安倍首相・黒田総裁の会談内容を見極めたいところ
[14/09/11]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は続伸。75.66円高の15864.44円(出来高概算11億2000万株)で前場の取引を終えた。10日の米国市場は値ごろ感からの買いが先行し、ダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円高の15930円となり、これにサヤ寄せする格好からのギャップ・アップから始まった。ただし、先物オプションSQを明日12日に控える中で商いは膨らみづらく、寄り付き後に15905.03円を付けた後は、50円程度での狭いレンジ取引に。
東証1部の騰落銘柄は高安まちまち。規模別指数では大型、中型が上昇する半面、小型株指数がマイナス圏で推移している。セクターでは、保険、電力ガス、情報通信、海運、輸送用機器、銀行、医薬品、その他金融、ゴム製品などが堅調。一方で、建設、空運、陸運、倉庫運輸、食料品、小売、水産農林などが冴えない。指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>が日経平均をけん引する格好に。
日経平均はギャップ・アップで始まった後は、こう着感の強い相場展開となっている。さすがに先物オプションSQを控えているため、手掛けづらい状況である。また、円相場は1ドル106円75銭辺りでの推移だが、朝方からは若干円高に振れていることも手掛けづらくさせている。そのほか、消費税率10%への引き上げ判断を年末に控え、11日、安倍首相と日銀の黒田総裁が、およそ5カ月ぶりに会談する。追加緩和期待が再燃するなか、会談内容を見極めたいとする模様眺めムードも強そうである。
物色としては指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>に引き続き資金が向かいやすい。また、ミクシィ<2121>が久しぶりに強い値動きをみせており、コロプラ<3668>など他のゲーム株への波及も期待されるところ。(村瀬智一)
<FA>
東証1部の騰落銘柄は高安まちまち。規模別指数では大型、中型が上昇する半面、小型株指数がマイナス圏で推移している。セクターでは、保険、電力ガス、情報通信、海運、輸送用機器、銀行、医薬品、その他金融、ゴム製品などが堅調。一方で、建設、空運、陸運、倉庫運輸、食料品、小売、水産農林などが冴えない。指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>、ファーストリテ<9983>が日経平均をけん引する格好に。
日経平均はギャップ・アップで始まった後は、こう着感の強い相場展開となっている。さすがに先物オプションSQを控えているため、手掛けづらい状況である。また、円相場は1ドル106円75銭辺りでの推移だが、朝方からは若干円高に振れていることも手掛けづらくさせている。そのほか、消費税率10%への引き上げ判断を年末に控え、11日、安倍首相と日銀の黒田総裁が、およそ5カ月ぶりに会談する。追加緩和期待が再燃するなか、会談内容を見極めたいとする模様眺めムードも強そうである。
物色としては指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>に引き続き資金が向かいやすい。また、ミクシィ<2121>が久しぶりに強い値動きをみせており、コロプラ<3668>など他のゲーム株への波及も期待されるところ。(村瀬智一)
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