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ギリシャ警戒も内需系や中小型株など冷静な対応で資金シフト

ランチタイムコメント
 日経平均は続伸。161.07円高の20335.31円(出来高概算10億2000万株)で前場の取引を終えている。ギリシャ債務問題を巡るユーロ圏緊急首脳会議を控え、小幅に下落して始まった。しかし、寄り付き後早い段階でプラス圏を回復すると、その後もじり高基調が続いた。
 セクターでは保険、銀行が2%を超える上昇となったほか、医薬品、水産農林、空運、建設などが1%を超える上昇。一方で、ガラス土石、卸売、パルプ紙、石油石炭、金属、ゴムなどが小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。
 売買代金上位では、メガバンク3行のほか、ソフトバンク<9984>、トヨタ自<7203>、FFRI<3692>、ファーストリテ<9983>、ミクシィ<2121>、クルーズ<2138>、東京海上<8766>などが堅調。半面、ファナック<6954>、村田製<6981>が利食いに押されている。

 寄り付き後はこう着感の強い相場展開を想定していたが、予想以上に強い動きをみせている。日経平均は寄り付きの早い段階で5日線をクリアすると、その後は25日線レベルまでのリバウンドをみせている。ギリシャ債務問題を巡るユーロ圏緊急首脳会合を控えているが、楽観視するわけではないが、売り方の買戻しなども入っていると考えられる。
 また、セクターをみると保険、銀行が高く、その他はやや内需系にシフトしているように映る。ギリシャのデフォルトを警戒しつつ、リスク回避的に内需へのシフトといったところか。また、インデックスに絡んだ売買で日経平均が強含みとなっているが、それでも完全に主力処にシフトしている訳ではなく、新興市場の中小型株への物色も活発である。ギリシャ問題に対して警戒しつつも、冷静な対応で資金を振り向けているようだ。(村瀬智一)

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