カジノ関連や国慶節を手掛かりにした消費関連へ
[14/09/29]
提供元:株式会社フィスコ
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ランチタイムコメント
日経平均は反発。70.08円高の16299.94円(出来高概算9億5000万株)で前場の取引を終えた。26日の米国市場は、4-6月期GDP改定値が上方修正されたことが好感され、NYダウ、ナスダックともに上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の16365円となり、これにサヤ寄せする格好でのスタートとなった。
しかし、買い一巡後はこう着感の強い展開となり、日経平均は寄り付き直後につけた16344.32円を高値に上げ幅を縮めており、16300円を挟んでの攻防に。ソフトバンク<9984>やファナック<6954>などがマイナス圏で推移していることが上値の重しに。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、保険、機械、建設、食料品、電気機器、金属がしっかり。半面、石油石炭、パルプ紙、銀行、ガラス土石などが小安い。
日経平均は買い先行で始まった後は上げ幅を縮めているが、5日線レベルでの底堅さが意識される。ソフトバンク<9984>やファナック<6954>など指数インパクトの大きい値がさの一角がマイナス圏で推移しており、日経平均の重しとなっている。また、ミクシィ<2121>、コロプラ<3668>などゲーム株の一角も利食い優勢となっているため、方向感が掴みづらい状況でもある。
一方でラオックス<8202>など、小売関連の一角への物色が散見される。中国は10月1日の国慶節(建国記念日)から7日間の大型連休に入ることで、百貨店や家電量販店のほか、ドラッグストアなど、幅広い小売・サービス企業への波及が見込まれている。そのほか、カジノを中心とした「統合型リゾート(IR)推進法案」(カジノ法案)が成立する公算が大きいとみられており、カジノ関連の一角への物色がみられている。(村瀬智一)
<FA>
しかし、買い一巡後はこう着感の強い展開となり、日経平均は寄り付き直後につけた16344.32円を高値に上げ幅を縮めており、16300円を挟んでの攻防に。ソフトバンク<9984>やファナック<6954>などがマイナス圏で推移していることが上値の重しに。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、保険、機械、建設、食料品、電気機器、金属がしっかり。半面、石油石炭、パルプ紙、銀行、ガラス土石などが小安い。
日経平均は買い先行で始まった後は上げ幅を縮めているが、5日線レベルでの底堅さが意識される。ソフトバンク<9984>やファナック<6954>など指数インパクトの大きい値がさの一角がマイナス圏で推移しており、日経平均の重しとなっている。また、ミクシィ<2121>、コロプラ<3668>などゲーム株の一角も利食い優勢となっているため、方向感が掴みづらい状況でもある。
一方でラオックス<8202>など、小売関連の一角への物色が散見される。中国は10月1日の国慶節(建国記念日)から7日間の大型連休に入ることで、百貨店や家電量販店のほか、ドラッグストアなど、幅広い小売・サービス企業への波及が見込まれている。そのほか、カジノを中心とした「統合型リゾート(IR)推進法案」(カジノ法案)が成立する公算が大きいとみられており、カジノ関連の一角への物色がみられている。(村瀬智一)
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