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先物やソフトバンク睨みながら抵抗突破を見極め

ランチタイムコメント
 日経平均は大幅に反発。225.01円高の14267.18円(出来高概算10億1000万株)で前場の取引を終えた。欧米市場の上昇を背景に反発で始まった。買い一巡後はやや上げ幅を縮めるなか、中国の経済指標の発表をキッカケに急動意をみせている。10時45分に発表された中国の5月のHSBC製造業PMIは49.7と市場予想(48.3)を上回った。先物市場では14150円辺りから一気に14200円を回復すると、その後も上げ幅を広げており、現物の前引け時点では14300円まで上げ幅を広げた。
 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1400を超えており、全体の8割弱を占めている。セクターでは、前日に上げが目立っていた鉱業が一服、原発再稼働が後退したことで、電力ガスが小安い。その他は全般堅調であり、証券の上昇率が3%を超えたほか、パルプ紙、保険、輸送用機器の上昇率は2%を超えている。
 日経平均は上げ幅を広げ、25日線を捉えてきている。一目均衡表では転換線、基準線を捉えている。自律反発の域ではあるが、売り込まれていた銘柄などへは短期的なリバウンドを意識した資金が向かいやすそうである。また、先物主導によるインデックス資金による影響が大きく、深追いは禁物だろうが、とりわけ指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>が強含みに推移しており、安心感につながろう。
 一方、日経平均は4月21日の戻り高値からの調整トレンドのレンジ上限に位置している。どちらかというと、リバウンドを試す形にみえつつも、戻り待ちの売り仕掛け的な流れが優勢のように感じられる。まずは、先物などの抵抗線突破を見極めたいところである。(村瀬智一)

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