ホンダ、汎用エンジン「GX」シリーズを一部改良し発売
[12/02/28]
提供元:NEWS-ON
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報道関係者 各位
ニュースリリース
2012/02/28
本田技研工業株式会社
代表取締役社長 伊東 孝紳
汎用エンジン「GX」シリーズを一部改良し発売〜環境性能、操作性を向上〜
Hondaは、高い搭載互換性や耐久信頼性で好評を得ている汎用エンジン「GX」シリーズの3モデル(※1)を一部改良し、国内のHonda汎用エンジン取扱店および各種作業機械メーカーへの販売を2012年3月より順次開始します。
新型GXシリーズの3モデルは、好評のコンパクト設計による広範な搭載互換性はそのままに、低騒音・低振動性能(※2)が向上し、さらにクラストップレベルの低排出ガスと低燃費を実現するとともに操作性と耐久性も向上しています。
この3モデルは、水ポンプ、耕うん機、発電機などHonda汎用製品への搭載も順次開始します。
1983年に誕生した4ストローク汎用エンジンGXシリーズは、小型軽量でエンジン振動の小さい低重心傾斜シリンダーを世界で初めて汎用エンジンに採用することで、小型建設機械や農業機械など各種作業機械用パワーユニットの世界基準として幅広い業界から支持を獲得。現在、GXシリーズは、総排気量118cm3から389cm3まで全7モデルをラインアップしています。全ラインアップの累計生産台数は4,000万台を超え、4ストローク汎用エンジンのベストセラー(※3)となっています。
※1 GX120(総排気量118cm3、最大出力2.6kW)、GX160(総排気量163cm3、最大出力3.6kW)、GX200(総排気量196cm3、最大出力4.1kW)
※2 GX160
※3 2012年1月末現在。Honda調べ
●販売計画台数(国内海外合計・年間・GX120/GX160/GX200合計) 1,050,000台
<新型GXシリーズの主な特長>
【優れた環境性能】
○低排出ガス
・新しいピストン形状とピストンリングの仕様変更によるオイル消費量の低減に加え、キャブレターセッティングの最適化などによる燃焼効率の向上で、クラストップレベルの低排出ガスと低燃費を両立しています。
・世界有数の厳しい排出ガス規制の一つである米国環境保護庁(United States Environmental Protection Agency:EPA)PhaseIII規制値(※4)をクリアしています。
※4 3モデルのクラス規制値は2012年1月施行
○低騒音&低振動
・マフラー内部構造の改良により、エキゾーストノイズの低減を図りました。さらに、マフラー壁面にリブ(補強)を追加することでマフラー壁面からの放射音も軽減しています。また、エンジンブロックケースカバーにもリブフレームを採用し、爆発荷重を分散させることにより、騒音を低減しています。
・空気の逆流を防ぐブリーザーバルブを従来のフラットバルブ式からリードバルブ式にすることで、バルブ開閉時の音を低減。特にローアイドリング時の発生音を改善しました。
・プッシュロッドをシリンダーヘッドと同じアルミニウム製にすることで、バルブクリアランスの変化を小さくし、動弁系の発生音を低減しています(GX160)。
・ピストン重量を軽量化するとともに、ピストン重量とコンロッド重量に合わせてクランク重量を調節することで、ピストンの上下運動にともなうエンジンの一次振動を、クランクシャフトの回転運動の力で低減しています(GX160)。
【操作性・耐久性の向上】
○扱いやすさ
・エンジン始動用のリコイルグリップは、人間工学的に握りやすい形状を追求。グリップ部には大きな弾性をもつエラストマー素材を採用し、リコイル操作時の衝撃音を低減しています。
○耐久性
・キャブレターフィルターの採用により、キャブレター内にゴミが詰まりにくくしています。
・また、キャブレターフロートチャンバーへのトップコートを追加することにより、防錆タフネスを向上させています。
お客様からのお問い合わせは、
「お客様相談センター 0120−112010(いいふれあいを)」へお願い致します。
本田技研工業株式会社
URL:http://www.honda.co.jp/
〒1078556
東京都港区南青山2-1-1
以 上
ニュースリリース
2012/02/28
本田技研工業株式会社
代表取締役社長 伊東 孝紳
汎用エンジン「GX」シリーズを一部改良し発売〜環境性能、操作性を向上〜
Hondaは、高い搭載互換性や耐久信頼性で好評を得ている汎用エンジン「GX」シリーズの3モデル(※1)を一部改良し、国内のHonda汎用エンジン取扱店および各種作業機械メーカーへの販売を2012年3月より順次開始します。
新型GXシリーズの3モデルは、好評のコンパクト設計による広範な搭載互換性はそのままに、低騒音・低振動性能(※2)が向上し、さらにクラストップレベルの低排出ガスと低燃費を実現するとともに操作性と耐久性も向上しています。
この3モデルは、水ポンプ、耕うん機、発電機などHonda汎用製品への搭載も順次開始します。
1983年に誕生した4ストローク汎用エンジンGXシリーズは、小型軽量でエンジン振動の小さい低重心傾斜シリンダーを世界で初めて汎用エンジンに採用することで、小型建設機械や農業機械など各種作業機械用パワーユニットの世界基準として幅広い業界から支持を獲得。現在、GXシリーズは、総排気量118cm3から389cm3まで全7モデルをラインアップしています。全ラインアップの累計生産台数は4,000万台を超え、4ストローク汎用エンジンのベストセラー(※3)となっています。
※1 GX120(総排気量118cm3、最大出力2.6kW)、GX160(総排気量163cm3、最大出力3.6kW)、GX200(総排気量196cm3、最大出力4.1kW)
※2 GX160
※3 2012年1月末現在。Honda調べ
●販売計画台数(国内海外合計・年間・GX120/GX160/GX200合計) 1,050,000台
<新型GXシリーズの主な特長>
【優れた環境性能】
○低排出ガス
・新しいピストン形状とピストンリングの仕様変更によるオイル消費量の低減に加え、キャブレターセッティングの最適化などによる燃焼効率の向上で、クラストップレベルの低排出ガスと低燃費を両立しています。
・世界有数の厳しい排出ガス規制の一つである米国環境保護庁(United States Environmental Protection Agency:EPA)PhaseIII規制値(※4)をクリアしています。
※4 3モデルのクラス規制値は2012年1月施行
○低騒音&低振動
・マフラー内部構造の改良により、エキゾーストノイズの低減を図りました。さらに、マフラー壁面にリブ(補強)を追加することでマフラー壁面からの放射音も軽減しています。また、エンジンブロックケースカバーにもリブフレームを採用し、爆発荷重を分散させることにより、騒音を低減しています。
・空気の逆流を防ぐブリーザーバルブを従来のフラットバルブ式からリードバルブ式にすることで、バルブ開閉時の音を低減。特にローアイドリング時の発生音を改善しました。
・プッシュロッドをシリンダーヘッドと同じアルミニウム製にすることで、バルブクリアランスの変化を小さくし、動弁系の発生音を低減しています(GX160)。
・ピストン重量を軽量化するとともに、ピストン重量とコンロッド重量に合わせてクランク重量を調節することで、ピストンの上下運動にともなうエンジンの一次振動を、クランクシャフトの回転運動の力で低減しています(GX160)。
【操作性・耐久性の向上】
○扱いやすさ
・エンジン始動用のリコイルグリップは、人間工学的に握りやすい形状を追求。グリップ部には大きな弾性をもつエラストマー素材を採用し、リコイル操作時の衝撃音を低減しています。
○耐久性
・キャブレターフィルターの採用により、キャブレター内にゴミが詰まりにくくしています。
・また、キャブレターフロートチャンバーへのトップコートを追加することにより、防錆タフネスを向上させています。
お客様からのお問い合わせは、
「お客様相談センター 0120−112010(いいふれあいを)」へお願い致します。
本田技研工業株式会社
URL:http://www.honda.co.jp/
〒1078556
東京都港区南青山2-1-1
以 上