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工学院大学、世界最薄レベルのアルミ製テーブルで最優秀賞 受賞 〜天板薄く、先端は2mm。国の助成受け、新製法を開発〜

工学院大学(学長:佐藤光史、所在地:東京都新宿区/八王子市)の鈴木 敏彦教授(建築学部建築学科)は、最薄部分がわずか2mmのアルミ製テーブル「ソリッドハニカムテーブル」を開発し、製品開発プロジェクト「Wemake」で最優秀賞を受賞しました。従来品では不可能だった薄さと自由な形状の実現は、国からの助成を受けたことから開発が始まり、展示会出展、意匠登録、コンテスト入賞を経て製品化が決まりました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/223722/LL_img_223722_1.jpg
世界最薄レベルのアルミ製テーブル(真横)
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/223722/LL_img_223722_2.jpg
世界最薄レベルのアルミ製テーブル(斜め横)

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/223722/LL_img_223722_3.jpg
世界最薄レベルのアルミ製テーブル(天板部分)


【本件の概要】
工学院大学の鈴木 敏彦教授(建築学部建築学科)は、アルミ製テーブル「ソリッドハニカムテーブル」を開発しました。天板の縁が2mm、中央部が12mmと大変薄い仕様ながら、軽くて丈夫です。天板の製造方法を工夫し、実現しました。一般的なアルミハニカムパネルは、ハニカムコアを上下からアルミパネルで挟むように接着して作られます。これに対して新製法では、ソリッド材(一枚板状のアルミの固まり)から一体を削り出します。そのため、接着の手間が省け、自由な形状が可能です。
開発は、国の研究機関からの助成を元に始まりました(JST、2016年度研究成果展開事業マッチングプランナープログラム)。その後、JSTイノベーションジャパン大学見本市2017で発表するとともに工学院大学で意匠登録し、今年7月に開催された製品開発プロジェクト「Wemake」で最優秀賞を受賞したことから、同テーブルの製品化の道筋がつきました。工学院大学は、これからも技術開発や産学連携を通して、SDGsの達成に貢献します。


■「ソリッドハニカムテーブル」仕様
製品化対象物
ソリッドハニカムテーブル Solid Honeycomb Table
使用素材
ソリッドハニカムパネル Solid Honeycomb Panel
開発
鈴木 敏彦(工学院大学建築学部建築学科 教授)
意匠登録
済(KGD-00189、KGD-00197)
受賞歴
「Wemake」最優秀賞(主催:コアマシナリー株式会社、株式会社オプテージ)
参考動画
https://youtu.be/dE6Hhb1qc_c
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