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KFCR社、GPGPU向けCコンパイラ「Goose」をリリース AMD社ATI Stream SDK、NVIDIA社CUDAに対応

株式会社K&F Computing Research(本社:東京都調布市、代表取締役:福重 俊幸、以下 KFCR社)は、GPU等のSIMD型ハードウェアアクセラレータ向けCコンパイラ「Goose」をリリースしました。

ビデオカードに搭載されたグラフッィクスプロセッサ(GPU)を汎用の数値計算に使用して計算を加速させる技術(GPGPU:General Purpose GPU)が、ここ数年の間に急速に普及してきました。計算対象によってはGPGPUを用いることで計算のコストパフォーマンスを10倍以上向上できることが、ハイパフォーマンスコンピューティング分野の研究によって確認されています。

しかしながら、既存の数値計算プログラムからGPUを使用するためには、各ビデオカードベンダの提供するAPIや独自の記法を用いてプログラムを書き換える必要があります。またGPUを効率的に動作させるためには、GPUのアーキテクチャ、特に演算器とメモリの構成を意識したプログラム記述が必要となります。

GooseはGPUを含む各種アクセラレータのAPIやアーキテクチャをアプリケーションプログラムに対して隠蔽します。そのためPC等の汎用計算機向けにC言語で記述されたプログラムを、ソースコードをほとんど変更することなくアクセラレータ上で動作させられます。現段階ではアクセラレータとしてKFCR社のGRAPE-DR、およびAMD社とNVIDIA社のGPUに対応しています。特にAMD社GPUについては、株式会社エーキューブ(AMD FireStream国内総代理店)の協力のもとで動作テストを行っています。

GooseはあえてC言語の言語仕様を完全にはサポートしない、ドメイン特化型のコンパイラです。SIMD型アクセラレータ上での実行に適した文法記述のみを処理し、それ以外の記述は一般的なCコンパイラへ渡して汎用計算機向けにコンパイルします。この切り分けによって、汎用計算機上で動作する既存のプログラムをアクセラレータへ移植する際に必要となるソースコードの変更を、最小限に抑えることに成功しています。

対象とするC言語記述は、forループによる繰り返し制御構造です。特に2重の入れ子構造を持ったループを効率的に扱えます。SIMD型アクセラレータ上での実行に適した演算の多くは、この形式で記述できます。

標準価格はパーソナルエディション9万9,750円、インスティテューショナルエディション49万8,750円(いずれも税込)。価格には1年間の無償バージョンアップと技術サポートを含みます。またいずれの製品にもコンパイラ本体のソースコード(rubyで記述)が付属します。


■株式会社K&F Computing Research 概要
株式会社K&F Computing Researchは先進的なコンピュータハードウェアおよびソフトウェアの開発を行っている企業です。特にハイパフォーマンスコンピューティング分野(数値計算向けの高速演算回路、高速通信機器、高速アルゴリズム等)の設計開発を得意としています。2006年にはKFCR社製品を用いた天体物理学シミュレーションが、ハイパフォーマンスコンピューティングの世界におけるもっとも権威ある賞の一つであるゴードン・ベル賞の、最終候補に選出されました。

会社名 : 株式会社K&F Computing Research
所在地 : 〒182-0026 東京都調布市小島町1-21-6-407
代表者 : 代表取締役 福重 俊幸
設立  : 2006年3月1日
資本金 : 1,000万円
URL   : http://www.kfcr.jp/
業務内容: 1.コンピュータ、コンピュータソフトウェア、
       コンピュータ周辺機器および電気・電子機器・製品・部品の開発、
       製造、輸出入、販売および保守サービス
      2.コンピュータサイエンス、天文学、物理学に関する研究および
       その支援サービス業務
      3.前各号に附帯する一切の業務
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