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政策関連のテーマ銘柄に関心が集まりやすい

ランチタイムコメント
 日経平均は反落。62.37円安の15550.88円(出来高概算9億2000万株)で前場の取引を終えた。ドラギECB総裁の発言を受けた追加緩和期待で、25日の欧米市場が堅調推移となった流れが安心感につながる一方、シカゴ先物の反応薄の状況もあり、やや利食い先行で始まった。指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>、ファナック<6954>などが小安く始まっており、日経平均の重しとなっている。
 その後も為替市場では円相場が1ドル103円85銭辺りと104円を割り込んできており、利益確定の流れが広がる格好に。セクターでは寄り付き段階では3分の2が上昇していたが、前引けでは建設、鉱業、証券、パルプ紙、医薬品、卸売、ガラス土石など、上昇は7セクターに減っている。規模別指数では小型株指数のみがプラス。東証1部の騰落銘柄は、若干値下がり数が上回っている。その中で、中小型株物色などは活発であり、マザーズ指数はプラス圏での推移だった。
 日経平均は想定内のこう着といったところだが、円相場は1ドル104円を割り込んできており、手掛けづらさはありそうだ。また、サイバーダイン<7779>が下げに転じてきているが、中小型の主力処が弱含みとなると、材料株物色についても神経質にさせよう。とはいえ、建設株が強い値動きをみせているほか、ミクシィ<2121>がプラス圏での推移。また、ゲーム株については、本日はDENA<2432>に値幅取りの資金がシフトしており、循環的な物色は続いている。
 やや絞りづらい面はありそうだが、9月の内閣改造を控え、引き続き政策関連のテーマ銘柄に関心が集まりやすいとみておきたい。ロシアのプーチン大統領とウクライナのポロシェンコ大統領、それにEUの代表らの首脳会談を控えている。地政学リスクへの警戒などから日経平均はこう着が続くだろう。それ故に、材料株への物色が中心になりやすく、次の柱として期待されているサイバーダイン辺りには、プラス圏に浮上してもらいたいところであろう。(村瀬智一)

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