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日米大手セキュリティ企業3社と連携し、標的型攻撃に対する通信遮断機能を大幅強化

 NTTコミュニケーションズ株式会社(略称:NTT Com)は、日米大手セキュリティ企業であるパロアルトネットワークス社(*1)・ブルーコートシステムズ社(*2)・デジタルアーツ社(*3)のセキュリティ機器と連携することにより、未知のマルウェア(ウイルス)を検出する「WideAngleマネージドセキュリティサービス リアルタイムマルウェア検知(RTMD)」の通信遮断機能を大幅に強化し、2015年7月18日より提供開始します。
 今回の機能強化により、お客さまは、完全に防ぐことが困難であった標的型メールなどの攻撃に用いられる未知のマルウェアの侵入検知に加えて、マルウェア感染端末と外部攻撃者間の通信を迅速に遮断し、重要情報の漏洩リスクを大幅に低減できます。


1.背景
 標的型攻撃などのサイバー攻撃において、攻撃者側は新種のマルウェアをターゲットとなる企業や組織に送り込み、PC端末などのエンドポイント(ネットワークに接続されたPCやサーバなど)へ感染させます。その後、マルウェア感染端末を遠隔操作し、重要情報を外部へ送信させて窃取します。これに対して、企業側も、機密情報や顧客情報を守るため、標的型メールへの対応訓練などにより、エンドポイントにおけるマルウェア感染防止対策を行うケースが増えていますが、依然として、完全な感染防止は困難な状況です。つまり、エンドポイントにおけるマルウェア感染を防ぐことは不可能という前提で、未知のマルウェアの侵入検知や情報流出経路となる外部との通信を迅速に遮断する対策が必要となってきています。

 一方、NTT Comでは、2012年7月に未知のマルウェアの侵入を検知する「WideAngleマネージドセキュリティサービス リアルタイムマルウェア検知(RTMD)」を提供開始して以来、金融業界や中央省庁を中心に数十社で導入して頂き、さらに一部のお客さまには、通信遮断機能も先行導入して頂いておりました。また、2015年6月から、NTT Comは、米大手サイバーセキュリティ企業FireEye社(*4)との戦略的パートナーシップにより、エンドポイントも含めた、お客さまICT環境における未知の脅威並びにマルウェア対策サービスの提供も開始しています。


2.概要
 今回、NTT Comは、「WideAngleマネージドセキュリティサービス リアルタイムマルウェア検知(RTMD)」において、エンドポイントでの防御対策に加えて、日米大手セキュリティ企業であるパロアルトネットワークス社・ブルーコートシステムズ社・デジタルアーツ社のセキュリティ機器などと連携し、情報漏洩を行う外部通信の迅速かつ高精度な遮断を実現します。これにより、情報漏洩リスクの低減や正常な通信の遮断による利便性低下の回避が実現可能です。

【サービス提供イメージ】
https://www.atpress.ne.jp/releases/67681/img_67681_1.jpg

(1) 迅速な通信遮断
 パロアルトネットワークス社エンタープライズセキュリティプラットフォームの次世代ファイアウォールと連携し、マルウェアの疑いのあるプログラムの外部向け通信を平均8分(最大15分以内)で自動遮断します。また、多くの企業で採用されているブルーコートシステムズ社製のプロキシサーバ、並びにオープンソースであり同じく多用されているSquidによるプロキシサーバとも連携し、自動遮断します(平均10分、最大20分)。さらに、日本のお客さまに多く採用されているデジタルアーツ社製Webフィルタリング製品(i-FILTER)への対応も可能となり、より多くの顧客のICT環境において防御機能を実現します。


(2) 高精度な通信遮断
 自動遮断開始と並行して、2時間以内に、外部の通信先が真の攻撃者か否かの真偽判定・分析をセキュリティアナリストが行い、真の攻撃者であるという結果が出た場合、完全遮断へ移行、問題がなければ遮断解除を行います。


3.提供価格
 「WideAngleマネージドセキュリティサービス リアルタイムマルウェア検知(RTMD)」の個別オプションとして提供します。価格は個別見積もりとさせて頂きます。
 なお、2015年9月に、標準オプションとして提供予定です。


4.提供範囲および提供開始日
 日本および海外にて、2015年7月18日より提供開始予定


5.今後の予定
 NTT Comグループの保有するハニーポットや、国内外数百社以上のお客さま企業に対する「WideAngleマネージドセキュリティサービス」などの提供実績を通じて収集・蓄積された攻撃者情報を活用し、検知・防御能力の継続的な向上に努めます。


【関連リンク】
2015年3月12日付ニュースリリース:
米大手サイバーセキュリティ企業FireEyeと協業し、エンドポイントにおけるリアルタイムマルウェア検知を実現
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20150312.html


*1 パロアルトネットワークス社は、米国に本社を持ち、サイバー攻撃から数多くの企業、行政機関、プロバイダのネットワークを守るサイバーセキュリティのリーディングカンパニーです。同社の提供するセキュリティ・プラットフォームは、変化の激しい今日のIT業界で重要となるアプリケーションやユーザー、コンテンツを基にセキュリティの保護を行い、お客さまのビジネス展開をサポートします。

*2 ブルーコート社はWebセキュリティ、高度な脅威防御、暗号化トラフィック管理、インシデント対応、フォレンジックまでを幅広く網羅し、最新の高度な脅威に対応する包括的なセキュリティソリューションを提供しています。ブルーコート全製品と連携する世界最大級の強固なクラウド型セキュリティインテリジェンスを特長とし、オンプレミスおよびクラウド型ソリューションを自由に組み合わせられるハイブリッド型の防御基盤を提供しています。Fortune Global 500掲載企業の86%(うち日本国内企業は96%)を含む、世界中の15,000ものお客さまから、日本をはじめ世界中の大手企業の多くに採用され、世界的リーダーとして高い支持を得ています。

*3 デジタルアーツ社は、フィルタリング技術を核に、製品の企画・開発・販売・サポートまでを一貫して行う情報セキュリティ企業です。「i-FILTER」は国産初のWebフィルタリングソフトとして業界最大級のデータベースと、世界27の国と地域で特許を取得したフィルタリングテクノロジー「ZBRAIN」により、業務中の閲覧が不適切なWebサイトを高い精度で遮断するほか、Webメールの利用や掲示板の書き込みなどといった、Web経由の情報漏洩を防ぐとともに、その内容を記録・確認・保存することが可能なソリューションです。

*4 FireEye社は、独自の仮想実行環境(MVXエンジン)を搭載しネットワークからエンドポイントまで複数経路から侵入したマルウェアの感染を検知および分析できる米大手サイバーセキュリティ企業です。MVXエンジン(Multi-Vector Virtual Execution)は高度なマルウェアをリアルタイムで動的に解析するFireEyeプラットフォームの核となる特許技術です。FireEyeのソリューションは、世界67カ国以上の2,700を超える組織にて導入されており、Fortune Global 500企業の157社以上で利用されています。


*記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
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