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鄭州日産、中国で「NT400 キャブスター」を発売

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区 社長:カルロス ゴーン)の中国における合弁会社の東風汽車有限公司(DFL)は12日、同社の子会社である鄭州日産汽車有限公司(以下、鄭州日産)は12日、小型商用車(LCV)の「NT400 キャブスター」を発売したと発表した。同車は、クラス最高級の品質、耐久性、信頼性と低燃費からくる維持費の安さを特長としている。

DFL副総裁の岡崎晴美は、「高品質かつ最新の技術を備えた『NT400 キャブスター』はこれまで中国のお客さまが満足出来なかったニーズを満たすことになるだろう。本日、同モデルを発表することは、急速な成長を見せる中国市場において最適なタイミングである。」と語った。

鄭州日産総経理の郭振甫は、「『NT400 キャブスター』は当社が4年前にDFLグループに参画して以来、初めて発売する日産ブランドのLCVである。上級LCVセグメントは日産ブランドで、台数規模が大きいセグメントは東風ブランドで市場拡大するという独自のダブルブランド戦略を加速化させるだろう。」と語った。

「NT400 キャブスター」は襄樊工場(湖北省)で生産される初の日産LCVモデルで、鄭州日産のディーラー網で販売される。同モデルは、現地生産の「ZD30」エンジンを搭載し、15グレードを設定する。販売価格は139,800 人民元(約184万円)から152,800人民元(約201万円)である。

鄭州日産の本年1月から10月の累計販売台数は44,626台で、対前年比17%であった。同社は2010年より第2工場を稼働させ、年間12万台の生産能力を追加する。また、ミニバン「NV200」は同社より、2010年に中国市場に投入される予定である。

DFLについて
DFLは日産と、東風グループによる包括的、および戦略的なパートナーシップとして2003年に設立された。DFLは、乗用車、LCV、および中・大型商用車のフルラインアップを持つ、中国における最初の合弁企業である。東風グループと日産がそれぞれ50%の株式を保有し、同社の資本金は167億人民元(約2,196億円)である。中国の自動車合弁企業の中で最大の投資規模となっている。

鄭州日産について
鄭州日産はDFLの子会社で、中国におけるLCVの生産と販売を行っている。

注:為替レートについては最近の為替相場、1人民元=13.15円を基に換算した。

以 上
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