世界の毛皮産業の市場規模が4兆円(400億ドル)を超える調査結果を発表
世界の毛皮産業の市場規模に関する調査結果を発表 「2012年の世界の毛皮市場規模は4兆円(400億ドル)を超える!」―国際毛皮連盟(IFF)が日本とアジアの市場に注力―
国際毛皮連盟(International Fur Federation、略: IFF)が、2012年から2013年にかけて実施した世界の毛皮市場規模に関して調査したところ、2012年の世界の毛皮市場は、4兆円(400億ドル)を超える結果となりました。
内訳は、毛皮産業の小売り高は約3.6兆円(358億ドル)、毛皮の繁殖・飼育事業は7,800億円(78億ド
ル)と推定され、毛皮産業全体の雇用は1億円規模に及ぶという結果が出ました。
今回の調査は、これまで困難とされていた、小売り高のみでなく細かく細分化された毛皮市場や世界規模の毛皮の繁殖・飼育・生産など、広範囲にわたる経済価値に関して初めて調査・分析したものです。
国際毛皮連盟(IFF)では、各国のIFF加盟団体から集められた売上高を基に、世界の年間取引高を毎年発表していました。しかしこの数値は、主な加盟メンバーである毛皮専門店の売り上げだけであり、近年大幅に成長している小規模洋服店やその他の販売チャネルでの売り上げや、毛皮を素材とした屋内装飾品やアクセサリーなどの売り上げは含まれていませんでした。
そこで今回、独自の調査組織と調査・分析モデルを持つPwCイタリアの協力を得、ファッション洋服店や高級デザインブランドなど全ての毛皮関連製品の売上高に関する大規模な調査・分析が初めて可能となりました。
本調査について、国際毛皮連盟(IFF)のCEO:マーク・オーテンは、「今回初めて発表されたこれらの数字は、毛皮産業が過去数年間に渡りとても良い業績であったことを表しています。もちろんこれまでに、中国での景気の停滞、競売での価格の不安定さなどの課題に直面しましたが、近年の北アメリカで異常な寒気や世界中のファッションショーなどで毛皮の人気が高まっていることにより、私たちの産業はふたたび脚光を集めています。この調査結果は毛皮産業が世界経済において期待される価値を表しています。我々の事業が生み出す感傷的課題はもちろんありますが、毛皮貿易はヨーロッパやその他の国の経済的基礎となっていることは現実としてあります。ファッションや室内装飾品の多くが毛皮に依存しています。そして今後もこれは続いていくと予想されます。」と述べています。
国際毛皮連盟(IFF)では、これからの毛皮産業の発展のため、様々な活動を実施する予定です。日本やアジア地域においては、「デザイナー・ワークショップ」やコンペティションの実施など、市場での認知度向上を図るイベントやプロモーションを行う予定です。また、『Fur Future in アジア』を立ち上げ、若いデザイナー、毛皮商、毛皮職人などをサポートするため、様々な形での協力、機会の創出、奨学金の提供を行っています。
【調査概要】
■調査元: プライスウォーターハウスクーパース (PwC) イタリア
■調査期間: 2012年4月13日〜2013年1月14日
■調査概要:
世界各国のGDP、人口構成、消費動向や市場におけるおもな要因である高額所得者の割合や高級品
やアパレル市場などが組み込まれた独自の分析モデルを使用し、実施ました。
調査において、様々な消費者の行動パターン、市場トレンド、IMFや世界銀行のデータ、国家経済
データ、通商代表、PwCのグローバルネットワークなどと組み合わせられました。
※本調査には、毛皮生産の価値を見積るため、主な生産国に関する公表されているデータを参考にしています。(データ例: 国連商品貿易統計データベース(UN Comtrade)、学術論文、グローバルなオークション会社)
※2014年3月28日号の「The Economist」誌の世界中で発行されている国際版に国際毛皮連盟(IFF)のグローバル広告キャンペーンが掲載されており、世界の毛皮貿易の経済価値について特集しています。
(参考)
【毛皮産業に関する情報】
・毛皮産業は、ギリシャ、ロシア、中国、デンマークなどの国において、何万人規模の雇用により各国の経済発展に貢献しています。
・毛皮は、養殖と野生動物から生産されており、現在では約85%が毛皮養殖場で養殖されています。ミンク
やフォックスは最も一般的な養殖毛皮です。その他、ヌートリア、チンチラ、ケナガイタチ、クロテン、フィンラクーンなどの養殖がおこなわれています。
・ヨーロッパや北米における毛皮養殖場で世界の約55%のミンクの生産が行われています。
その他、アルゼンチン、中国、ウクライナ、ロシアなどで行われています。
・中国は毛皮の最大輸入国です。
・毛皮の需要は、北米、ヨーロッパ、ロシアやその他の極東地域でとても高くなっています。中でも、ウクラ
イナ、トルコ、カザフスタンなどの新興国でも需要の成長が見受けられます。
【日本におけるプロモーションの予定】
■Designers Workshop (デザイナーズ・ワークショップ)
・期日: 2014年6月13日
・会場: 東京
■『Fur Future in アジア』
『Fur Future in アジア』を立ち上げ、若いデザイナー、毛皮商、毛皮職人などをサポートするため、様々な形での協力、機会の創出、奨学金の提供を行っています。
■その他のプロモーション
「アジア・ファー・デザイン・コンペティション」と「ジャパン・ファー・デザイン・コンペティション」の両イベントを日本で行う他、今年北京で「アジア・デザイン・コンペティション」も行う予定です。
【国際毛皮連盟(IFF)について】
国際毛皮連盟(IFF)は、60年以上前に設立され、現在、42の毛皮協会と35の団体が加盟しています。会員は、養殖業者、ハンター、デザイナー、小売業者、マーケティング組織など、毛皮のサプライチェーン全体から集まっています。IFFは、天然毛皮と養殖毛皮の両方において、科学的研究に基づいた高水準の動物福祉を推進・奨励しています。更にIFFは絶滅危惧種の取引は行わないことを保証しています。
【本件に関するお問い合わせ先】
iff-japan-pr@kyodo-pr.co.jp
国際毛皮連盟(International Fur Federation、略: IFF)が、2012年から2013年にかけて実施した世界の毛皮市場規模に関して調査したところ、2012年の世界の毛皮市場は、4兆円(400億ドル)を超える結果となりました。
内訳は、毛皮産業の小売り高は約3.6兆円(358億ドル)、毛皮の繁殖・飼育事業は7,800億円(78億ド
ル)と推定され、毛皮産業全体の雇用は1億円規模に及ぶという結果が出ました。
今回の調査は、これまで困難とされていた、小売り高のみでなく細かく細分化された毛皮市場や世界規模の毛皮の繁殖・飼育・生産など、広範囲にわたる経済価値に関して初めて調査・分析したものです。
国際毛皮連盟(IFF)では、各国のIFF加盟団体から集められた売上高を基に、世界の年間取引高を毎年発表していました。しかしこの数値は、主な加盟メンバーである毛皮専門店の売り上げだけであり、近年大幅に成長している小規模洋服店やその他の販売チャネルでの売り上げや、毛皮を素材とした屋内装飾品やアクセサリーなどの売り上げは含まれていませんでした。
そこで今回、独自の調査組織と調査・分析モデルを持つPwCイタリアの協力を得、ファッション洋服店や高級デザインブランドなど全ての毛皮関連製品の売上高に関する大規模な調査・分析が初めて可能となりました。
本調査について、国際毛皮連盟(IFF)のCEO:マーク・オーテンは、「今回初めて発表されたこれらの数字は、毛皮産業が過去数年間に渡りとても良い業績であったことを表しています。もちろんこれまでに、中国での景気の停滞、競売での価格の不安定さなどの課題に直面しましたが、近年の北アメリカで異常な寒気や世界中のファッションショーなどで毛皮の人気が高まっていることにより、私たちの産業はふたたび脚光を集めています。この調査結果は毛皮産業が世界経済において期待される価値を表しています。我々の事業が生み出す感傷的課題はもちろんありますが、毛皮貿易はヨーロッパやその他の国の経済的基礎となっていることは現実としてあります。ファッションや室内装飾品の多くが毛皮に依存しています。そして今後もこれは続いていくと予想されます。」と述べています。
国際毛皮連盟(IFF)では、これからの毛皮産業の発展のため、様々な活動を実施する予定です。日本やアジア地域においては、「デザイナー・ワークショップ」やコンペティションの実施など、市場での認知度向上を図るイベントやプロモーションを行う予定です。また、『Fur Future in アジア』を立ち上げ、若いデザイナー、毛皮商、毛皮職人などをサポートするため、様々な形での協力、機会の創出、奨学金の提供を行っています。
【調査概要】
■調査元: プライスウォーターハウスクーパース (PwC) イタリア
■調査期間: 2012年4月13日〜2013年1月14日
■調査概要:
世界各国のGDP、人口構成、消費動向や市場におけるおもな要因である高額所得者の割合や高級品
やアパレル市場などが組み込まれた独自の分析モデルを使用し、実施ました。
調査において、様々な消費者の行動パターン、市場トレンド、IMFや世界銀行のデータ、国家経済
データ、通商代表、PwCのグローバルネットワークなどと組み合わせられました。
※本調査には、毛皮生産の価値を見積るため、主な生産国に関する公表されているデータを参考にしています。(データ例: 国連商品貿易統計データベース(UN Comtrade)、学術論文、グローバルなオークション会社)
※2014年3月28日号の「The Economist」誌の世界中で発行されている国際版に国際毛皮連盟(IFF)のグローバル広告キャンペーンが掲載されており、世界の毛皮貿易の経済価値について特集しています。
(参考)
【毛皮産業に関する情報】
・毛皮産業は、ギリシャ、ロシア、中国、デンマークなどの国において、何万人規模の雇用により各国の経済発展に貢献しています。
・毛皮は、養殖と野生動物から生産されており、現在では約85%が毛皮養殖場で養殖されています。ミンク
やフォックスは最も一般的な養殖毛皮です。その他、ヌートリア、チンチラ、ケナガイタチ、クロテン、フィンラクーンなどの養殖がおこなわれています。
・ヨーロッパや北米における毛皮養殖場で世界の約55%のミンクの生産が行われています。
その他、アルゼンチン、中国、ウクライナ、ロシアなどで行われています。
・中国は毛皮の最大輸入国です。
・毛皮の需要は、北米、ヨーロッパ、ロシアやその他の極東地域でとても高くなっています。中でも、ウクラ
イナ、トルコ、カザフスタンなどの新興国でも需要の成長が見受けられます。
【日本におけるプロモーションの予定】
■Designers Workshop (デザイナーズ・ワークショップ)
・期日: 2014年6月13日
・会場: 東京
■『Fur Future in アジア』
『Fur Future in アジア』を立ち上げ、若いデザイナー、毛皮商、毛皮職人などをサポートするため、様々な形での協力、機会の創出、奨学金の提供を行っています。
■その他のプロモーション
「アジア・ファー・デザイン・コンペティション」と「ジャパン・ファー・デザイン・コンペティション」の両イベントを日本で行う他、今年北京で「アジア・デザイン・コンペティション」も行う予定です。
【国際毛皮連盟(IFF)について】
国際毛皮連盟(IFF)は、60年以上前に設立され、現在、42の毛皮協会と35の団体が加盟しています。会員は、養殖業者、ハンター、デザイナー、小売業者、マーケティング組織など、毛皮のサプライチェーン全体から集まっています。IFFは、天然毛皮と養殖毛皮の両方において、科学的研究に基づいた高水準の動物福祉を推進・奨励しています。更にIFFは絶滅危惧種の取引は行わないことを保証しています。
【本件に関するお問い合わせ先】
iff-japan-pr@kyodo-pr.co.jp










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