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犬も猫も、そして人もーー すべてに生きる権利がある
河川敷や公園に捨てられた犬や猫を引き取り、自らの食事を抜いてまで世話をするホームレスたち。 そんな捨てられた動物たちを無償で診察する女性獣医師。
彼女が見たのは、社会の片隅で肩を寄せ合い生きていく、動物と野宿者が直面する厳しい現実だった。 女性獣医師が動物医療の視点から、社会のひずみを描いた渾身のドキュメンタリー。
手に取れば、そこに広がる「ホームレス」と「しっぽつき家族」のノンフィクション・ストーリー。
《帯コメント》
なかのさんはいつも、 犬や猫と同じ「地上20センチ」の目線で世界を見ている。 そこから見えるこの世は、時に残酷で、時に優しい。 ちっぽけだけど、必死に生きる人と動物の息遣いが聞こえてくる。
ーー雨宮処凛（作家・活動家）

画像 : https://newscast.jp/attachments/pdGfXeENq73swXQc6yqi.jpg
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書誌情報
『野宿に生きる、人と動物』
なかの　まきこ　著
2010年06月12日 発売
四六判／並製　255頁
ISBN：978-4-903186-78-8
定価：1,760円(税込)
発行元：駒草出版（株式会社ダンク 出版事業部）
https://www.komakusa-pub.jp/