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日経平均は反発、後場一段高となり200円超の上昇に

相場概況
日経平均は反発。ドル・円が円安方向に振れたことなどから、日経平均は買い先行でスタートし、その後も上げ幅を拡大する展開となった。石油輸出国機構(OPEC)の減産見送りで原油価格が大幅に下落したことから、空運株や海運株など原油安のメリットを享受する銘柄が物色された。

大引けの日経平均は前日比211.35円高の17459.85円となった。東証1部の売買高は23億2909万株、売買代金は2兆2815億円だった。業種別では、空運業、海運業、ゴム製品が上昇率上位だった。一方、下落したのは鉱業、石油・石炭製品、パルプ・紙の3業種のみだった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ホンダ<7267>、富士重<7270>、東芝<6502>などの売買代金上位銘柄は全般堅調。空運株はANA<9202>が7%高、JAL<9201>が5%高となった。また、海運株では川崎汽<9107>が7%近い上昇に。その他、ソニー<6758>、ケネディクス<4321>、ダイキン<6367>などの上げも目立った。一方、前日大幅高となったマーベラス<7844>が反落したほか、三井物産<8031>、NTT<9432>なども軟調。また、国際帝石<1605>が7%近い下げで東証1部下落率首位となり、ソフトブレーン<4779>、千代化建<6366>も上位に。

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