2014年の世界のソーラーエネルギー市場は1,730億米ドルに - 年平均28%のペースで急成長
[10/09/17]
提供元:NEWS-ON
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報道関係者 各位
ニュースリリース
2010/09/17
株式会社グローバルインフォメーション
代表取締役社長 小野 悟
株式会社グローバル インフォメーションは、米国の調査会社Specialists in Business Informationが発行した報告書「U.S. Solar Energy Market World Data, 2nd Edition: PV, Solar Thermal, CSP (米国のソーラーエネルギー市場 - 第2版:太陽光発電(PV)・太陽熱・集光型太陽熱発電(CSP))」の販売を開始しました。
世界のソーラーエネルギー市場にとって2008年は過去最高の年となりましたが、2009年に入ると事態は一変、混乱が続くなか各社が生存競争を繰り広げるという状況になりました。2009年上半期には、太陽光発電(PV)市場の業績が大きく落ち込みましたが、同年第4四半期には回復基調に転じ、製品の販売が好調なドイツなどを中心にPVシステムの設置規模が着実に拡大しています。世界各地に設置されたPVシステムの発電能力は、2008年の5.8ギガワット(GW)から2009年には6.6GWに増えましたが、太陽電池やモジュールの価格が大幅に下落したことから、市場全体の売上高は、2008年に比べて15.8%落ち込み、17億ドルとなりました。
こうしたなか、他の国々に比べて好調だったのが米国です。同国のPV市場における2009年の売上高は、対前年比6.0%アップの35億ドルで、PVシステムの発電能力も469メガワット(MW)に増えました。米国では、税額控除の拡大や景気対策を目的とした新たな法律に基づく財政支援がPV市場の成長を下支えしたのです。
一方、太陽熱集熱システムの市場を支配しているのは、2009年に1.0GWの集熱システムを出荷し、7,960万ドルを売り上げた中国で、この市場における米国のシェアは1%にとどまっています。米国では、現在もプール用の温水システムに重点が置かれており、市場シェアは82%(出荷された集熱システムの発電能力(MW)ベース)に達しますが、SBIでは、これから2014年にかけて住宅用温水システムが大きく伸びると予想しています。
世界のソーラーエネルギー市場で米国がその地位を高める可能性は、依然として大きいと見られています。SBIは、電力会社がソーラーエネルギーに改めて強い関心を示していることや税額控除が拡充されていることを根拠に、米国内で設置されるPVシステムの発電能力が2010年に900MW、2014年には7,600MWになると予測しています。太陽熱集熱システムの市場に関しては今後も急速な成長は期待できませんが、PVシステムの市場は好調を維持し、集光型太陽熱発電(CSP)システムの市場も急拡大すると予想されているのです。またSBIは、米国のソーラーパネル市場が2014年の時点で345億ドルに達するとの見解も示しています。
本調査レポートは、ドイツやスペイン、日本、中国といったソーラーエネルギー分野の主要国と対比しつつ、米国のPVおよび太陽熱集熱システム市場における生産と販売の状況を分析したものです。本書には、以下の各分野に関する定義や現在投入されている製品、市場の詳細なデータなどが盛り込まれています。
●太陽電池とモジュール
●真空チューブとフラットパネル太陽熱モジュール
●インバーター、フレーム、バッテリー、充電制御装置などのシステムコンポーネント
【市場調査レポート】
米国のソーラーエネルギー市場 - 第2版:太陽光発電(PV)・太陽熱・集光型太陽熱発電(CSP)
U.S. Solar Energy Market World Data, 2nd Edition: PV, Solar Thermal, CSP
http://www.gii.co.jp/report/sbi119489-us-solar-energy.html
出版日: 2010/06
発行: Specialists in Business Information
【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F
以 上
ニュースリリース
2010/09/17
株式会社グローバルインフォメーション
代表取締役社長 小野 悟
株式会社グローバル インフォメーションは、米国の調査会社Specialists in Business Informationが発行した報告書「U.S. Solar Energy Market World Data, 2nd Edition: PV, Solar Thermal, CSP (米国のソーラーエネルギー市場 - 第2版:太陽光発電(PV)・太陽熱・集光型太陽熱発電(CSP))」の販売を開始しました。
世界のソーラーエネルギー市場にとって2008年は過去最高の年となりましたが、2009年に入ると事態は一変、混乱が続くなか各社が生存競争を繰り広げるという状況になりました。2009年上半期には、太陽光発電(PV)市場の業績が大きく落ち込みましたが、同年第4四半期には回復基調に転じ、製品の販売が好調なドイツなどを中心にPVシステムの設置規模が着実に拡大しています。世界各地に設置されたPVシステムの発電能力は、2008年の5.8ギガワット(GW)から2009年には6.6GWに増えましたが、太陽電池やモジュールの価格が大幅に下落したことから、市場全体の売上高は、2008年に比べて15.8%落ち込み、17億ドルとなりました。
こうしたなか、他の国々に比べて好調だったのが米国です。同国のPV市場における2009年の売上高は、対前年比6.0%アップの35億ドルで、PVシステムの発電能力も469メガワット(MW)に増えました。米国では、税額控除の拡大や景気対策を目的とした新たな法律に基づく財政支援がPV市場の成長を下支えしたのです。
一方、太陽熱集熱システムの市場を支配しているのは、2009年に1.0GWの集熱システムを出荷し、7,960万ドルを売り上げた中国で、この市場における米国のシェアは1%にとどまっています。米国では、現在もプール用の温水システムに重点が置かれており、市場シェアは82%(出荷された集熱システムの発電能力(MW)ベース)に達しますが、SBIでは、これから2014年にかけて住宅用温水システムが大きく伸びると予想しています。
世界のソーラーエネルギー市場で米国がその地位を高める可能性は、依然として大きいと見られています。SBIは、電力会社がソーラーエネルギーに改めて強い関心を示していることや税額控除が拡充されていることを根拠に、米国内で設置されるPVシステムの発電能力が2010年に900MW、2014年には7,600MWになると予測しています。太陽熱集熱システムの市場に関しては今後も急速な成長は期待できませんが、PVシステムの市場は好調を維持し、集光型太陽熱発電(CSP)システムの市場も急拡大すると予想されているのです。またSBIは、米国のソーラーパネル市場が2014年の時点で345億ドルに達するとの見解も示しています。
本調査レポートは、ドイツやスペイン、日本、中国といったソーラーエネルギー分野の主要国と対比しつつ、米国のPVおよび太陽熱集熱システム市場における生産と販売の状況を分析したものです。本書には、以下の各分野に関する定義や現在投入されている製品、市場の詳細なデータなどが盛り込まれています。
●太陽電池とモジュール
●真空チューブとフラットパネル太陽熱モジュール
●インバーター、フレーム、バッテリー、充電制御装置などのシステムコンポーネント
【市場調査レポート】
米国のソーラーエネルギー市場 - 第2版:太陽光発電(PV)・太陽熱・集光型太陽熱発電(CSP)
U.S. Solar Energy Market World Data, 2nd Edition: PV, Solar Thermal, CSP
http://www.gii.co.jp/report/sbi119489-us-solar-energy.html
出版日: 2010/06
発行: Specialists in Business Information
【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/
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以 上