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マザーズ指数は大幅続落、IPOメルカリに資金集中で好発進

マザーズ市況
 本日のマザーズ市場では、フリーマーケットアプリを運営するメルカリ<4385>が新規上場し、前評判どおりの高い人気となった。ただ、メルカリに資金が集中する格好となったほか、米中貿易摩擦への懸念から日経平均が弱含むとともにリスク回避の売りも出て、マザーズ指数は一時3%を超える下落となった。なお、マザーズ指数は大幅続落、売買代金は概算で2914.96億円。騰落数は、値上がり28銘柄、値下がり220銘柄、変わらず2銘柄となった。
 個別では、メルカリの株主であるUNITED<2497>やバイオ株のサンバイオ<4592>が大きく売られ、その他もミクシィ<2121>、ビープラッツ<4381>、SOSEI<4565>、メタップス<6172>など全般軟調。ラクスル<4384>やAMI<3773>は小安い。また、NPC<6255>は利益確定売りがかさんで大幅続落し、マザーズ下落率トップとなった。一方、売買代金上位ではALBERT<3906>が逆行高となり、シェアリングT<3989>やグレイス<6541>は堅調ぶりが目立った。グレイスは本則市場への変更予備申請を行ったと発表している。レントラックス<6045>やアンビション<3300>もリリースを受けて買われた。また、臨床試験の結果がポジティブ視された窪田製薬HD<4596>はストップ高水準で本日の取引を終えた。
 なお、メルカリは公開価格を約67%上回る初値を付け、その後ストップ高水準まで買われる場面があった。


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