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マザーズ指数は4日ぶり反落、幅広い銘柄に売りが優勢、直近IPO銘柄は明暗分ける

マザーズ市況
 本日のマザーズ市場は、米国株安などを背景に日経平均が大幅安スタートとなる中、リスク回避目的の手仕舞い売りが優勢となった。週末要因も手伝って、終始戻りの鈍さが意識される格好となっている。直近IPO銘柄の一角などで活発な物色も見られたが、SOSEI<4565>やサイバーダイン<7779>などの主力株をはじめ、幅広い銘柄に売りが優勢となった。なお、マザーズ指数は4日ぶりに反落、売買代金は概算で888.70億円。騰落数は、値上がり75銘柄、値下がり146銘柄、変わらず8銘柄となった。
 個別では、直近IPO銘柄のチェンジ<3962>が連日の急伸、シルバーエッグ<3961>も売買代金トップで続伸と賑わう展開になっている。ブランジスタ<6176>は「神の手」第10弾企画の発表が材料視されて人気化。監理銘柄(審査中)の指定解除を受けているリアルコム<3856>は連日のストップ高比例配分。CANBAS<4575>は米学会での抗癌剤候補化合物のポスター発表実施で、ラクス<3923>は上期予想の上方修正を発表でそれぞれ買われる。一方、リファインバス<6531>が大幅続落となったほか、前日に上場したシンクロフード<3963>も大きく売り込まれた。モブキャス<3664>、エナリス<6079>は反落で、OTS<4564>は続落。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したGファクトリー<3474>は公開価格を54%上回る初値をつけたが、その後は伸び悩む展開になっている。

<KS>

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