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日経平均は反落、連日の昨年来高値更新による過熱感で上値重く

相場概況
日経平均は反落。欧州連合(EU)によるギリシャ改革案承認などが好感され、24日のNYダウは過去最高値を更新。日経平均も買い先行でスタートした。寄り付き後には、連日の昨年来高値更新による短期的な過熱感などからマイナス転換する場面もあったが、年金資金とみられる買い観測を受けた先高期待の強さもあり、前場には再度プラス圏に切り返し一時18648.77円(前日比45.29円高)まで上昇した。ただ、その後は上値の重い展開が続き、大引けにかけて再びマイナス圏に沈み取引を終えた。

大引けの日経平均は前日比18.28円安の18585.20円となった。東証1部の売買高は22億1285万株、売買代金は2兆4396億円だった。業種別では、空運業、陸運業、ガラス・土石製品が下落率上位だった。一方、鉱業、パルプ・紙、石油・石炭製品が上昇率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、日立<6501>、ファーストリテ<9983>、野村<8604>、ブリヂス<5108>などが軟調。JR東海<9022>が3%超の下落となったほか、KDDI<9433>、ユーグレナ<2931>、JAL<9201>の下げも目立った。また、スカイマーク<9204>、東洋建<1890>、エーアイテイー<9381>などが東証1部下落率上位となった。一方、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ソニー<6758>、マツダ<7261>、JT<2914>などが堅調。ソフトバンク<9984>が3%近い上昇で指数を下支えした。株式分割等を発表したOLC<4661>は5%超の上昇。また、タカラレーベン<8897>、アインファーマ<9627>、シークス<7613>などが東証1部上昇率上位となった。

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