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ジェネリック医薬品業界に成長鈍化の兆し

報道関係者 各位
ニュースリリース


2011/01/14
株式会社グローバルインフォメーション
代表取締役社長 小野 悟


株式会社グローバル インフォメーションは、英国の調査会社Datamonitorが発行した報告書「Generic Market Outlook: 2015 (ジェネリック医薬品市場:2015年までの見通し)」の販売を開始しました。

ジェネリック医薬品業界は、2005年から2009年にかけて順調に売上を伸ばしており、この間の年平均成長率は10.3%となっています。2009年の時点で、世界のジェネリック医薬品の市場規模はおよそ800億ドルに達すると見積もられているのです。ジェネリック医薬品業界は、この10年間で大きく成長しました。Datamonitorは、「ジェネリック医薬品は、処方薬市場の一翼を担う重要な要素となっており、各社の積極的なM&A戦略も市場の発展に寄与しました」と指摘しています。

これまで着実に成長を続けてきたジェネリック医薬品業界ですが、Datamonitorは、2009年から2015年にかけて売上高の伸びが鈍り始め、この間の年平均成長率は5%程度になるとの見通しを示しています。製薬業界に詳しい同社のアナリスト、Simon King氏は、「これまでジェネリック医薬品の販売が順調に伸びてきた背景には、2つの重要な要因がありました。1つは、医療費抑制の手段になるということで価格の安い医薬品の需要が拡大したこと、もう1つは、多くの患者に処方されていた『ブロックバスター』製品が相次いで特許の期限切れを迎えたことです。ジェネリック医薬品業界はこうした状況を追い風にして業績を伸ばしてきたのです」と指摘しています。

Datamonitorは、ジェネリック医薬品業界を詳細に分析したうえで、2012年以降売上高の伸びは鈍化する可能性が高いとの見解を示しています。2012年から2015年までの世界市場の年平均成長率は3.7%というのが同社の予測です。King氏は、「要するに、特許の期限切れによってジェネリック医薬品業界が製造可能になるようなブロックバスター製品関連の売上高は、2012年以降急速に減少し始めるということです。この分野の売上高が急速に落ち込むことで(ここには、大手製薬会社のブロックバスター薬製造能力が過去10年間でかなり落ち込んだという要因も絡んでいます)、ジェネリック医薬品業界は大きな収入源を失うことになります。特許期限切れ製品の『黄金時代』が終焉を迎えることで、ジェネリック医薬品業界の状況は根本的に変化し、コモディティ化の進んだ医薬品の巨大市場に組み込まれることになると思われます」と予測しています。

Datamonitorの調査レポートは、2015年までのジェネリック医薬品業界を展望し、ジェネリック医薬品業界が大手製薬会社のブロックバスター製品から多大な恩恵を受けていた時代の終焉がもたらす影響について考えるための手がかりとなるものです。本調査レポートには、ジェネリック医薬品の過去の販売状況と今後の見通しが地域別、治療法別、剤形別に示されているほか、主要企業のプロファイルも盛り込まれています。



【市場調査レポート】
ジェネリック医薬品市場:2015年までの見通し
Generic Market Outlook: 2015
http://www.gii.co.jp/report/dc142033-generic.html
出版日: 2010/11
発行: Datamonitor

【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F

                                以 上
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