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中国の短期間のレアアース禁輸措置:今後の世界市場への影響とは?

報道関係者 各位
ニュースリリース


2010/11/26
株式会社グローバルインフォメーション
代表取締役社長 小野 悟


株式会社グローバル インフォメーションは、米国の市場調査会社The Information Networkが発行した報告書「Rare Earths Elements In High-Tech Industries: Market Analysis And Forecasts Amid China's Trade Embargo (ハイテク産業におけるレアアースエレメント(希土類元素):市場分析・予測)」の販売を開始しました。

中国による米国、欧州、日本に対するレアアース鉱物の禁輸措置は、発表時と同様に、中国政府の突然の決定により非公式のまま10月28日に解除されました。New York Times紙では、「貿易上の緊張をもたらした禁輸措置は、その始まりと同じように、北京からの正式な発表も、中国港湾における通関業者からの何の説明もないまま終わった」と伝えています。

中国はそのわずか10日前の10月18日に、欧州および米国へのレアアース鉱物の出荷を差し止めています。当然予想された通り、この突然の禁輸措置はすぐさま当事国間の緊張を引き起こしました。話はさらに少し遡り、9月末の時点で中国の港湾関係者がこの重要物資の輸出が差し止められる見通しであることを日本の鉱物貿易業者に伝えていたと、New York Times紙は経緯をレポートしています。ただし関係筋によると、禁輸措置が解除された後も日本への出荷には審査が追加され、いくらかの遅延があると伝えられています。


●禁輸措置後の影響
中国からの出荷は再開されましたが、海外のバイヤーは依然として供給不足の可能性に悩まされています。中国の禁輸措置によってレアアースエレメントを使用した加工材料は値上げされ、各種ハイテク製品の製造業者はすでにその影響を受けています。そのため、禁輸解除の前から各社はこの長期的な影響を懸念していました。急激な価格上昇は禁輸措置の影響だけが原因ではありません。そのため、ハイテク産業は中国国外でのレアアース鉱業が開発され、機能するまでこの高価格に対峙していくことになるでしょう。世界の市場は全体としてレアアースの供給不足の影響を受けています。レアアースに対する中国の自国の産業ニーズも大きく拡大しており、実際のところ、北京は過去5年で繰り返し輸出割当を縮小しています。「したがって中国が割当量のすべてを出荷したとしても、海外への供給量は世界の需要を大きく下回ります」とNew York Times紙は伝えています。

今後数年以内に中国以外でのレアアース鉱業が新たに開発・運営されるでしょう。これにより、中国の鉱床への世界的な依存度は低減され、製品のアベイラビリティの拡大と価格の安定化が実現する見通しです。The Information Networkは、「今回の出来事は、中国以外の国々でのレアアース採掘事業や各政府、企業らが世界に対する中国の支配性から脱するために前向きな一歩を踏み出すための目覚めの機会となったと言えるでしょう」と述べています。


【市場調査レポート】
ハイテク産業におけるレアアースエレメント(希土類元素):市場分析・予測
Rare Earths Elements In High-Tech Industries: Market Analysis And Forecasts Amid China's Trade Embargo
http://www.gii.co.jp/report/if136854-china-rare-earth-hi-tech.html
出版日: 2010/11
発行: The Information Network


【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F

                                以 上
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