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オープンソース古地図アプリ作成ライブラリのMaplat、世界初の「線を線に変換する」機能に対応。交通網路線図、地籍図などでの活用も狙い。

相模原市の大塚恒平(屋号:歴史国土)が開発するオープンソース古地図アプリ作成ライブラリのMaplatは、令和元年6月29日に公開されたバージョン0.5.2より、世界で初めて、「線を線に変換する」機能の実現に成功しました。古地図や絵地図上に現在地を表示する際に、道路から外れずに現在地を表示したり、また新たに交通網路線図、地籍図などでの活用も狙いに入れております。Maplatはオープンソースで、不正確な古地図や絵地図を用いた観光、教育など用途のWebやネイティブアプリの作成などに、どなたでも無償でご自由に利用いただけます。

相模原市の位置情報サービスクリエイター:大塚恒平(屋号:歴史国土)が開発するオープンソース古地図アプリ作成ライブラリのMaplatは、令和元年6月29日に公開されたバージョン0.5.2より、世界で初めて、「線を線に変換する」機能の実現に成功しました。ソフトウェア共有サイトGithub上のプロジェクトページ(https://github.com/code4nara/Maplat/wiki)よりソースコードがダウンロードでき、どなたでも無償でご自由に利用いただけます。また、線を線に変換する機能に対応するデータの作成は、同じくGithub上(https://github.com/code4nara/MaplatEditor/wiki)よりダウンロードできる、データ編集ツールMaplatEditorの0.3.2以降で行うことができます。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2MTQ3NyMyMjQ3MzQjNjE0NzdfUURTQ052d2RYZC5wbmc.png ]

線を線に変換できなかったこれまでの手法では、座標系変換を行うために構築する三角網の辺が、地図上の道路など線的要素と交差していた場合、そのような線的要素上の座標は正しく変換できないという問題点がありました。新しい手法では、そういった線的要素の上に三角網の辺が確実に重なるようなデータ編集を可能にしたため、線的要素の正確な変換が可能になりました。またそれに加え、線的要素が直線ではないような、現実世界で曲線の道路が古地図/絵地図では直線として表現されているような場合でも、屈折点に自動的に三角網の頂点を挿入することにより、正確に位置を変換できるようになっています。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2MTQ3NyMyMjQ3MzQjNjE0NzdfdHpqSFd0WklOUi5wbmc.png ]

この新たな機能の対応により、これまでMaplatがターゲットとしてきた古地図/絵地図を用いた観光/教育分野での利用においても、利用者が道路上にいる時に確実に道路上に現在地が表示されるなど利用感の向上につながる他、高度に経路が抽象化された交通路線図における利用や、権利境界を正確に変換する必要がある地籍図における利用など、新たな市場に展開されることを狙いとしています。この機能を利用した参考デモサイトとして、宇野バス様の公開しているバスの運行情報を、抽象化されたバス路線図上に表示するデモを公開しています(https://s.maplat.jp/r/uno_bus.html)。このデモでは、路線の経路情報やバスの現在地は全て経緯度で提供されていますが、抽象的な路線図上にほぼ正確に変換されています。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2MTQ3NyMyMjQ3MzQjNjE0Nzdfc0ZrQ0JpdGhIdS5wbmc.png ]

令和元年7月15日〜20日の間、東京科学未来館で開催される国際地図学会(ICC2019、http://www.icc2019.org/)では、この新たな線を線に変換する技術を含む、Maplatの技術動向に関する発表を行います(7月17日、未来館会場マーキュリー会議室、8:30-10:20のセッション)。


Maplatは、不正確に描かれた古地図や絵地図の上に正確なGPS現在位置を表示したり、正確な地図と重ね合わせたりするWebサイトを作ることができるオープンソースライブラリで、そういった古地図や絵地図を用いた観光、教育など用途のWebやネイティブアプリの作成などに、どなたでも無償で自由に利用できます。不正確な地図の座標系と正確な地理座標系との間の対応づけを、独自の特許出願中技術(特開2019-91147)で実現しております。類似のことを実現する技術は京都市のStroly社が提供する技術などいくつか存在いたしますが、類似技術と比較しての優位点は


* あらゆる地図の間で、全ての地図上の点を1対1で変換する(連続して変換した際、必ず元の場所に戻るように変換する)ことができる

* 表示中の地図を切り替えた際に、地図の表示している場所、縮尺、方角を一致させてぴったりと切り替えることができる


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2MTQ3NyMyMjQ3MzQjNjE0Nzdfa3ZJdUloQUNwbS5wbmc.png ]

* 地図中の線状要素を他の地図の線状要素に正確に変換することができる(New!)

* 変換速度が高速なため、地図を切り替えるだけでなく、複数地図をリアルタイムで重ね合わせて利用することができる

* ライブラリとして提供されるため、利用者の所有サーバ上で動作させることや、HTMLページの部品として利用すること、インターネットと繋がらないローカルネットワーク上で動作させることなどができる

* モバイルネイティブライブラリも提供しているため、iOSやAndroidなどのネイティブアプリケーション内にエンジンとして組み込んで利用することができる


などが挙げられます。このような技術的優位が評価され、2018年に国土交通省が主催した「Geoアクティビティコンテスト」で、史上初の三冠(最優秀賞、教育効果賞、来場者賞)を受賞するなど、業界の評価も高い技術となっております。実際の動作事例は、無料で提供されている実証サイト、「ぷらっと奈良」(https://s.maplat.jp/r/naramap/)やぷらっと館林(https://s.maplat.jp/r/tatebayashimap/)などで確認いただけます。


利用に関してのお問い合わせは、Github上の課題レポートフォーム(https://github.com/code4nara/Maplat/issues)で受け付けているほか、メール(rekishikokudo@tilemap.jp)でも対応可能です。
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