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ユーモア溢れるやさしさで愛らしい動物たちを描いてヨーロッパで大人気の画家、ハンス・イヌメの来日展が、日本オランダ年の認定イベントとして、東京(於：伊勢丹新宿店、開催：6月17日〜23日)と広島(於：天満屋広島八丁堀店、開催：6月13日〜22日)にて、開催されます。

【ハンス・イヌメ(Hans Innemee)について】
1951年、オランダ生まれ。
鳥、ブタ、犬、猫、フクロウなど身近な動物を描く人気画家。
独自の技法でミクストメディアと手彩色のシルクスクリーンを制作。

今の画風に至る前のイヌメは抽象画を描いていましたが、展覧会に出品するたび周囲の人から「何を表現したものなのか？」などと絵の説明を求められました。

1987年に初めて鶏をモチーフにした絵を出品したところ絵を見に来たお客さんが自分の絵の前で立ち止まり、描かれた鶏を見て首を傾げながらにっこり笑って絵から離れていきました。その時、自分の表現したものが鑑賞者にダイレクトに伝わる実感が得られたとイヌメは語っています。それ以来、イヌメの作品には、鳥、ブタ、犬、猫、フクロウ、ねずみ、カエルなどの動物が描き込まれるようになります。

イヌメの作品の魅力は、愛らしく描かれたモチーフだけではありません。
今の絵のスタイルに行きつくまでには、ドイツ表現主義の影響を受けたであろう抽象絵画や、アフリカの原始美術から想を得たと思われる数多くの作品を描いています。そうした長年の制作の積み重ねが、対象をデフォルメして平面化する手法、紙を重ねてオイルパステルで色付けすることによって得られる有機的なマチエール(質感)、また絵画にとって最も重要な要素である色彩感覚となって、イヌメの作品をより魅力的なものにしているのです。

【「ハンス・イヌメ来日絵画展」開催概要】
翠波画廊(所在地：東京都中央区京橋、代表取締役：高橋 芳郎)では、ハンス・イヌメと日本での専属画廊契約を結び、出会う人の心に温かい余韻を残すイヌメの作品をご紹介してまいりました。

当画廊は8年程前からイヌメの展覧会を開催し、日本におけるコレクターやファンの数を増やすことに貢献してまいりました。その甲斐もあり、2007年の来日展は多くのお客様がご来場くださり、大変な好評を得ることができました。

今回2年振りとなる待望の来日展は、新作絵画を中心に、新作版画や初めて発表する立体作品も展示いたします。

観る人の心をほほえましさで満たしてくれるイヌメの作品を、多くのお客様にご覧いただきたくご案内申し上げます。

会場　　　： 新宿伊勢丹　本館5F＝アートギャラリー
　　　　　　 東京都新宿区新宿3-14-1
日時　　　： 6月17日(水)〜23日(火)　10時〜20時　※最終日 16時30分終了
作家来場日： 6月17日(水)、21日(日)　各日13時〜16時
詳細URL　 ： http://www.isetan.co.jp/icm2/jsp/store/shinjuku/event/0906hans_innemee/index.jsp

会場　　　： 天満屋広島八丁堀店　1階　ザ・プロモーション
　　　　　　 広島市中区胡町5-22
日時　　　： 6月13日(土)〜22日(月)
作家来場日： 6月19日(金)、20日(土)　各日14時〜17時

■ハンス・イヌメ　ファンサイト(日本語)
http://innemee.suiha.co.jp/index.html


【翠波画廊　概要】
会社名　： 株式会社ブリュッケ
設立　　： 1990年5月
代表者　： 代表取締役　高橋 芳郎
所在地　： 東京都中央区京橋3-6-12 正栄ビル1F
業務内容： 絵画の売買、美術展示会企画販売
URL　　 ： http://www.suiha.co.jp/