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マザーズ指数は切り返す、重要イベント通過で押し目買い意欲強まる

マザーズ市況
 本日のマザーズ市場では、引き続き重要イベントを控えてポジション整理の動きが先行する格好となった。後場に入って、日本銀行・金融政策決定会合の結果が発表され、一時は乱高下となったものの、その後は日経平均の下げ渋りも加わって、引けにかけて切り返していく展開となった。イベントを通過したことで、手掛けやすさが強まったことから、個人投資家の資金が出遅れ感の強い新興市場に向かう形になったものとみられる。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で676.41億円。騰落数は、値上がり130銘柄、値下がり95銘柄、変わらず6銘柄となった。
 個別では、SOSEI<4565>、サイバーダイン<7779>、ミクシィ<2121>などの時価総額上位銘柄は小動きにとどまった。一方、BEENOS<3328>は東証が連結子会社のデファクトスタンダード<3545>のマザーズ上場を承認したことで大幅高。フリークアウト<6094>は業績予想の上方修正や株式分割の実施が好感される。JIG−SAW<3914>やUNITED<2497>なども大幅高。半面、エナリス<6079>は東証が監理銘柄(審査中)に指定したことを嫌気してストップ安と急落。前日に新規上場、順調なスタートを切ったリファインバス<6531>も利益確定売りに急落となった。じげん<3679>、モブキャス<3664>、インスペック<6656>なども売り優勢に。

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