスクを機械学習を使用して自動化します。詳細は以下URLを参照ください。
https://www.oracle.com/jp/autonomous-database/


TIS株式会社について

TISインテックグループの TIS は、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型の IT ソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN 地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で 3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。
https://www.tis.co.jp/


TISインテックグループについて

TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。


本件に関するお問合わせ先

<報道関係からのお問い合わせ先>
TIS株式会社 企画本部 コーポレートコミュニケーション部 橋田/?橋
TEL:03-5337-4232 E-mail:tis_pr@ml.tis.co.jp

<本件に関するお問い合わせ先>
TIS株式会社 エンタープライズビジネスユニット エンタープライズ営業企画ユニット
エンタープライズビジネス企画部 俣野/持田
TEL:050-1702-4013 E-mail:sol@tis.co.jp


※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
※OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。





配信元企業:TIS株式会社
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