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エクイニクス、ソウルに初のIBX(R)データセンター(SL1)を開設、韓国市場に参入

インターコネクション(相互接続)およびデータセンターサービスをグローバルに展開するエクイニクス(Nasdaq:EQIX、日本法人代表取締役 兼 北アジア統括 :古田 敬、以下 エクイニクス)は、韓国初となるIBX(R)(International Business Exchange(TM))データセンター(以下 IBXデータセンター)「SL1」をソウルに開設し、韓国市場に参入することを発表しました。(※1)IBXデータセンターはキャリアニュートラルであり、インターコネクションとコロケーションサービスの提供を通じて、企業のデジタルトランスフォーメーションとクラウド導入を支援します。SL1 IBXデータセンターは、約1,680平方メートル(18,000平方フィート)以上のコロケーションスペースを提供予定です。
第1フェーズのキャパシティは550ラックであり、2019年第3四半期のサービス開始を予定しています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/175521/LL_img_175521_1.jpg
SL1外観画像

(※1) https://www.equinix.com/newsroom/press-releases/pr/123677/Equinix-Expands-its-Global-Footprint-to-South-Korea-with-New-Data-Center-in-Seoul/

韓国は、世界トップ15の経済規模を持つ国の1つです(※2)。多くの業界で高帯域を利用する高度なアプリケーションが活用され、世界で最も活気あるデジタル経済圏の1つを形成しています。ICT(情報通信技術)の取り組みは世界第2位で(※3)、多数のグローバル企業にとって重要な経済圏となっています。ブロードバンド普及率そしてインターコネクション需要が共に高く、インターネットサービスプロバイダー(ISP)はキャリアニュートラルなデータセンターを必要としています。エクイニクスはグルーバル企業の韓国における事業拡大を支えると同時に、韓国の一般企業、サービスプロバイダー、クラウドやコンテンツプロバイダーのPlatform Equinix(R)を通じたデジタルトランスフォーメーションを支援します。
(※2) 出典:IMF、World Economic Outlook Database、2018年4月
(※3) 出典:ICT Development Index 2017

エクイニクスの韓国市場への参入は、2019年3月の5Gネットワークの全国展開とタイミングが一致しています。5Gの導入により、高速、大量、低遅延のデータトランザクションが必要なIoT(Internet of Things)やAI(人工知能)分野等で、次世代サービスの新規開発や既存サービスの変革が期待されます。通信データの圧倒的増加が予測される中、コロケーションやインターコネクションサービスへの企業ニーズに対応するデータセンターの需要はさらに拡大すると予測されます。


■発表の主なポイント
・今回の韓国市場参入は、エクイニクスのグローバルな継続的拡張とアジア太平洋地域におけるリーダーシップポジションを強化する戦略的なものです。SL1 IBXデータセンターの開設により、アジア太平洋地域におけるエクイニクスの事業領域は拡大し、お客様は自社インフラストラクチャーをセキュアに構築し、エコシステム内のパートナー企業にグローバル規模でアクセスして、デジタルエッジでビジネスを拡大できるようになります。

・エクイニクスは、アジア太平洋地域における拠点を有機的に構築・拡張するため、過去3年間で計8億ドル(約900億円)以上を投資してきました。世界24か国、52都市、200拠点にあるエクイニクスのIBXデータセンターはPlatform Equinix(R)を構成し、世界で9,800社を超える先進企業にデータセンターおよびインターコネクションサービスを提供しています。アジア太平洋地域では12都市で40拠点のIBXデータセンターを運営しています。

・SL1 IBXデータセンターは、ソウル市のビジネス中心エリアに近く、デジタルメディアシティとして開発されたサンアム(Sangam)地区にあります。初期キャパシティとして550ラックを提供します。

・エクイニクスは、世界全体で1,800以上のネットワーク、2,900以上のクラウド、IT、システムインテグレーターサービスへのアクセスをお客様に提供しています。ソウルへの拠点拡張により、韓国に拠点を置く企業のニーズに応え、キャリア・ニュートラルな高ネットワーク密度のデータセンターサービスへの需要増加に対応します。

・この拠点拡張により、急速に増加している企業間のプライベートデータ交換(インターコネクション)の需要にも応えます。エクイニクス調査「グローバル インターコネクション インデックス(Global Interconnection Index)」(※4)(2018年9月)によると、アジア太平洋地域のインターコネクション帯域容量(企業間の直接およびプライベートデータ交換容量)は、2017年から2021年の間に年平均成長率(CAGR)51%で増加し、世界全体のインターコネクション帯域容量の27%を占めるようになると予測されています。
(※4)
https://www.equinix.co.jp/global-interconnection-index-gxi-report/?ls=Public%20Relations&lsd=19q1____pr-equinix_pr-newswire_press-release__us-en_AMER_SL1&utm_campaign=us-en__press-release_SL1_pr-equinix&utm_source=&utm_medium=press-release&utm_content=_


・SL1 IBXデータセンターは、高密度なネットワークとエコシステムが必要なグローバル企業および韓国国内企業向けにデザインされています。企業は、Cross Connect、Equinix Connect、Equinix Internet Exchange、Equinix Cloud Exchange Fabric(TM)(ECX Fabric(TM))(※5)をはじめとする幅広い接続オプションを活用し、エンドユーザー、パートナー企業、世界の先進サービスプロバイダーとのセキュアなダイレクト接続を実現します。
(※5)
https://www.equinix.co.jp/services/interconnection-connectivity/cloud-exchange/?ls=Public%20Relations&lsd=18q3_cross-vertical_ECX__pr-equinix_pr-newswire_press-release__us-en_AMER_VMware_on_AWS_Release&utm_campaign=us-en__press-release_VMware_on_AWS_Release_pr-equinix&utm_source=&utm_medium=press-release&utm_content=ECX_


・ECX Fabricのお客様は、エクイニクスのシンプルなポータルサイト上で、単一のポートを利用して、世界各地のエクイニクスのお客様やパートナー企業へダイナミックに接続することができます。これにより世界の広範なネットワークサービスプロバイダー、クラウドおよびITサービスプロバイダーとのセキュアなダイレクト接続が可能となります。


■コメント
・Samsung SDS ヴァイスプレジデントおよびクラウドサービスディレクター キオ・ガン(Kiho Gum)氏
「当社のエクイニクスとのグローバルな協業実績をふまえ、エクイニクスの韓国ソウルへの進出に大きく期待しています。当社も韓国に拠点がある他の企業とともに、アジア太平洋および世界の他の都市と相互接続できるようになることは、全体に大きなポジティブインパクトをもたらします。拡張性も高まり、急激に変動する経済の中で企業ニーズへの対応力を強化できるでしょう」

・IDC Asia-Pacific データセンターおよびエンタープライズインフラストラクチャー担当アソシエートリサーチディレクター グレン・ダンカン(Glen Duncan)氏
「韓国におけるデータセンター開設の発表は、アジア太平洋地域の主要データセンター事業者としてのエクイニクスのリーダーシップ強化を意味します。この事業拡張は、コロケーションとインターコネクションのサービス領域を、戦略的都市とエッジに展開するエクイニクスのグローバルな取り組みの、次の一歩を示しています。新しいデータセンターは、韓国に関心を持つ世界中の顧客だけでなく、韓国の国境を越えてグローバルなデジタルエコシステムとの接続を必要とする国内企業も高い関心を持つでしょう」

・エクイニクス アジア太平洋地域 プレジデント サミュエル・リー(Samuel Lee)
「アジア太平洋地域および世界の企業にとって重要な接続ポイントであり、世界第4位の都市経済を誇るソウルに、当社のグローバルプラットフォームを拡張できることを大変嬉しく思います。これにより、グローバル標準のもとで管理される、キャリア・ニュートラルなIBXデータセンター内で、お客様が自社のインフラストラクチャーをセキュアに構築できます。また、お客様はグローバルなエコシステムのパートナー企業にアクセスできるだけでなく、デジタルエッジでビジネスを拡張できます。当社の世界中のお客様が韓国で事業を拡大させることと共に、韓国企業のお客様がPlatform Equinixを介してデジタルトランスフォーメーションを加速させる為の支援を行ってまいります」

・エクイニクス 北アジア統括 古田 敬(Kei Furuta)
「韓国は、世界で最も革新的であると同時に高い技術力を持つ国のひとつです。韓国では今まさに第4次産業革命が進行しており、多様な業種、企業で急速に進むデジタルトランスフォーメーションは、5G、AIなどの次世代テクノロジーによって支えられ、柔軟性と俊敏性を備えたデータセンターを必要とすると予測しています。韓国で優れた実績を持つクラウドサービスプロバイダーであるSamsung SDSとの協業を通じて、韓国のグローバルレベルで高い技術力および産業のリーダーシップ維持、拡大を支援してまいります」


■関連資料
・エクイニクス韓国[Webサイト](日本語)
https://www.equinix.co.jp/equinix-enters-south-korea/

・SL1 IBXデータセンター技術仕様[Webサイト](英語)
https://www.equinix.co.jp/resources/ibx-tech-specs/sl1/

・Planting the Digital Flag in South Korea[ブログ](英語)
https://blog.equinix.com/?p=19885

・アジア太平洋地域のIBXデータセンター[Webサイト](日本語)
https://www.equinix.co.jp/locations/asia-colocation/asia-data-centers/

・Equinix Cloud Exchange Fabric(ECX Fabric)[Webサイト](日本語)
https://www.equinix.co.jp/services/interconnection-connectivity/cloud-exchange/

・グローバル インターコネクション インデックス[業界レポート](日本語)
https://www.equinix.co.jp/global-interconnection-index-gxi-report/?ls=Public%20Relations&lsd=19q1____pr-equinix_pr-newswire_press-release__us-en_AMER_SL1&utm_campaign=us-en__press-release_SL1_pr-equinix&utm_source=&utm_medium=press-release&utm_content=_

・データセンターの終焉とデジタル・インフラストラクチャの台頭 [Gartnerレポート](日本語)
https://www.equinix.co.jp/resources/analyst-reports/gartner-emerging-digital-infrastructures/


■エクイニクスについて
Equinix, Inc.(Nasdaq:EQIX)は、世界で最も相互接続密度の高いデータセンターにおいて、世界中のトップ企業をそのお客様、従業員、パートナーに接続しています。現在、世界52都市、5大陸にわたって企業が新たな機会を創出し、ビジネス、IT、クラウド戦略を加速するための場所を提供しています。
https://www.equinix.co.jp/


■将来の見通しに関する記述について
本ニュースリリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。
そのような相違を生じさせる要因としては、新規市場への拡張に関連する想定外の費用または問題、IBXセンターの取得、運営および建設上の問題、Equinixのサービスに関する開発、設置、および提供上の問題、既に買収しており、または今後買収する予定の企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、新たに開設ないし取得したデータセンターにおけるお客様からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、キャッシュフロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要お客様とのビジネスにおける損失あるいは減退、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、
これらに限定されません。詳細については、Equinix, Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix, Inc.より入手可能です)。エクイニクスは、このニュースリリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。
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