シャープ・凸版印刷・大日本印刷、堺工場の液晶カラーフィルター事業をSDPに統合で基本合意
[12/04/11]
提供元:NEWS-ON
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報道関係者 各位
ニュースリリース
2012/04/10
シャープ株式会社
代表取締役社長 片山幹雄
シャープの子会社に対する凸版印刷及び大日本印刷の堺工場における液晶カラーフィルター事業
統合に係る基本合意、並びにシャープの子会社の異動に関するお知らせ
シャープ株式会社(以下、「シャープ」という。)、凸版印刷株式会社(以下、「凸版印刷」という。)、大日本印刷株式会社(以下、「大日本印刷」という。)は、凸版印刷及び凸版印刷の子会社である株式会社トッパンエレクトロニクスプロダクツ(以下、「トッパンエレクトロニクスプロダクツ」という。)、並びに大日本印刷及び大日本印刷の子会社である株式会社DNPカラーテクノ堺(以下、「DNPカラーテクノ堺」という。)の堺工場における液晶カラーフィルター事業を、シャープの子会社であるシャープディスプレイプロダクト株式会社(以下、「SDP」という。)に統合(以下、「本統合」という。)させることについて、基本合意書を締結いたしましたので、お知らせいたします。なお、本統合の手法については、今後本統合に係る各当事者で協議の上決定いたします。
また、本統合に関連して、シャープにおいてSDPに係る子会社の異動が見込まれますので、併せてお知らせいたします。記
I.液晶カラーフィルター事業のSDPへの統合
1.本統合の目的
SDP(堺工場)は平成21年10月より稼動を開始した世界で唯一の第10世代液晶工場です。液晶パネルの部材メーカーに加え、電気、ガスや水といったインフラ・エネルギーメーカーが堺工場に進出、部材から液晶パネルまでの一貫生産を実現し、液晶パネル生産の垂直統合化を推し進めてまいりました。
しかし、SDPを取り巻く経営環境は、円高基調の恒常化やデジタル商品の熾烈な競争激化による市場価格の下落など、厳しさが一層増しており、堺工場の操業安定化とコスト競争力の強化を実現すべく更なる効率運営が必要となっております。
先般、シャープは、鴻海精密工業グループと資本業務提携契約を締結、SDPで生産する液晶パネル・モジュールを、鴻海精密工業とシャープがそれぞれ50%ずつ引き取ることにより、SDPの高い稼動率維持を図り、そのコスト力強化と収益性改善を図ることとしました。
今回、シャープ、凸版印刷及び大日本印刷は、凸版印刷及びトッパンエレクトロニクスプロダクツ並びに大日本印刷及びDNPカラーテクノ堺の液晶カラーフィルター事業をSDPに統合することにより、液晶パネルの主要部材であるカラーフィルターも含めた大型液晶事業の一層の効率化を図り、同事業の競争力強化を目指します。
2.本統合の要旨
(1)本統合の日程
基本合意書の締結日 平成24年4月10日
最終契約書の締結日 平成24年4月末(予定)
本統合の効力発生日 平成24年6月30日(予定)
(注1)本統合に関する組織再編については、本統合に係る各当事者において、株主総会決議が必要となる可能性があります。詳細につきましては決定次第お知らせいたします。
(注2)日本国内外における独占禁止法上の手続により、本統合の効力発生日が平成24年7月1日以降となる可能性があります。詳細につきましては決定次第お知らせいたします。
(2)本統合の方式
凸版印刷及びトッパンエレクトロニクスプロダクツ並びに大日本印刷及びDNPカラーテクノ堺の堺工場における液晶カラーフィルター事業を、SDPに統合させる予定ですが、本統合の方式については、本統合に係る最終契約書の締結までに、本統合に係る各当事者で協議の上決定いたします。
3.本統合の当事会社の概要
※添付の関連資料を参照
4.統合させる事業の内容
凸版印刷及びトッパンエレクトロニクスプロダクツ並びに大日本印刷及びDNPカラーテクノ堺の堺工場における液晶カラーフィルターの製造に関する事業
5.統合後の新会社の状況
現時点において、その内容は未定ですが、本統合に係る最終契約書の締結までに、本統合に係る各当事者で協議の上決定いたします。詳細が決定され次第、速やかにお知らせいたします。
6.今後の見通し
本統合に伴うシャープ、凸版印刷及び大日本印刷各社の業績への影響等につきましては、それぞれ必要
に応じて速やかにお知らせいたします。
II.シャープ子会社の異動
シャープから、平成24年3月27日付「業務提携に伴う第三者割当による新株式の発行及び子会社株式の一部譲渡に関するお知らせ」にて公表しましたとおり、SDP株式については、郭 台銘氏が1,320,000株(所有割合46.48%)を取得する予定です。また、本統合に伴い、統合対価としてSDP株式の発行が見込まれます。従って、当該株式譲渡及び本統合が実行された場合は、シャープのSDPに対する議決権比率が40%未満となり子会社の異動が見込まれますので、お知らせいたします。
1.異動する子会社
シャープディスプレイプロダクト株式会社
当該会社の概要は、上記「I. 3.(3)SDPの概要」をご参照ください。
2.今後の見通し
本異動に伴うシャープの業績への影響等につきましては、必要に応じて速やかにお知らせいたします。
【本件に関するお問合せは下記まで】
シャープ株式会社
Tel:0666211221
URL:http://www.sharp.co.jp/
〒5458522
大阪市阿倍野区長池町22番22号
以 上
ニュースリリース
2012/04/10
シャープ株式会社
代表取締役社長 片山幹雄
シャープの子会社に対する凸版印刷及び大日本印刷の堺工場における液晶カラーフィルター事業
統合に係る基本合意、並びにシャープの子会社の異動に関するお知らせ
シャープ株式会社(以下、「シャープ」という。)、凸版印刷株式会社(以下、「凸版印刷」という。)、大日本印刷株式会社(以下、「大日本印刷」という。)は、凸版印刷及び凸版印刷の子会社である株式会社トッパンエレクトロニクスプロダクツ(以下、「トッパンエレクトロニクスプロダクツ」という。)、並びに大日本印刷及び大日本印刷の子会社である株式会社DNPカラーテクノ堺(以下、「DNPカラーテクノ堺」という。)の堺工場における液晶カラーフィルター事業を、シャープの子会社であるシャープディスプレイプロダクト株式会社(以下、「SDP」という。)に統合(以下、「本統合」という。)させることについて、基本合意書を締結いたしましたので、お知らせいたします。なお、本統合の手法については、今後本統合に係る各当事者で協議の上決定いたします。
また、本統合に関連して、シャープにおいてSDPに係る子会社の異動が見込まれますので、併せてお知らせいたします。記
I.液晶カラーフィルター事業のSDPへの統合
1.本統合の目的
SDP(堺工場)は平成21年10月より稼動を開始した世界で唯一の第10世代液晶工場です。液晶パネルの部材メーカーに加え、電気、ガスや水といったインフラ・エネルギーメーカーが堺工場に進出、部材から液晶パネルまでの一貫生産を実現し、液晶パネル生産の垂直統合化を推し進めてまいりました。
しかし、SDPを取り巻く経営環境は、円高基調の恒常化やデジタル商品の熾烈な競争激化による市場価格の下落など、厳しさが一層増しており、堺工場の操業安定化とコスト競争力の強化を実現すべく更なる効率運営が必要となっております。
先般、シャープは、鴻海精密工業グループと資本業務提携契約を締結、SDPで生産する液晶パネル・モジュールを、鴻海精密工業とシャープがそれぞれ50%ずつ引き取ることにより、SDPの高い稼動率維持を図り、そのコスト力強化と収益性改善を図ることとしました。
今回、シャープ、凸版印刷及び大日本印刷は、凸版印刷及びトッパンエレクトロニクスプロダクツ並びに大日本印刷及びDNPカラーテクノ堺の液晶カラーフィルター事業をSDPに統合することにより、液晶パネルの主要部材であるカラーフィルターも含めた大型液晶事業の一層の効率化を図り、同事業の競争力強化を目指します。
2.本統合の要旨
(1)本統合の日程
基本合意書の締結日 平成24年4月10日
最終契約書の締結日 平成24年4月末(予定)
本統合の効力発生日 平成24年6月30日(予定)
(注1)本統合に関する組織再編については、本統合に係る各当事者において、株主総会決議が必要となる可能性があります。詳細につきましては決定次第お知らせいたします。
(注2)日本国内外における独占禁止法上の手続により、本統合の効力発生日が平成24年7月1日以降となる可能性があります。詳細につきましては決定次第お知らせいたします。
(2)本統合の方式
凸版印刷及びトッパンエレクトロニクスプロダクツ並びに大日本印刷及びDNPカラーテクノ堺の堺工場における液晶カラーフィルター事業を、SDPに統合させる予定ですが、本統合の方式については、本統合に係る最終契約書の締結までに、本統合に係る各当事者で協議の上決定いたします。
3.本統合の当事会社の概要
※添付の関連資料を参照
4.統合させる事業の内容
凸版印刷及びトッパンエレクトロニクスプロダクツ並びに大日本印刷及びDNPカラーテクノ堺の堺工場における液晶カラーフィルターの製造に関する事業
5.統合後の新会社の状況
現時点において、その内容は未定ですが、本統合に係る最終契約書の締結までに、本統合に係る各当事者で協議の上決定いたします。詳細が決定され次第、速やかにお知らせいたします。
6.今後の見通し
本統合に伴うシャープ、凸版印刷及び大日本印刷各社の業績への影響等につきましては、それぞれ必要
に応じて速やかにお知らせいたします。
II.シャープ子会社の異動
シャープから、平成24年3月27日付「業務提携に伴う第三者割当による新株式の発行及び子会社株式の一部譲渡に関するお知らせ」にて公表しましたとおり、SDP株式については、郭 台銘氏が1,320,000株(所有割合46.48%)を取得する予定です。また、本統合に伴い、統合対価としてSDP株式の発行が見込まれます。従って、当該株式譲渡及び本統合が実行された場合は、シャープのSDPに対する議決権比率が40%未満となり子会社の異動が見込まれますので、お知らせいたします。
1.異動する子会社
シャープディスプレイプロダクト株式会社
当該会社の概要は、上記「I. 3.(3)SDPの概要」をご参照ください。
2.今後の見通し
本異動に伴うシャープの業績への影響等につきましては、必要に応じて速やかにお知らせいたします。
【本件に関するお問合せは下記まで】
シャープ株式会社
Tel:0666211221
URL:http://www.sharp.co.jp/
〒5458522
大阪市阿倍野区長池町22番22号
以 上