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工事現場の壁が障がい者アートギャラリーに 日本セイフティーと障がい者アートのコラボレーション

工事現場の仮囲いに障がい者アートを使ったアートギャラリーにするプロジェクトを仮設資材大手の日本セイフティー株式会社と障がい者のアート活動を支援するアートの輪プロジェクトとが協働しサービス展開。第一号として日本セイフティーの狭山第1機材センターに施工された。

無機質だった工事現場の壁がアートギャラリーに

日本セイフティー(株)(本社:東京都千代田区/代表取締役社長 西田 伸一郎)は、アートの輪プロジェクト(一般社団法人障がい者アート協会(埼玉県入間市/代表理事 熊本 豊敏)と株式会社MOGU(埼玉県さいたま市/代表取締役 伊藤大介)が協働)と2017年11月15日より協働し、工事現場などの壁(仮囲い)に障がい者アート作品をつかったアートギャラリーを展開する取組み「まちかど障がい者アートギャラリー」を開始した。


「まちかど障がい者アートギャラリー」は工事現場などの仮設の壁(仮囲い)を障がい者アートを利用したギャラリーにするというもので、無地や無塗装のものが多い仮囲いの壁を、地域住民に楽しんでもらい親しみを感じてもらえるよう生まれ変わらせるというもの。


日本セイフティーには仮囲いの壁面スペースを活用すべく以前より様々なデザインの提案と掲出を行ってきたノウハウと経験があった。一方、アートの輪プロジェクトで、素材となるアート作品を提供する障がい者アート協会は障がい者アートのインターネット上のギャラリーサイトでの展示や作品を活用した商品化等を行い、生活の中で障がい者のアート活動が認知され世の中に広まる為の展示の方法を模索していた。


この両者の持っている素材・ノウハウやニーズが合致し「まちかど障がい者アートギャラリー」が実現する運びとなった。

主には日本セイフティーが施工主への営業・施工を、アートの輪プロジェクトがアート作品の素材提供・デザインをそれぞれ担当する。

素材として利用される障がい者アート作品の素材提供料が工事の施工主から障がい者アート協会へ支払われることで施工主のCSR活動が実現される。具体的には支払われた素材提供料は障がい者アーティストへの著作権利用料・創作活動応援費として70%、障がい者アート事業の運営に30%が分配され活用される。


まちかど障がい者アートギャラリーの施工第一号は日本セイフティー(株)狭山第1機材センターの高さ3.3m、長さ14mに渡る壁面(下写真)。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM0MjM5MyMxOTI5OTgjNDIzOTNfVlFEV0FNdmlLdC5KUEc.JPG ]
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM0MjM5MyMxOTI5OTgjNDIzOTNfY29kakRsVWtvQS5qcGc.jpg ]


無機質だった工事現場の壁がユーモラスで温かみのある障がい者アートギャラリーになることで、地域住民へ親しみを持ってもらえるよう期待されている。


今後、大手ゼネコンをはじめ全国の建設会社へ「まちかど障がい者アートギャラリー」の存在を知ってもらい、一つでも多くの障がい者アート作品を全国の人に見てもらえるよう、両者が連携して積極的に実施現場を増やしていく活動に取り組んでいく。
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