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ウィルポートとアパテックモーターズによる物流プラットフォームと次世代EVの融合に向けた協業の検討開始

中堅及び小規模事業者が活用できるラストワンマイル配送プラットフォーム(以下「O.L.P.」)の全国展開を目指すウィルポート株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:藤原 康則、以下「ウィルポート」)と、世界トップクラスの実績を持つ中国上海汽車グループのEV車の日本展開の準備を進めており、2023年春の日本発売を目指して活動中のアパテックモーターズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:孫 峰、以下「アパテックモーターズ」)は、O.L.P.を活用した普及型の商用軽EV車及び軽乗用EV車の供給について、2022年10月28日付で協業の検討を開始したことをお知らせいたします。


■物流業界を取り巻く環境と展望
ラストワンマイル領域において、宅配便取扱量は直近の10年間で約12億個増加しており、2035年には年間88億個に達するとの予測が発表されております。一方で、ラストワンマイル領域における運び手不足は解消されておらず、ドライバーひとりあたりが担う荷物は増加しています。2024年には自動車運転業務の労働上限時間制限により運び手不足がさらに困難になる、いわゆる「2024年問題」への対応も迫っており、『荷物が当たり前に届く』という物流の根底が崩れる危機が迫っています。また、昨今のSDGsの取り組みからラストワンマイルのEVシフトへの期待も高まっています。
一方、「規制改革実施計画」(令和4年6月7日閣議決定)において、貨物軽自動車運送事業で使用できる軽貨物車に加え、軽乗用車の使用が可能になることから、主婦や学生などフルタイムのプロドライバー以外のラストワンマイルの担い手が増えていくことが予想されます。
また、ウクライナ侵攻に端を発した世界的な経済の失速や急速に進む円安、ガソリンの高騰など、物流業界におけるコスト高も大きな問題となっています。


■本提携の狙い
そのような状況の中で、ウィルポートとアパテックモーターズは、海外で実績のある圧倒的低コストのEV車をO.L.P.上でサブスクやリースで提供する検討を始めました。両社の協業により、ウィルポートが2027年までにプロドライバーの3万台以上の登録を目指すO.L.P.で、アパテックモーターズの魅力あるEV車が利用できる環境が進むことを期待しています。
同時に、O.L.P.上で低価格のEV車をサブスクやリースといった形で提供することにより、主婦や学生などこれまでのプロドライバー以外の方がラストワンマイル事業に参入できる環境が整うことで、恒常的なドライバー不足に加え2024年問題の解決に大いに貢献できるのではないかと考えています。

ウィルポートとアパテックモーターズは今後、2023年度中に業務提携の基本合意を締結することを目指して、詳細協議をすすめてまいります。


【会社概要】
■アパテックモーターズ株式会社
本社 : 東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル 10F
設立 : 2022年5月
代表者 : 代表取締役社長 孫 峰
事業内容: EV車の企画、デザイン、開発、製造、販売に関する事業
EV車のための充電ステーションの整備事業
EV車バッテリーリサイクル事業
URL : https://apatech-motors.com/

■ウィルポート株式会社
本社 : 東京都中央区勝どき2-18-1-204
設立 : 2015年6月22日
業務内容: 生活支援物流事業
受託物流事業
宅配BOX事業
URL : https://www.willport.co.jp
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