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マザーズ指数は続落、フィンテック関連など急伸も資金の逃げ足早く

マザーズ市況
 本日のマザーズ市場は、日経平均の上昇に連れて買いが先行したものの、引き続き資金の逃げ足が速く上値の重い展開だった。このところ強い値動きが続いていた銘柄の一角では、上げ一服とともに急速に値を消す動きも見られた。個別材料株のほか、フィンテック関連や越境EC関連などのテーマ株にも物色が向かったが、上昇は持続力に乏しかった。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1751.68億円。騰落数は、値上がり99銘柄、値下がり113銘柄、変わらず13銘柄となった。
 個別では、SOSEI<4565>が引けにかけて売られたほか、アカツキ<3932>、JIG−SAW<3914>、DMP<3652>、サイバダイン<7779>、ミクシィ<2121>などが軟調。直近で株価が大きく上昇していたアキュセラ<4589>は、後場に入り一転してストップ安まで急落。また、信用規制の解除されたブランジスタ<6176>も10%を超える下げとなった。一方、新株予約権発行による資金調達を発表したグリーンペプタイド<4594>は売りが先行したものの強い切り返しを見せた。オンコリスバイ<4588>、モルフォ<3653>、リタリコ<6187>なども堅調。エムスリー<2413>との資本業務提携が好感されたHMT<6090>に加え、エクストリーム<6033>がストップ高。改正資金決済法などの成立でフィンテック関連に買いが向かい、セレス<3696>は一時ストップ高、その他インフォテリア<3853>などが急伸する場面があった。越境EC関連ではHamee<3134>が10%高となり、テーマ性の高さでオークファン<3674>も買われた。

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