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読む読む倶楽部4月23日に発足予定、『読書の社会学』訳者代表・平松宏子氏が翻訳体験を披露へ

4月23日午後に開催される中友会・読む読む倶楽部発足式及び第一回読書会は、日本僑報社の最新刊である『読書の社会学』訳者代表、日中翻訳学院平松宏子氏が、翻訳デビュー体験談をテーマに講演される予定。

【訳者体験談】中友会・読む読む倶楽部、4月23日に発足、『読書の社会学』訳者代表・平松宏子氏が翻訳体験を披露へ
【日本僑報社発】4月23日午後に開催される中友会・読む読む倶楽部発足式及び第一回読書会は、日本僑報社の最新刊である『読書の社会学』訳者代表、日中翻訳学院平松宏子氏が、翻訳デビュー体験談をテーマに講演される予定。
平松 宏子(ひらまつ ひろこ)は、現在高校教師(国語科)。講演原稿の冒頭に下記のように述べている?私は、大学で中国語を学んだ後、ずっと大阪府立高校で国語を教えています。途中1年間休職して、母校の大学院で通訳・翻訳学を学びました。2017年は武吉塾で、2018年から2020年まで高橋塾で、翻訳の勉強をしてきました。翻訳の経験は、大学院時代に教授に依頼されて論文を一本、そして、文学関係のシンポジウムの報告が一本、その他『習近平はかく語りき』の翻訳チームに加えていただいたことなどです。コロナで休校中にこちらのトライアルに合格し、『閲読社会学』の翻訳を担当させていただくことになりました。こんなに分厚い本一冊の翻訳を任せていただくことは初めてです。
平松宏子氏から寄せられた翻訳デビュー体験談の一部をここに紹介する。
?翻訳をしたいという思いは、大学時代から持っていました。武吉塾、高橋塾で「修行」を積んでいましたが、コロナ禍で勤務先の高校も休校になり、比較的時間があった一昨年の5月、思い切ってトライアルに応募しました。合格した喜びもつかの間、分厚い本が送られて来たときはめまいがしました。文が長く、内容は複雑、読んですぐわかるものではない! 話もあちこち飛躍し、言いたいことをつかむのにずいぶん時間がかかりました。第一章の概論は、何が何だかさっぱりわかりません。「概論」は最後まで読んでからの方がわかるだろうと、第二段落から訳していくことにしました。それでも専門的知識の欠落と、文の難解さからとても苦労しました。最初のうちは、付き合いも長く信頼できる「中国語の師匠」とともに読んでいきました。一文が長いので、どこが主語でどこが述語なのかすぐにはわからなかったのです。1、2週間の二人三脚を経て、独り立ちしました。どんな文章でも慣れていくものです。それでも、「百度」などの中国語の検索サイトは、私には調べきれないこともたびたびあり、その都度「師匠」に調べてもらいました。
4月23日のオンライン交流会の詳細は中友会・読む読む倶楽部のホームページhttp://duan.jp/4646/ をご参照ください。
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