教育者向け薬物乱用防止教育研修会 開催 “真実は子ども達にきちんと伝える必要がある”
8月23日東京池袋にて、教育者や教育関係者を対象に「第2回薬物乱用防止教育研修会」を開催【日本薬物対策協会】
世間を騒がせた昨年夏の芸能人による薬物乱用事件が尾を引く中、中高生の薬物乱用の実態が浮き彫りになるなど、日本における薬物乱用問題、特にその低年齢化の解決は、教育関係者にとって、重要な課題となっている。
しかし、首都圏の小中高、大学に対して実施した薬物教育に対する意識調査のアンケート結果によると、薬物乱用防止教育の重要性に対する意識が高まる一方で、「どのように薬物について教えたら良いのか分からない」「適した教材がない」などという状況は、教育現場からよく聞かれる声だ。
学校での効果的な薬物乱用防止教育の必要性が高まる中、米国に本部を置く非営利団体、薬物のない世界のための財団(Foundation for a Drug-Free World)の日本支部である日本薬物対策協会(任意団体)は、8月23日、東京池袋にて、教育者や教育関係者を対象に「第2回薬物乱用防止教育研修会」を開催(後援:株式会社 教育新聞社)。集まったおよそ45名の教育者や関係者は、薬物の基礎知識や実態を学ぶとともに、その教育法についても演習を行い、薬物の真実を伝える自信を深めた。
研修会ではまず、当協会代表世話役の南孝次が、中学生がブログを解して薬物情報をやり取りしている乱用の実態を伝えながら、薬物教育の重要性と研修会の目的を参加者に知らせた。続いて、教育新聞社の編集局次長、池田康文氏より、今年7月に発表された、薬物教育DVD「知っていますか 薬物(ドラッグ)の真実 −体験者は警告する−」(文部科学省選定作品、企画・制作:東映株式会社、協力:日本薬物対策協会)を紹介しながら、実際に新学習指導要領に適用する方法を説明。次に、当協会顧問であり、前述DVDの出演者でもある藤根元が、薬物の基礎知識に関するレクチャーを、実例とL.ロンハバード氏(米国)による薬物研究データを基に提供。薬物体験者が直接語る薬物の実態や体験談は説得力が強く、参加者は惹きつけられていた。
参加者が薬物の基礎知識を学んだ上で、どのように青少年に伝えていくか、という次の段階に進んだ。薬物について説明するという課題を参加者が二人組で交互に演習。最後に、当協会世話役の馬崎奈央より、啓発や資料として活用しやすいと好評な「真実を知ってください 薬物」教育小冊子やドキュメンタリーDVD、「教育者のためのガイド」を紹介。さらに、それらを使用して、実際に授業などでどのように教育できるかというデモンストレーションも行った。
参加した小学校の養護教諭は、「学校の児童にも伝えたいお話がたくさん伺えました。6年生の保健学習の中で今回学んだことを生かしたい」とのこと。「学校担任の行う保健の授業は、DVDを見て終わりとなっているのが現状。もっと真剣に取り組まなければならないということを担任にも伝えたい」と熱い思いを述べた。ある高校教師は、演習後、「実際に薬物について説明してみて初めて、自分にほとんど知識がないことが分かった。真実は子ども達にきちんと伝える必要がある。勉強になりました」と、さらなる勉強への意欲を燃やした。また、別のある高校教師は、「『教育者のガイド』を持ち帰ってじっくり勉強させていただきます。活用紹介は、実践に向けた話が聞けて、参考になりました」と、ドキュメンタリーDVDを手に、実践に向けての第一歩に踏み出した。さらに、ある大学の職員は、「大学に戻ったら、すぐに動き出したいと考えています。ガイダンスや授業終了時に、時間を設け、ドラッグの危険性を示せればと思う」と緊急に薬物教育に臨む姿勢を示した。
日本薬物対策協会は、教育関係者や地域のリーダーなどと協力し、2008年より東京や千葉、埼玉、神奈川など関東を中心に学校や地域にて、薬物乱用防止講演を提供し、現在まで約1万2千人の生徒や保護者、教育者などへ薬物の真実に関する情報、及び人道主義者であるL. ロン ハバード氏(米国)の研究に基づく薬物の身体的・精神的影響についての知識をもたらしてきた。
学校講演の他、教育者や地域のリーダー向けの研修会の開催、薬物教育のための教材提供、さらに、「真実を知ってください 薬物」小冊子シリーズの街頭配布イベント開催など、薬物乱用撲滅のための草の根活動を中心に行っている。先月8月28日と29日には、「スーパーよさこい2010」で賑わう代々木公園(渋谷区)にて、およそ5千人の来場者や参加者に対して、薬物教育情報冊子を手渡したばかり。
当協会では、青少年に広がる深刻な薬物汚染を食い止めるには、教育が鍵となると考え、その指導者となる教育者向けの研修会に、今後力を入れていく予定である。
上記薬物乱用防止研修会や講演、DVD、教育小冊子などの資料に関する問い合わせは以下まで:
日本薬物対策協会
〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-21-21 ヴァンガードタワー3808
03−5394−0284(Tel/Fax)
info@drugfreeworld.jp
http://www.drugfreeworld.jp
担当:日本薬物対策協会世話役 馬崎奈央
しかし、首都圏の小中高、大学に対して実施した薬物教育に対する意識調査のアンケート結果によると、薬物乱用防止教育の重要性に対する意識が高まる一方で、「どのように薬物について教えたら良いのか分からない」「適した教材がない」などという状況は、教育現場からよく聞かれる声だ。
学校での効果的な薬物乱用防止教育の必要性が高まる中、米国に本部を置く非営利団体、薬物のない世界のための財団(Foundation for a Drug-Free World)の日本支部である日本薬物対策協会(任意団体)は、8月23日、東京池袋にて、教育者や教育関係者を対象に「第2回薬物乱用防止教育研修会」を開催(後援:株式会社 教育新聞社)。集まったおよそ45名の教育者や関係者は、薬物の基礎知識や実態を学ぶとともに、その教育法についても演習を行い、薬物の真実を伝える自信を深めた。
研修会ではまず、当協会代表世話役の南孝次が、中学生がブログを解して薬物情報をやり取りしている乱用の実態を伝えながら、薬物教育の重要性と研修会の目的を参加者に知らせた。続いて、教育新聞社の編集局次長、池田康文氏より、今年7月に発表された、薬物教育DVD「知っていますか 薬物(ドラッグ)の真実 −体験者は警告する−」(文部科学省選定作品、企画・制作:東映株式会社、協力:日本薬物対策協会)を紹介しながら、実際に新学習指導要領に適用する方法を説明。次に、当協会顧問であり、前述DVDの出演者でもある藤根元が、薬物の基礎知識に関するレクチャーを、実例とL.ロンハバード氏(米国)による薬物研究データを基に提供。薬物体験者が直接語る薬物の実態や体験談は説得力が強く、参加者は惹きつけられていた。
参加者が薬物の基礎知識を学んだ上で、どのように青少年に伝えていくか、という次の段階に進んだ。薬物について説明するという課題を参加者が二人組で交互に演習。最後に、当協会世話役の馬崎奈央より、啓発や資料として活用しやすいと好評な「真実を知ってください 薬物」教育小冊子やドキュメンタリーDVD、「教育者のためのガイド」を紹介。さらに、それらを使用して、実際に授業などでどのように教育できるかというデモンストレーションも行った。
参加した小学校の養護教諭は、「学校の児童にも伝えたいお話がたくさん伺えました。6年生の保健学習の中で今回学んだことを生かしたい」とのこと。「学校担任の行う保健の授業は、DVDを見て終わりとなっているのが現状。もっと真剣に取り組まなければならないということを担任にも伝えたい」と熱い思いを述べた。ある高校教師は、演習後、「実際に薬物について説明してみて初めて、自分にほとんど知識がないことが分かった。真実は子ども達にきちんと伝える必要がある。勉強になりました」と、さらなる勉強への意欲を燃やした。また、別のある高校教師は、「『教育者のガイド』を持ち帰ってじっくり勉強させていただきます。活用紹介は、実践に向けた話が聞けて、参考になりました」と、ドキュメンタリーDVDを手に、実践に向けての第一歩に踏み出した。さらに、ある大学の職員は、「大学に戻ったら、すぐに動き出したいと考えています。ガイダンスや授業終了時に、時間を設け、ドラッグの危険性を示せればと思う」と緊急に薬物教育に臨む姿勢を示した。
日本薬物対策協会は、教育関係者や地域のリーダーなどと協力し、2008年より東京や千葉、埼玉、神奈川など関東を中心に学校や地域にて、薬物乱用防止講演を提供し、現在まで約1万2千人の生徒や保護者、教育者などへ薬物の真実に関する情報、及び人道主義者であるL. ロン ハバード氏(米国)の研究に基づく薬物の身体的・精神的影響についての知識をもたらしてきた。
学校講演の他、教育者や地域のリーダー向けの研修会の開催、薬物教育のための教材提供、さらに、「真実を知ってください 薬物」小冊子シリーズの街頭配布イベント開催など、薬物乱用撲滅のための草の根活動を中心に行っている。先月8月28日と29日には、「スーパーよさこい2010」で賑わう代々木公園(渋谷区)にて、およそ5千人の来場者や参加者に対して、薬物教育情報冊子を手渡したばかり。
当協会では、青少年に広がる深刻な薬物汚染を食い止めるには、教育が鍵となると考え、その指導者となる教育者向けの研修会に、今後力を入れていく予定である。
上記薬物乱用防止研修会や講演、DVD、教育小冊子などの資料に関する問い合わせは以下まで:
日本薬物対策協会
〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-21-21 ヴァンガードタワー3808
03−5394−0284(Tel/Fax)
info@drugfreeworld.jp
http://www.drugfreeworld.jp
担当:日本薬物対策協会世話役 馬崎奈央










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