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国連の定める薬物乱用防止デーを記念して薬物防止イベントを開催 −広がる大麻、危険ドラッグ、処方薬乱用―

6月26日(月)、国連の定めた薬物乱用防止デーを記念して、日本薬物対策協会は新宿のサイエントロジー東京大会議室にて広がる大麻や危険ドラッグ、処方薬の乱用などを防止していくため講師や漫才師らを招き啓発イベントを開催しました。

 薬物という罠が子ども達に身近な今、薬物問題について、また薬物に手を出させない育児・環境づくりについて解決策が求められています。

 このような中6月26日(月)、国連の定めた薬物乱用防止デーを記念して、日本薬物対策協会は新宿のサイエントロジー東京大会議室にて広がる大麻や危険ドラッグ、処方薬の乱用などを防止していくため講師や漫才師らを招き啓発イベントを開催しました。覚せい剤の危険性を訴える特定非営利活動法人イマジンは、このイベントを後援しました。

 冒頭に、美容師でもあり日本薬物対策協会の講師の樋田から高校生らが持つ現状についての話がなされ、「彼氏から勧められ好きだから断れない」といった具体的な相談が授業後にもあるなど触れました。そして、いかに好きな人や友人でも薬物は断らないといけないと強調され、「いつでも相談してほしい」と伝えられました。また別の講師からはアメリカの教育者でもある、L.ロンハバード氏の文献に基づき、1回の薬物がいかに身体的に危険なものか、使用前、使用後の写真などを見せながら薬物を摂取することは快楽ではなく、大きな痛みを伴うことが説明されました。

 また最後には、県警らと協力して普段は防犯セミナーでオレオレ詐欺撲滅漫才などの啓発活動をしている漫才師も登場。薬物についてのネタを初めて披露し、会場の笑いを誘いました。全員がステージに上がり質疑応答のフォーラム中も裏話で盛り上がり、「薬物の深刻さをいかに軽減し、笑いでもって人々にこのテーマを面白く伝えられるかが大変だった」と作り込みの難しさが語られました。

 会のあと聴衆者らは「周りにもし薬物をやっている人がいたら、その有害性を伝えやめられるように伝えたい。」「若者がもっとこういうセミナーに来るようにしたい。」「ネタが良く熟慮されていて勉強になった。」といった声が聞かれ、盛況のうちに終わりました。

 特定非営利活動法人イマジンは、知的障害者のノーマリゼーション、覚せい剤撲滅の普及啓発活動を行っており、秋桜による音楽慰問活動にも協力しています。 
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