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アナログ・デバイセズ、シグマ・デルタA/Dコンバータ「AD926x」ファミリーを発表

連続時間型シグマ・デルタA/Dコンバータ「AD926x」ファミリーを発表

〜 帯域幅と分解能の最適化により、動作周波数、
ダイナミック・レンジ、S/N比の全てにわたり業界最高の性能を実現 〜

 アナログ・デバイセズ社(ニューヨーク証券取引所:ADI)は、本日、業界で最も低ノイズでかつ最も帯域幅の広い連続時間型シグマ・デルタ(CTSD:continuous−time sigma−delta)A/Dコンバータ(ADC)・ファミリー「AD926x」を発表しました。AD926xファミリーは、16ビットの連続時間型シグマ・デルタ・コンバータ「AD9261」と「AD9262」、16ビットの連続時間型シグマ・デルタ・モジュレータ「AD9267」の3製品で構成されております。これらの製品は全て、低ノイズでかつ高いダイナミック・レンジ、そして最高10MHzの帯域幅を実現しています。AD9267は、中国市場にも対応した製品です。

 新しいAD926xADCファミリーは、画期的な連続時間型シグマ・デルタ・コンバータ技術により、速度、精度、そして帯域幅の全てにわたり高い性能を実現しており、優れたデータ分解能と広い帯域幅が求められるワイヤレス・インフラストラクチャ、医用機器などの高性能機器に最適です。

 半導体市場を専門とする米国の調査会社Databeans社の上級アナリスト、Susie Inoue氏は次のように述べています。「今日のエレクトロニクス機器では、高品質の画像、音声、オーディオ、ビデオなどのコンテンツを提供するために、デジタル情報を忠実に再現できるデータ・コンバータが求められています。連続時間型シグマ・デルタADCは、優れたスループット、高いダイナミック・レンジ、低ノイズという性能を実現し、パイプライン型と逐次比較型(SAR型)ADCを補完します。」

 ADIのデータ・コンバータ製品群に新たに加わったAD926xファミリーは、広い帯域幅と低ノイズを実現します。高集積の連続時間型シグマ・デルタ・アーキテクチャにより、システム構成の簡略化による周辺部品点数の削減、さらに製品開発の簡素化と性能の改善を実現します。


■連続時間型シグマ・デルタ・コンバータ・アーキテクチャについて
 現在、広く使われているアーキテクチャとしては、パイプライン型とSAR型ADCアーキテクチャがあります。パイプライン型ADCは、広い帯域幅が必要とされるワイヤレス・インフラストラクチャ、ビデオ処理などのアプリケーションに多く使用されております。一方のSAR型ADCは、精度や低ノイズといった性能が求められる産業用制御やデータ・アクイジション・システムに広く用いられています。この連続時間型シグマ・デルタADC AD926xファミリーは、パイプライン型とSAR型ADCの性能を補完した、高いダイナミック・レンジ、広い帯域幅、低消費電力という特長を同時に満たした製品です。

 AD926xは、オーバー・サンプリング、ノイズ・シェーピングや連続時間型シグマ・デルタ・アーキテクチャ独特の入力特性により、高い性能と使い易さを実現します。ノイズの少ない抵抗性入力構造により、ドライバ・アンプが不要になるほか、高次のオーバー・サンプリング連続時間型ループ・フィルタが帯域外信号を減衰させるので、大規模なベースバンド・フィルタやその他のコンディショニング用回路を低減できます。さらに、高いダイナミック・レンジ性能により、多くのアプリケーションにおいて自動ゲイン・コントロールが不要、あるいは必要な場合でも最低限度に抑えることができます。これらの特長と広い入力帯域幅を組み合わせることで、システム設計の簡素化、基板面積の削減、さらには市場投入までの期間短縮を実現します。ADIは、このADCアーキテクチャを選択肢として加え、システム設計者に提供することにより、高速、高精度、低消費電力の全てにわたる性能をカバーするシグナル・チェーンをサポートします。


■連続時間型シグマ・デルタA/Dコンバータファミリーの特長
 16ビットのシングルおよびデュアルADCファミリーのAD926xは、最高10MHzの入力信号帯域幅で86dBというダイナミック・レンジを提供し、業界をリードする卓越した性能を実現します。高集積のAD9261とAD9262は、オンチップPLLクロック乗算器、デシメーション・フィルタやサンプル・レート・コンバータを特長としており、出力データ・レートを30〜160MSPSの間で柔軟に設定できます。AD9267は、高性能640MSPS変調器コアとPLLクロック乗算器を特長とし、高速データを直接出力することが可能です。これにより、設計者は信号処理機能をFPGAやその他のプロセッサに柔軟に接続することが可能になります。新しい連続時間型シグマ・デルタ・コンバータは、消費電力がチャンネル当たり150mW〜350mWと、ダイレクト・ダウン・コンバージョンなどの最新の無線アーキテクチャを含む一連の通信および産業用アプリケーションに適しています。これらのアプリケーションでは、デュアルAD9262とAD9267を用いることで、複数の無線キャリアや規格を同時にサポートすることが可能です。


■価格、供給、パッケージ形状について
 連続時間型シグマ・デルタADCファミリー「AD926x」は現在サンプル出荷中で、量産出荷は2009年4月の予定です。ADIの「AD9520」集積クロック発生配分集積回路と「ADL5382」高性能I−Q復調器をAD926xと一緒に用いることにより、シグナル・チェーンを構成できます。
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